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感傷ベクトル「シアロア」ボイスドラマに人気声優集結

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8月3日にリリースされる感傷ベクトルのアルバムおよびコミック「シアロア」を原作としたボイスドラマの制作が決定。この作品に宮野真守、木村良平、細谷佳正、佐藤利奈、高橋美佳子、生田善子といった人気声優たちが参加していることが明らかになった。

このたびボイスドラマ化されたのは、全10話からなるコミック版「シアロア」より第1話「ストロボライツ」、第2話「シルク」、第7話「ラストシーン」の3作品。マンガを元に、春川が脚本を、田口が劇中音楽を新たに制作している。「シルク」のボイスドラマ版は、7月11日より感傷ベクトルのYouTube公式チャンネルで公開される予定だ。

さる6月20日、都内のスタジオでは「シルク」および「ラストシーン」のアフレコが行われ、宮野真守、佐藤利奈、高橋美佳子、生田善子の4人が参加。立ち会っていた春川三咲と田口囁一の2人のアドバイスを受けながら、現場でそれぞれが担当するキャラクターを作り上げていった。さらに「ラストシーン」のアフレコ終盤には、田口が生徒役で参加する場面も。どのシーンで登場しているかは聞いてのお楽しみ。

なお、アニメイトおよびメロンブックスでは、アルバム「シアロア」を購入した人を対象にボイスドラマを収録したCDを特典としてプレゼント。CDには参加声優陣たちによるアフタートークも収録される。数量に限りがあるので、確実に手に入れたい人は予約をお忘れなく。

また「ストロボライツ」のビデオクリップが完成し、感傷ベクトルのYouTube公式チャンネルにて公開された。演奏シーンとアニメが交差する、感傷ベクトルならではの内容に仕上がっているのでチェックしてみよう。

宮野真守(「シルク」「ストロボライツ」「ラストシーン」小西役)コメント

■アフレコを終えて感想

アフレコの前に感傷ベクトルのお2人から、世界観や大事にしているものをお聞きして、こういう雰囲気でやってくださいっていう説明をいただいたんですが、それが自分が演じたいなって思っていた方向性と一緒だったんです。なので迷わず小西という人間のリアルな心情を込められたかな、と。アフレコ自体も、とても楽しかったです。高校生の甘酸っぱい部分を演じさせていただいて、懐かしい気持ちや感傷に浸りながらやらせていただきました。

■感傷ベクトルの魅力について

最初は単純に、マンガが描けて音楽作れて楽器も弾けて、すごいなって(笑)。実際に感傷ベクトルのお2人にお会いしたときも、バンドマンのオーラが出てて、その手がマンガも描くんだって単純に感動しました。そこがまず印象的で、それを入り口に作品に入っていくと、物語と歌がリンクしていることにまた驚いて。僕らは新しい可能性を見ることができているんだなと思いました。

木村良平(「ストロボライツ」東役)

■アフレコを終えての感想

自分で演じることで、出来上がりにより大きな期待をもちました。あと、もっと長い尺でやってみたいな、と。

細谷佳正(「ストロボライツ」渡瀬役)

■感傷ベクトルの魅力について

Jロックの、ロック少年の青春みたいな、「色即じぇねれいしょん」が好きな僕にはたまらなかったです。

佐藤利奈(「シルク」森澤役)

■アフレコを終えての感想

私は小西くんが主体となった物語に、思い人の森澤さんとして出演させていただいてます。小西くんがモノローグで多くを語っている分、彼女の気持ちはどうなんだろうなっていうシーンが結構多くて。大人・佐藤としてはもどかしかったですね。「おいおい、小西、好きって言っちゃえよー! 森澤もどっちなのよー!」って(笑)。でもそこがいいなと思いました。内に秘めているものを出すか出さないかで迷ったりする、揺れる心が、この作品全てを通して描かれているような気がして。それは誰しもが持っている、柔らかくて傷つきやすい部分ですよね。まあ、そこを触られると、大人となった今としましては「甘酸っぱい!」ってなるんですけど(笑)。

■感傷ベクトルの魅力について

曲が物語とリンクしているんですが、リンクしすぎていない感じがすごくいいなと。歌詞も広がりがあって、いろんな想像ができるんです。しかも曲を作られている方が物語も作られているので、ブレないし、その世界に入りやすいなと感じました。

高橋美佳子(「ラストシーン」由紀役)

■アフレコを終えての感想

私が参加した物語は、自分が演じた篠原由紀というキャラクターがモノローグとセリフでお話をリードしていくというものだったんですが、アフレコ前は自分がリードするというのがうまく想像できなくてちょっと怖いなと思っていたんです。なのに実際に演じてみたら気持ちがまっさらになってすっと役に入れて・・・。自分が思っている以上にセリフに力があったし、きちんとやろうとするよりも、学生らしい危うさを感じたまま演じられたのだと思います。終わったときは達成感でいっぱいでした。

■感傷ベクトルの魅力について

感傷ベクトルという2人が作っているものが全て、ということに意味があるような気がします。2人で作っているひとつの世界に、マンガも音楽も歌詞も歌もあって、その形が新しいしすごく興味深いです。しかも全部が趣味レベルじゃない、プロのレベル。カッコいいプロジェクトだなって思います。

生田善子(「ラストシーン」千波役)

■アフレコを終えての感想

私は今回はメインキャラクターではなくて、普通のドラマCDではモブっていう感じの役なんですけど、「シアロア」のコミックの中には千波ちゃんがメインの話もあるんです。なのでモブにならないように、千波の人生もあるっていうのが伝わればいいなと思ってやらせていただきました。セリフが少なかったから難しかったけど、裏側にある千波のストーリーも伝わるといいなと思って大事に演じました。楽しかったです。

■感傷ベクトルの魅力について

1話から全部音楽をかけて読ませて頂いたんですけど、少し不思議で少し切ない世界観がとてもはっきりしていて、あっという間に読めてしまいました。音楽をとっても、コミックをとっても面白いんですけど、その全く別のモノである2つが合わさると想像を絶する効果を発揮するというか、また新しい世界が見えて感動しました。

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