THE BAWDIES、灼熱の男&女祭りで全県ツアー開始

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THE BAWDIESの全国ツアー「1-2-3 TOUR 2013」が2月2、3日の京都・京都磔磔公演からスタートした。ナタリーではこの2公演のレポートと、ライブ終了直後のメンバーからのコメントをお届けする。

2月2日の女性限定ライブ「Sweet Black Girl」の様子。(撮影:橋本塁)

2月2日の女性限定ライブ「Sweet Black Girl」の様子。(撮影:橋本塁)

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2月3日の男性限定ライブ「I'm A Man」の様子。(撮影:橋本塁)

2月3日の男性限定ライブ「I'm A Man」の様子。(撮影:橋本塁)

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2月3日の男性限定ライブ「I'm A Man」の様子。(撮影:橋本塁)

2月3日の男性限定ライブ「I'm A Man」の様子。(撮影:橋本塁)

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2月2日の女性限定ライブ「Sweet Black Girl」の様子。(撮影:橋本塁)

2月2日の女性限定ライブ「Sweet Black Girl」の様子。(撮影:橋本塁)

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今回のツアーは47都道府県を回る、バンド史上最大規模となるもの。6月16日の神奈川・横浜アリーナや28日の大阪・大阪城ホールまで全59公演が予定されている。このうちツアー初日は「Sweet Black Girl」と題した女性限定ライブ、翌3日は「I'm A Man」と銘打った男性限定ライブとして行われた。

2013年2月2日(土)女性限定ライブ「Sweet Black Girl」

初日の女性限定ライブ「Sweet Black Girl」では黄色い歓声がフロアに鳴り響く中、THE BAWDIESは会場後方からフロアを抜けてステージに登場。4人が向き合ってアイコンタクトを取ったあとに、勢いよくライブをスタートさせた。ステージ上のメンバーはツアー初日ということもあり、若干緊張した表情を見せる瞬間もあったが、女性のみで埋め尽くされた会場を見渡しうれしそうな笑顔を見せた。

ライブ序盤からバンドは新作「1-2-3」収録曲を立て続けに演奏。曲の合間ではROY(Vo, B)は「サイコーです!」と何度も語り、TAXMAN(G, Vo)は「正直、目のやり場に困ってます(笑)」と言って客席を沸かせた。ライブ後半からはおなじみのヒットシングルや人気ナンバーを矢継ぎ早にプレイしていく。途中、歌が入るタイミングを間違ってMARCY(Dr)がドラムを叩き続ける初日ならではのハプニングも発生。しばしのMCを挟んだあと、逆にこのハプニングで勢いづいたTHE BAWDIESは、エンディングまで息をつかせぬほどの熱いプレイで観客を沸かせる。そしてアンコールを披露し終えると、汗だくながらも最高の笑顔を見せながらステージを降りた。

ツアー初日を終えたROYは、「ステージ上でも言ったんですけど、『1-2-3』はすごく新鮮な気持ちで作ったアルバムなんで、それこそ1stアルバムを出したあとみたいな初々しいライブだったかなって。お客さんもみんなすごくいい笑顔だったんで、最高のスタートを切れたんじゃないかなって思います」とコメント。MARCYはドラムソロ後のハプニングについて触れつつ、「ちょっとやってしまいました……すみませんでした! でも楽しかったです。今日はいい意味での荒っぽさもありつつ、ライブの楽しさってものを再確認できたツアー1本目でした」と率直な感想を口にした。

またTAXMANは「全県ツアーの1本目、いい緊張感を保ちつつスタートを切れたなっていうのはあるんですけど、まだまだ課題も多くて。でもミスすらも1つの味じゃないですけど、磔磔の雰囲気と合わせて楽しめました。僕たち、東京以外で初めてライブをやったが京都だったので、全県ツアーの1発目を京都でやれることにすごくやりがいを感じてたし、長いツアーのいい弾みになったかなと思います」と発言。最後にJIM(G)が「楽しかったです。あと女性とひとえに言えど、いろんなタイプの女性がいるんだなって今日は強く実感しました。ありがとうございました!」と言って、59本におよぶロングツアーの初日を終えた。

2013年2月3日(日)男性限定ライブ「I'm A Man」

2日目の「I'm A Man」は前日とは打って変わって、男性のみで会場が埋め尽くされる中メンバーが登場。演奏がスタートする前から観客の「オイ! オイ!」という野太いコールが鳴り響き、初日公演との違いを見せつけた。またこの日はオープニングから観客のクラウドサーフが続出。観客は荒々しいながらも一体感を感じさせる盛り上がりで、バンドの熱演に応えた。

MCではJIMが「しっかし、くっせーなお前ら!」と叫ぶと、会場内には喜びの歓声が鳴り響く。ROYは「みんなマジサイコー!」と絶叫し、ニューアルバム「1-2-3」のナンバーを次々と歌唱していった。この日は初日を終えてやや緊張感のほぐれたメンバーからの煽りもあってか、前日以上に観客の大合唱を終始耳にすることができた。

アンコールではROYが客席に向けて「何もギターを弾くこと、歌を歌うことだけがロックンロールじゃなくて、みんなが楽しかったら楽しいって叫ぶこともロックンロールなんです!」と語りかけると、フロアからは盛大な拍手が鳴り響く。そしてパワフルなロックンロールを立て続けに演奏して、ツアー序盤の京都2公演を無事に終了させた。

2日目終了後、MARCYは開口一番に「いやあ、臭かったですね(笑)」とコメント。続けて「でもそれだけ始まる前から興奮してくれて、楽しみにしててくれた方々がたくさんいたから、あの熱気というか。ライブが始まる前から湿気で水滴ができてたし、そこで男子ってやっぱりすごいんだなって改めて思いました」と、男性限定ライブの感想を語った。

そしてTAXMANは「自分の想像以上でした(笑)。ただ下北沢SHELTERのとき(2011年5月15日の男性限定ライブ『I'm A Man』)もそうだったんですけど、あの一体感は男ならではのものだと思います。お客さん全員男っていうのはやっぱりすごかったですね」、JIMは「男の子って意外に前に突っ込んできても絶対にギターは触んないの。『ここで俺がネックを掴んだら演奏が止まる』って考えが本能的にあるのが男の子なのかな。ユナイトする力っていうか、そういうのは強く感じましたね」とそれぞれライブの感想を吐露。ROYは「演奏がどうとかそういうことじゃなくて、みんなが本当に楽しく感じる、みんなが前に進む、みんなが拳を上げてくれる、それがいいライブなんだなって再確認できました。昨日も今日も逆に背中を押してもらったシーンもありましたし、本当に楽しい2日間でした。残り57本、よろしくお願いします!」と力強く宣言し、会場をあとにした。

なお現在THE BAWDIESのオフィシャルサイトではツアー終盤7公演のチケット特別先行予約を受付中。2月12日23:00まで受け付けているので、この機会に申し込んでおこう。

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