Nothing's Carved In Stoneツアー東京公演にZepp熱狂

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Nothing's Carved In Stoneの全国ツアー「Silver Sun Tour」セミファイナル公演が、10月5日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催された。

10月5日の東京公演の模様(PHOTO:RUI HASHIMOTO (SOUND SHOOTER))。

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「Silver Sun Tour」は8月にリリースされた最新アルバム「Silver Sun」を携え、全国19公演にわたって行われたもの。この日の1曲目を飾ったのは、テレビアニメ「絶園のテンペスト」オープニングテーマとしてオンエアがスタートしたばかりのアルバム収録曲「Spirit Inspiration」。生形真一(G)の奏でる鮮烈なギターと、日向秀和(B)の激しく主張するベースがフロアを一気に盛り上げる。「白昼」では村松拓(Vo, G)がステージ前方に飛び出してオーディエンスを煽り、「November 15th」では大喜多崇規(Dr)のタイトで力強いドラムが会場を揺らした。「お台場! くだらない日常の悩みを俺たちの爆音でグチャグチャにしに来たぜ!」と村松が叫ぶと、オーディエンスは大歓声を上げて拍手を送った。

日向のベースラインに乗せてメロディアスなバンドサウンドが弾けた「PUPA」、爆音の中で村松が美しく力強いボーカルを響かせた「Chain reaction」と、その後も強力なナンバーを連発していく。「お台場の親愛なる友人たちと、若き恋人たちに贈ります」と村松が紹介したナンバー「Red Light」では、大喜多のずっしりとしたドラムと壮大なメロディが響き合い、彼らならではの音像を作り上げた。

中盤のMCで、村松は「俺たちは好きなことやらせてもらって、そしてこれだけの人が集まってくれてることをうれしく思ってます。このツアーを通じてみんなに感謝の気持ちが生まれてます」と、彼らを支えるファンに向けて感謝の言葉を述べる。そして「辛くなったり励ましてほしくなったりしたときは、次の曲を思い出してください」と語って始まったのは「9 Beat」。オーディエンスへの思いを全身で表現するような熱いプレイに、フロアも全力で腕を上げて応えていた。

「Sands of Time」の後で村松は生形を指さし「この人、ちょっと前に誕生日だよ?」とファンに紹介する。「おめでとう!」という声がフロアから上がる中、生形は「36歳になりました!」と照れ笑いを浮かべながら挨拶する。村松は「俺ら、思ってたより平均年齢高いからね(笑)。それでもライブできてんのはみんなのおかげだから」と話し、本編ラストパートへ突入した。

村松の「お前らの幸せを全部俺らにくれ! 俺らのも全部お前らにやるから!」という絶叫で始まった「Scarred Soul」から、会場は再びヒートアップ。激しいモッシュとダイブを煽るかのように日向の大音量のベースがうなり、「Moving In Slow-Motion」では大喜多がダイナミックなビートを刻む。「Isolation」では村松が「お台場わかってるか! 今が全てだぞ! みんなの声聴かせてくれ!」と両手を広げて叫び、会場の熱気をピークに高めた。すさまじい熱気から一転し、本編ラストに披露されたのは「The Silver Sun Rise Up High」。アコースティックギターを鳴らしながら思いを込めて丁寧に歌い上げる村松の声が、全てのオーディエンスの心にしみ渡っていった。

アンコールの声に応えて最初にステージに登場した大喜多は「今日はすごい大事にしてた日だから、みんなが集まってくれてマジ最高です!」と笑顔で挨拶。残る3人もステージに現れ、「1曲、静かな曲やります」という言葉から「Sequel」が始まった。先ほどの熱狂が嘘のように静まり返ったフロアに、4人のしっとりとしたアンサンブルが響く。曲が終わると村松は「どうっすか、こういうのもいいでしょ? こういう一面も持ってるからさ。大人なナッシングス、大人ッシングスもよろしくお願いします(笑)」と語り、オーディエンスを和ませた。

しかし「このままじゃ帰れないべ?」という村松の一言から「Chaotic Imagination」が始まると、再び場内の熱気は急上昇。アグレッシブなロックサウンドが観客のテンションを高め、フロアにはモッシュの渦が巻き起こる。最後を飾ったのは「Around the Clock」。この日一番の盛り上がりを見せるオーディエンスに4人も負けじと爆音で応え、幸福な一体感に包まれたままセミファイナルのステージが終了した。

Nothing's Carved In Stone「Silver Sun Tour」
2012年10月5日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. Spirit Inspiration
02. 白昼
03. November 15th
04. Spiralbreak
05. PUPA
06. Chain reaction
07. Inside Out
08. Red Light
09. Pride
10. The Big Chill
11. 9 Beat
12. Diachronic
13. Sands of Time
14. Scarred Soul
15. Advance Forward
16. Moving In Slow-Motion
17. Isolation
18. The Silver Sun Rise Up High
<アンコール>
19. Sequel
20. Chaotic Imagination
21. Around the Clock

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