陽水役を「才能のあるハンサム」オダギリジョー熱演

7月16日にリリースされる井上陽水の弾き語りベスト「弾き語りパッション」。本作用のプロモーションビデオに、陽水役として俳優のオダギリジョーが出演している。

この異色コラボは、オダギリが映画「東京タワー～オカンとボクと、時々オトン」に出演した際、そのパンフレットで「井上陽水の『人生が二度あれば』の詞に感動した』と語っていたのを見つけたレコード会社スタッフが、彼を起用したPV企画を陽水に提案。出演依頼を受けたオダギリもすぐに快諾し実現したものだという。

今回撮影されたPVはヒット曲「傘がない」のクリップ。横浜・桜木町駅の真正面に巨大なクレーンカメラを設置して行われた。オダギリは陽水役を演じるにあたり「真似するのはやめました。独特な唄い方で似せることはできないですね」と話しており、大ファンである陽水へのリスペクトを等身大の姿で表現している。

収録後、陽水はオダギリに対し「ハンサムだね。想像していたより、ずっといいね。しかも、すごく熱心だし。以前からCMや東京タワーなど見てきましたが、本当に才能のある人だなと感じました」と絶賛のコメントを寄せた。

このPVは7月中旬の完成を予定しており、CS放送などの音楽番組やWEBサイト上で公開されるとのことだ。