昨日11月22日に秋本帆華(チームしゃちほこ)の誕生日を祝うソロイベント「20歳だ♪Hooo~祭♪」が行われた。
会場には彼女の20歳の誕生日を祝うべく、秋本のイメージカラーである赤いTシャツを着たファンが集結。定刻を迎え、ファンに温かく迎えられた秋本は1曲目にももいろクローバーZ「労働讃歌」のカバーを力強く歌い上げ、ライブ序盤から会場を大いに盛り上げる。ライブ中盤、“ほのラップ”を成功させて喝采を浴びた彼女は小泉今日子「まっ赤な女の子」を歌い上げてオーディエンスを魅了。その後「二十歳になりました、名古屋レッド秋本帆華です。『20歳だ♪Hooo~祭♪』へ、ようこそいりゃーせ!」と自己紹介をした彼女は「せっかくかわいい衣装を着てるから」という理由で写真撮影の時間を設けるなど、自由な展開でオーディエンスを楽しませていた。
秋本の衣装チェンジの合間にはスクリーン上に「ほのかの漫画朗読」と題した映像が上映された。「ほのかの漫画朗読」は、彼女のイチオシマンガで、秋本をモデルとした「カホノ」と言うキャラクターが登場する「ブラッククローバー」第1巻を朗読するというもの。映像内の彼女は「水創成魔法・愛の聖拳突き!」など、決め台詞を情感豊かに読み上げていき、観客は彼女が朗読する様子をただ見守るというシュールな光景が繰り広げられた。
ステージに再び登場した秋本は「ここからは子どもの頃に観てた、懐かしのアニソンを歌います!」と宣言し、「ワイワイワールド」「とんちんかんちん一休さん」など歴代のアニソンを熱唱。さらに「はじめてのチュウ」ではファンへのプレゼントとしてキスマーク型のグミをフロアにばら撒いた。MCで彼女は「最近のアニソンは、私にはカッコよすぎて。でも、アラレちゃんとか一休さんを歌ってる今のアイドルっていないから、いいと思わない?」と呼びかけて、オーディエンスを沸かせた。
次の衣装チェンジの合間にはチームしゃちほこ「ワタシノユウキ」を流しながら、秋本がお世話になって人たちに向けたメッセージを贈るスライドショーが上映された。父母へは「ありがとうを何回言っても足りない」、スタッフには「しゃちの仕事をしてよかったと思ってもらえるグループでいたい」、グループのチーフマネージャーである“店長”こと長谷川ミネヒコには「いつまでもしゃちのお父さんでいてね」と感謝の言葉が贈られた。またファンに向けては「これからもチームしゃちほこのことを好きでいてください。みんな大好き! フニャフニャなセンターって言われるけど、これからはしなやかで絶対に折れないセンターでいたい」と自身の心情を明かした。
チロリアンを彷彿とさせる民族衣装風のドレスで再登場した秋本は「この服が着たかったがために選曲した」というひと言から、「カントリーガール」をパフォーマンス。ここからはチームしゃちほこの楽曲である「エンジョイ人生」「ロードムービー」といった楽曲を1人で歌唱した。またイベント内ではファンタの入ったグラスを手に、ファンと一緒に20歳の誕生日を祝う乾杯が行われ、彼女は「チームしゃちほこを5年間やってきて、全部が楽しい思い出ばかりじゃなかったけど、全然後悔はないし、やってきてよかった。チームしゃちほこは、私にとって大きく大切な存在。普通に生きてたら経験できなかったことをやらせてもらってるし、たくさんの人にも出会えたし、こうして皆さんとも会えて、本当によかったです」と改めてファンに感謝の気持ちを伝えた。
また秋本は20歳の目標として「歌も踊りもできないし、カラオケさえやったことなかった私が、自分にとって一番できないことを5年もやってこれた。なので20歳は、自分にはできないようなことでも、ダメなんじゃないかと最初からあきめずに、なんにでも挑戦する1年にしたいです」と語った。また本人へのサプライズとして秋本の好物・アイスクリームが山ほど盛り付けられたバースデーケーキがプレゼントされた。さらにチームしゃちほこのメンバーからはビデオメッセージが、店長からは「お客さんと楽しい時間を刻んでください」と言う言葉と共に腕時計が贈られ、会場内は祝福ムードに。最後に秋本は“お祝い返し”としてお互いに仕事や勉強をがんばっていこうという意味を込めて「乙女受験戦争」をオーディエンスと合唱。盛大なシンガロングが会場内に響く中、この日のイベントはフィナーレを迎えた。
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チームしゃちほこ秋本帆華、ファンと20歳を祝福「絶対に折れないセンターでいたい」(写真19枚) - 音楽ナタリー https://t.co/DZ1xYuSkIj