音楽ナタリー

総勢15組による小田和正カバーベスト「言葉にできない」

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豪華アーティストによる小田和正のカバーアルバム「言葉にできない ~小田和正ベストカバーズ~」が、12月21日にリリースされることが決定した。

アルバムにはキマグレンとRakeのコラボユニット「KimaguRake」とMONKEY MAJIKによる新録音源をはじめ、JUJU、槇原敬之、大橋卓弥(スキマスイッチ)、Chara、矢野顕子、鈴木雅之ら総勢15組のアーティストによるカバーを収録。小田のソロナンバーからオフコース時代の楽曲まで、幅広い世代に愛されるヒットソングのカバーバージョンが収められる。

V.A.「言葉にできない~小田和正ベストカバーズ~」収録曲 / アーティストコメント(五十音順)

「たしかなこと」大橋卓弥(スキマスイッチ)
小田さんと出会ったのはもうかれこれ6年前、イベントのリハーサルでした。特に怒られたことがあった訳ではないのですが、最初の印象は「恐い」。でも話し出すと、言葉から優しさを感じて、それがすごく為になる話しばかりで、今は本当に尊敬する先輩です。
「たしかなこと」はもともと大好きな曲で、僕がソロ活動をした時に小田さんに一緒に歌ってもらいました。小田さんから、歌の最初「雨上がりの」という歌詞の「が」をもっとキレイに、鼻濁音で歌いなさいとアドバイスを頂き、すごく納得したことをよく覚えています。

「ラブ・ストーリーは突然に」河口恭吾
歌のキーも高いけれど、音楽性はもっと高い!カバーさせてもらってその事実を体感しました。
小田さんの楽曲がチャートに入っているということで日本の音楽界に希望を見いだしているのは僕だけでしょうか。
これからも素晴らしい楽曲を作り続けていただきたいです。今回は機会をいただきありがとうございます。

「キラキラ」KimaguRake(キマグレン&Rake)※新録
<キマグレン>
大好きな小田さんの曲のカバーをさせて頂くのは非常に光栄でした。改めて曲の難しさと深さを身をもって感じました。
この「キラキラ」をやるにあたり、小田さんのイメージに近づけるというより、出来るだけ僕達らしい曲に近づけようとしました。
キマグレンらしさRakeらしさが小田さんの音楽の中に溶け込めているはずです。
是非みなさんにも聴いて欲しい一曲です。そして、この企画に参加し挑戦出来た事に心から感謝しています。
ありがとうございました。

<Rake>
日本を代表するアーティスト、小田和正さんのカバーアルバムに参加出来ることを本当に嬉しく光栄に思います。普段から仲良くさせて頂いてる親交の深いキマグレンさんと「キラキラ」を歌わせて頂きました。
オリジナル曲の透明感を大切にしながら、僕らなりのハーモニーをグルーブに乗せました。聴いて頂く皆さんの心に真っすぐ、すっと届いてくれたら嬉しいです。いつかライブでもパフォーマンス出来る日を楽しみにしています。

「生まれくる子供たちのために」佐藤竹善
当時、丁度二作目のカバーアルバムの選曲を開始しようとしていた矢先、9月11日、あの忌まわしい同時多発テロがニューヨークで起きたニュースが飛び込んできた。ぼくは真っ先に「今この曲をとりあげなければ・・」と思った。
潜心の末、世代も人種も国も超えたメッセージを加味したいと思った僕は、小田さんにプロデュースを、松たか子さんに語りの部分を、そしてハーモニカにトゥーツ・シールマンを、と勝手に構想した。
そして、彼らの静かで暖かで、強い想いに満たされた作品に仕上がった時、ぼくの音楽人生の宝物になったと確信し、何よりも、いつか、この歌がいらなくなる時まで、ずっと歌い繋いでいきたいな、歌い継がれてほしいな、と強く昂揚した。

「言葉にできない」JUJU
小田さんに初めて出逢ったのはわたしがコドモの頃でした。聴いたことがない声にうっとりし続けてはや数十年。
そして私はこれからさらなる数十年、きっとうっとりし続けます。
っはー…小田さんてすごいなぁ。

「私の願い」鈴木雅之
まだ世の中にコラボレーションという言葉が浸透していない1989年。
「別れの街」をプロデュースして頂いた時、僕の方からのリクエストでカヴァーさせて貰いました。
歌い終わった瞬間「マーチンの歌になったね」って言ってくれた言葉、あの言葉が今でもヴォーカリストとしての背中を押してくれてます。

「水曜日の午後」スターダストレビュー
オフコースの1st album「僕の贈り物」に収録された小田和正さんの曲。
中学の頃、欧米のヒットポップスが大好きだった僕は、ラジオから流れてきたこの曲に「日本にもこんな素晴らしいメロディがあるんだ」と聞き入ってしまいました。ピアノとアコギが一番似合う曲だと思うけど、あえてアカペラで、原曲の優しさをそのままに、合唱部でも歌えそうなクラシカルなコーラスを絡めて重厚に創ってみました。

「Yes-No」Chara
オフコースの武道館ライブを小学校の時、見て衝撃的でした。
小田先輩はいい声だ・・・。 Love Chara xxx

「君住む街へ」中村あゆみ
「そんなに自分を責めないで・・・」このフレーズを初めて聴いた時、涙がこぼれました。
元気だけが取り柄で、その元気をメッセージにのせて歌っていた私だったのですが・・・ ある時、歌う言葉がみつからなくなって途方にくれていた、そんな時に出逢った曲でした。張りつめていた気持ち、悲しみ、迷い、苦しみ、その全てから私を解放し、温かい両手で私を包んでくれました。と同時にこんな気持ちで悩んでる私のファンの方にも聴いて欲しくなりこの曲を迷わず選びました。もしかして・・・私の為に書き下ろしてくれたんじゃないかしらという勘違いをおこしそうなくらい、心の恩人の大切な一曲です。ジャンルを越え、世代を越え、沢山の方々の心にあかりを灯されてきた小田和正さん。これからも、私達の前で前でずっと輝き続けていてください。

「秋の気配」槇原敬之
中学生の時に友人から「槇原君、曲を作っているなら、絶対この人たちの曲を聴かなきゃだめだ」と言われ、借りたオフコースのアルバム「I LOVE YOU」を聴いてからの大ファンです。
横浜の〈港の見える丘公園〉へ犬の散歩に行っていた時、歌詞の中の[港を見下ろせる小高い公園]はきっとここなのだろうと勝手に思っていました。そこの景色を見ながら「秋の気配」を聴いた時、今まで気が付かなかった小田さんの曲の中にある、絶妙なオリエンタリズムみたいなものを感じて、この曲に決めました。素晴らしい原曲ありきだったので、なかなか難しいカバーでした。

「ワインの匂い」松本英子
あの美しい声に出逢ったのは、私が小学生の頃でした。父が聴いていたオフコースのレコード。。。
自分が歌い手の道を歩き始めて4年経ったとき、カバーアルバムをリリースすることになり、やはりどうしても小田さんの描く世界を自分の身体を通して表現してみたいと思ったのは自然な流れでした。
それも、ファンの方が「この曲を選んだか~」とグッと来る選曲をしたかったのです。
歌い出しの数秒で風景も感情も描き出すこの曲が今もたまらなく大好きです。

「my home town」MONKEY MAJIK ※新録
MONEKY MAJIKがインディーズの時代から、メンバー同士お酒を酌み交わす度に小田和正さんの曲を聴いていました。小田さんの楽曲のメロディーには強さが注がれていて、とても印象深く、小田さんの楽曲に対する想いが伝わってきます。そんな小田さんの楽曲のカバーアルバムに、僕たちを参加させていただき光栄に思います。
カバー曲「my home town」は僕たちの大好きな曲です。それぞれ生まれ育った場所は違うけれど、聴いているといつも僕らのルーツを想わせます。しかし、歴史という重みを持つこの曲をカバーすることは、僕らにとって新たな試みでした。
今回、僕たちはアレンジで曲のスピードを上げました。結果どんなアレンジを加えても、この曲は本当に良い曲だということは、僕らや皆さんが受けたインパクトの強さで証明出来たのではないかと思います。
この様な形でコラボレーション出来た事は僕らにとって大きなチャレンジでしたし、「my home town」を選曲した事が、お互いのファンの皆さんに、本当に良かったと感じてもらえたら嬉しいです。
今回、このような素晴らしい機会を与えて頂いた皆さんにとても感謝しています。

「夏の終り」矢野顕子
オフコースは大好きでした。今でも好きです。
詞の全体の印象が俳句のようで、言外にある気持ちに魅かれました。
編曲にはけっこう時間がかかりました。自分のなかでもかなり気に入ってるトラックです。

「眠れぬ夜」山本潤子
ソロのファーストアルバム「junko yamamoto」がセールス的に予想を下回ってしまったのでソロのセカンドは聴き易いカバー中心のアルバムにしたいというレコード会社の要望があったように記憶しています。
荒井由実さん以外はそれまであまり邦楽曲でカバーしたことが無かったので選曲には苦労しました。
今まで私は耳にしていた邦楽曲の中の曲にオフコースの「眠れぬ夜」があり、口ずさめる親しみのあるメロディーが良いなぁと思って選びました。
歌うと以外と男っぽいメロディーで、歌いれに難儀したのを覚えています。

「僕等の時代」RAG FAIR
RAG FAIRはデビュー以来カバー曲をよく歌ってきましたが、
作品として初めて邦楽を収録したのが、オフコースの「僕等の時代」でした。
気分を高める為に、オフコースのアルバム制作を追った、
NHKの「若い広場」を全員で観た後にレコーディングに臨みました。
日本語の歌詞、ハーモニーを作る者として、追いかけられる背中があって幸せです。
僕らなりの「僕等の時代」をお聴き下さい。

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