氷室京介、新ユニット始動曲含む新作＆伝説ドーム公演BD化

氷室京介が9月26日に通算28枚目のシングル「WARRIORS」をリリースすることが明らかになった。

「WARRIORS」は今年4月から学校法人・専門学校HALのCMソングとしてオンエアされているナンバー。作曲は氷室自身、作詞は森雪之丞が務めた。CMの「今日も勝負したか」というキャッチコピーにシンクロした「敵は昨日の自分」という歌詞が印象的なこの曲は、力みなぎるエールソングにとどまらず、淫靡で妖艶なエッセンスも含まれた奥行きの深い作品に仕上がっている。

シングルのカップリングには、氷室の新ユニット・GOSPELS OF JUDAS（ゴスペルズ オブ ジュダ）による楽曲「Play Within A Play」が収録される。GOSPELS OF JUDASとは、氷室がクリエイターとの遊びから生まれた自由な音楽をデジタルツールを使ってリスナーに届けたいと考え、立ち上げた「DiGiTRONiX」プロジェクトの一環。現状、氷室のレコーディングにギタリスト兼アレンジャーとして参加しているロサンゼルス在住の日本人ギタリスト・YUKIHIDE TAKIYAMAとの2人組ユニットとなっている。

また同日9月26日には、2004年8月に行われた東京ドームライブ 「21st Century Boowys VS HIMURO ～An Attempt to Discover New Truths～」のBlu-ray版も同時発売。この公演は、当時シーンで乱発していた安易な再結成やトリビュートブームへのアンチテーゼとして“史上最高のトリビュート”と位置付け、氷室自らBOOWYの代表曲をカバーすることでブームに終止符を打つというコンセプチュアルなライブ。今回リリースされるBlu-ray版には、同ライブの音源を完全収録した2枚組CDも付属する。

さらに、12月にセガより発売されるPlayStation 3用ゲームソフト「龍が如く5 夢、叶えし者」で氷室の楽曲が大々的にフィーチャーされることも決定した。オープニングテーマであるGOSPELS OF JUDAS名義の書き下ろし楽曲「Bloody Moon」をはじめ、ゲーム内では氷室の名曲がシーンに合わせて多数使用される。

※文中にてバンド名を「Boowy」「BOOWY」と表記していますが、2つ目のOは/付きが正式表記となります。