「皆さん、絶対忘れません!」SUPER JUNIOR-K.R.Y.感涙

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SUPER JUNIOR-K.R.Y.が昨日1月24日に東京・日本武道館で「SUPER JUNIOR-K.R.Y. SPECIAL WINTER CONCERT in BUDOKAN」を行った。

SUPER JUNIOR-K.R.Y.

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キュヒョン

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リョウク

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イェソン

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SUPER JUNIOR-K.R.Y.

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K.R.Y.が日本でツアーを行うのは、2010年に開催された「SUPER JUNIOR K.R.Y. SPECIAL CONCERT IN JAPAN 2010」以来約2年ぶり。この日の武道館公演は、昨年12月から神戸、横浜、東京と実施されてきたツアー「SUPER JUNIOR-K.R.Y. SPECIAL WINTER CONCERT」の最終公演となる。

場内は開演前からSUPER JUNIORのグループカラーであるパールサファイアブルーのペンライトに包まれていた。そして客電が消えると「SORRY,SORRY-ANSWER-」のメロウなエレピが会場に鳴り響き、それをかき消さんばかりの声援が上がる。2段組になったステージの上段からキュヒョン、リョウク、イェソンの3人がゆっくりと登場すると、ファンの声援はさらに大きなものとなった。SUPER JUNIORの代表曲であるダンスナンバー「SORRY,SORRY」をバラードにアレンジしたこの曲は、K.R.Y.楽曲の中でも人気の高い1曲。三者三様の美声を堪能するとオーディエンスたちは、3人に惜しみない拍手を贈った。バンド演奏による「H.I.T」を挟み、韓国版の第6集アルバム「Sexy, Free & Single」収録曲「FROM U」を披露した。SUPER JUNIORがELFと呼ばれる自分たちのファンへ歌ったこの曲では、曲間にオーディエンスの合いの手も入り、大きな盛り上がりを見せた。

ここでおなじみの自己紹介タイム。「僕たちはスーパージュニ、アです!」というメンバーのかけ声に、ファンたちは「ウリヌン エル プエヨ(私たちはELFです)」と返し、会場はより一体感を増す。キュヒョンは大歓声の中、「明けましておめでとうございます。みなさんと一緒に新年会を楽しくやっていきたいと思います」と今日のステージに対する意気込みを語った。

そして、EXILE「Believe」の韓国語カバー、1月23日にリリースされたシングル「Promise You」のカップリングに収められた一青窈「ハナミズキ」のカバーなどで会場を温めると、3人は衣装をチェンジして、ステージもブロードウェイ風のあしらいに。イェソンは「今回は武道館の追加公演ということで新しいステージを用意しました」と話すと、レトロなファッションに身を包んだダンサーたちも登場。ミュージカル調の演出で「The Night Chicago Died」「Mirror」に加え、久保田利伸の「LA LA LA LOVE SONG」などを歌い上げた。

続くソロコーナーではメンバーそれぞれの個性が存分に楽しむことができた。まず登場したキュヒョンは、自身が中学生時代にハマっていたアニメ「スレイヤーズTRY」のエンディングテーマ「somewhere」を熱唱。その後「スレイヤーズ」劇中に出てくる呪文を絶叫するというパフォーマンスを見せた。今回、ファンに特に愛嬌を振りまいていたリョウクはジャスティン・ビーバー「Baby」をダンサーたちとともにパフォーマンス。学生服を思わせるブレザーを着たリョウクは途中でPSY「江南スタイル」の振り付けを交え、会場を盛り上げた。ソロパート最後を飾った最年長のイェソンは「自分が歌手になりたいと思った曲を歌います」と、韓国アーティストTHE ONEの「I Do」を情熱的に歌った。

さらにイェソンとキュヒョンがデュエットする「Your Eyes」では、リョウクがピアノ伴奏を担当。3人のすばらしいコンビネーションによるパフォーマンスを披露し、その高い歌唱力と演奏力でオーディエンスを感嘆させた。そして「Midnight Fantasy」「Loving You」を挟み、最後の曲「The One I Love」で本編の幕を下ろした。

しかし、アンコールを求めるファンはペンライトを使ってウエーブを起こし、会場のテンションは高まる一方。そんなファンの期待に応えて、K.R.Y.が再び舞台に登場し、「Bittersweet」を歌い上げた。クールな黒い衣装を纏ってステージに立った3人は、「皆さん、アンコールありがとうございます! 楽しんでますか?」とファンに語りかける。リョウクが「皆さん、すごいことがありましたね?」とキュヒョンに話を振ると「そうです、私たちSUPER JUNIOR-K.R.Y.の初のシングルが発売されて、オリコンチャートで2位になりました! そして今日、ついに1位になりました!」と発表すると、メンバーはもちろん、オーディエンスも含めて会場は大騒ぎに。イェソンは「やっと自分の役割を果たせたような気がします。」と感慨に浸った。さらに「SUPER JUNIORではなくSUPER JUNIOR-K.R.Y.として成果を上げられたことがうれしいし、みなさんのサポートに感謝しています」と語った。そして披露されたのはシングル「Promise You」。会場全体が一体となって合唱し、感動的な空気を作り出した。

「次の曲が最後の曲です。そして今回のツアー最後の曲でもあります」と寂しそうに語るイェソン。リョウクも「皆さん、こんなふうに武道館を満員にしてくれて本当にありがとうございます」をお礼を言った。ブラックジョークが好きなキュヒョンは「僕は一番上の階が暗幕で隠されてしまうんじゃないかと心配していたんです(笑)。でもこのように満員になって、上の人まで手を振っているのを観ると、一生懸命頑張らなくちゃいけないと感じました」と言って会場を笑わせた。

イェソンは「SUPER JUNIOR-K.R.Y.が結成されて7年目で初めてシングルを出すことができました。さらに、こんな素敵なステージで歌えるようにしてくださった皆さんに感謝しています」と言うと感極まって涙ぐんでしまう。観客からは拍手と歓声が巻き起こり、感動的な雰囲気の中でラストソング「SKY」を歌唱した。

歌い終わったあと、出演者の挨拶を済ませるとK.R.Y.の3人にサプライズ演出が。客電が落ち、ファンたちの投稿写真を交えたスペシャル映像を公開した。さらに観客は映像に合わせて「Promise You」を合唱する。

あまりの感動に言葉を失う3人。そして普段はクールなキュヒョンも「実はSUPER JUNIOR-K.R.Y.というユニットは短い期間だけ活動する予定でした。初めてのコンサートを東京でしたときも、本当に1回限りしか行わない予定でした。でも日本のファンのみなさんが、今日という日を作ってくれました。そして今日という日があるなら、SUPER JUNIORとしてのコンサートもK.R.Y.としてのコンサートもあると思います。僕たちがステージで歌えるようにしてくださって、本当にありがとうございます」と熱く語り深い感謝をファンに伝えた。

そして最後におなじみの「僕たちはスーパージュニ、アです!」という挨拶に、ファンは「ウリヌン エル プエヨ」と答え、3人は「皆さん、絶対忘れません。また会いましょう!」と絶叫してステージを降りた。

SUPER JUNIOR-K.R.Y. SPECIAL WINTER CONCERT in BUDOKAN

01. SORRY,SORRY-ANSWER-
02. H.I.T
03. FROM U
04. Believe
05. ハナミズキ
06. 凝結(Coagulation)
07. それだけです(Just You)
08. The Night Chicago Died
09. Mirror
10. LA LA LA LOVE SONG
11. somewhere
12. 残像
13. Baby
14. 三日月
15. 君じゃなければダメだ
16. I Do
17. Your Eyes
18. Midnight Fantasy
19. Loving You
20. The One I Love(一人だけを)
<アンコール>
21. Bittersweet
22. Promise You
23. SKY

■SUPER JUNIOR-K.R.Y. / 「Promise You」リリース記念~サプライズ映像~

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@ppmp0925

KRY武道館、リリースしないこと一生恨める。

https://t.co/xLNXCMP9Kc

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