KREVA「908 Festival」で大知、雅、DABOら16組と競演

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KREVAが“クレバの日”である昨日9月8日、さいたまスーパーアリーナで「908 Festival」を開催。雅-MIYAVI-、MCULITTLE、Mummy-D(RHYMESTER)、KEN THE 390、サイプレス上野(サイプレス上野とロベルト吉野)、DABO三浦大知など豪華ゲストアーティストとともに3時間以上にわたるステージを繰り広げ、1万3000人の観客を沸かせた。

KREVA

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雅-MIYAVI-(写真左)とKREVA。

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アンコールでのKREVA。

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場内では、KREVAのDJ名義「dj908」と彼の相棒・熊井吾郎によるDJプレイに続いて本公演がスタート。いきなり爆発の特効で幕が落ちると、KREVA、KEN THE 390、LB(LBとOtowa)、HI-SO、KLOOZ、サイプレス上野の6人がコラボ曲「PROPS」でにぎやかなマイクリレーを展開し、「908 Festival」の幕開けを飾った。その後も立て続けにKREVAと若手ラッパーによるヒップホップチューンが投下される中、「挑め」ではゲストとしてMCU、LITTLEが呼び込まれKICK THE CAN CREWの3人がステージに揃う。さらに2010年に話題をさらったDABO、ANARCHY、KREVAのコラボ曲「I REP」は、3人によるライブでの実演は初とあって、オーディエンスからひときわ大きな歓声が上がった。

この「908 Festival」は、メインステージの転換中にアリーナ後方のセカンドステージにてゲストアーティストがパフォーマンスを披露。最初にセカンドステージに立ったのはSONOMIで、彼女は「今日はクレさんのおかげでこんなにたくさんの人の前で歌うことができて幸せです。皆さんありがとう! クレさんありがとう!」と話して「SUMMER」「何とかなる」を披露した。その後このステージにはAKLO、サイプレス上野、KEN THE 390が登場。それぞれキャッチーなMCやフリースタイルといった各自の持ち味を発揮しながら、集まったファンの心をつかんでいった。

メインステージでは、雅-MIYAVI-が「WHAT'S MY NAME?」を熱演し会場を圧倒。「ロック村からやってきました、雅-MIYAVI-です。俺もひとりの日本人としてクレさんのことを尊敬してるし、今日は初出場できて本当にうれしく思っています」と自己紹介した彼は、最新シングル「DAY 1」を演奏し始め、途中でスペシャルゲスト・KREVAを呼び込んだ。KREVAは「予想と違うところで出てきたでしょ」と観客を驚かせつつも、もちろん2人のコラボ曲「STRONG」も披露。雅-MIYAVI-の高速かつダイナミックなギタープレイと、KREVAのスキルフルなラップの融合は、場内に高揚感をもたらした。

また途中には場内が全員着席し、スクリーンで昨年KREVAが挑んだ音楽劇「最高はひとつじゃない」のダイジェスト映像を観る時間も。そしてその直後、劇中を再現するように、ステージではMummy-DとKREVAがスーツ姿で「中盤戦」を披露。曲名どおり「908 Festival」も“中盤戦”に突入した。

次にメインステージで展開されたのは、柿崎洋一郎(Key)、岡雄三(B)、近田潔人(G)、白根佳尚(Dr)とKREVAによる「KREVA Band」パート。ここでは「パーティはIZUKO?」「瞬間speechless」「音色」といったメロウチューンや、SONOMIを迎えての「ひとりじゃないのよ」「NO NO NO」が堪能できたほか、この日誕生日を迎えたSONOMIにバースデーソングの大合唱というプレゼントが贈られた。

盛りだくさんのフェスティバルのトリを務めたのは、熊井吾郎のDJで送るKREVA自身のステージ。「OH YEAH」「Have a nice day!」「成功」で客席を熱く盛り上げたKREVAは、「今日すげえがんばってくれた超ナイスガイ」としてKEN THE 390とAKLOを紹介し、ニューシングル「Na Na Na」のカップリング曲「No More Mr.NiceGuy」をライブ初披露。MCではこの「908 Festival」について「いつか野外でやって、ホントのバカでかいフェスにしたいと思ってます。5万とかケチくさいこと言わず10万くらい集めたい。アーティストも今日(別のライブが重なって)来れなかった人、AAAの日高とか、坂本美雨ちゃんとか、三浦大知とか。もっと言えば吉井和哉さん、Perfume、久保田利伸さん、スピッツとかね」と語る。

そして「どんどん広がって、どんどん俺に興味ない人にも観てもらって、俺はこんな素敵なファンに支えてもらってるんだよってことを知ってもらいたいよ。みんな来ればいいのに、クレバフェスに」という流れから「くればいいのに」がスタート。ここでスペシャルゲストとして現れたのは、なんと三浦大知。彼は同日「神戸コレクション」出演が重なっていたが、出番を終えて急いで駆けつけたという。「よく来たな、大ちゃん!」「来ないわけないじゃないっすか!!」と言葉を交わし、抜群のコンビネーションを見せつける2人に、場内は大いに沸き上がった。

その後、本編は「Na Na Na」「KILA KILA」といった楽曲で一体感を増幅させたあと、低音高速ラップが光る「基準」でクールに終了。アンコールはKREVAがセカンドステージから登場してアリーナ後方の観客を喜ばせつつ、アカペラ満載の「C'mon, Let's go」で華やかに幕を閉じた。

なおKREVAは9月20日に台北、9月22日に香港で「KREVA LIVE in ASIA」を開催。さらに日本のファンに向けては全国ツアーの実施決定もアナウンスされた。

「908 Festival」
2012年9月8日 さいたまスーパーアリーナ セットリスト

00. dj908+熊井吾郎 DJ
01. PROPS feat. KEN THE 390, LB, HI-SO, KLOOZ, サイプレス上野
02. マカー GB-mix feat. AKLO, L-VOKAL (BETTER HALVES)
03. ハヒヘホ feat. SHINGO☆西成
04. 挑め feat. MCU, LITTLE
05. I REP feat. DABO, ANARCHY, KREVA

SONOMI

01. SUMMER
02. 何とかなる

雅-MIYAVI-

01. WHAT'S MY NAME?
02. DAY 1 with KREVA
03. STRONG

AKLO

01. RED PILL
02. YOUR LANE feat. 鋼田テフロン

全員座ってみましょうコーナー

01. 中盤戦 feat. Mummy-D

サイプレス上野

01. よっしゃっしゃす〆~サ上とロ吉~バウンス祭り~ちゅうぶらりん
02. HIP HOP体操~MUSIC EXPRESS

KREVA Band

01. パーティはIZUKO?
02. 瞬間speechless
03. 音色
04. ビコーズ
05. ひとりじゃないのよ feat. SONOMI
06. NO NO NO feat. SONOMI

KEN THE 390

01. DREAM BOY
02. Lego!! Feat. KLOOZ

KREVA

01. OH YEAH
02. Have a nice day!
03. 成功
04. No More Mr.NiceGuy feat. KEN THE 390, AKLO
05. くればいいのに with 三浦大知
06. 蜃気楼 feat. 三浦大知
07. Your Love feat. KREVA / 三浦大知
08. Na Na Na
09. KILA KILA
10. 基準
<アンコール>
11. C'mon, Let's go

※記事初出時、KREVA BandおよびKREVAのセットリストに一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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朝までフェスでした!(`_´)ゞRT @ natalie_mu KREVA「908 Festival」で大知、雅、DABOら16組と競演 https://t.co/9PbbWtOMlu Sep.2012

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