never young beach、超満員の赤坂BLITZでワンマンツアー閉幕

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never young beachが10月20日に東京・赤坂BLITZにて、3rdアルバム「A GOOD TIME」のリリースツアーの最終公演を開催した。

never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 東京・赤坂BLITZ公演の様子。(Photo by Yosuke Torii)

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never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 東京・赤坂BLITZ公演の様子。(Photo by Yosuke Torii)

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「A GOOD TIME」はnever young beachが7月にリリースしたメジャーデビューアルバム。ツアーは岡山・YEBISU YA PROを皮切りに10カ所11公演行われた。12月7日には東京・新木場STUDIO COASTにてデヴェンドラ・バンハートを迎えた“extra show !!”の実施を予定しているが、ワンマンライブとしては赤坂BLITZ公演がファイナル。このライブでネバヤンはダブルアンコールを含む全20曲を披露した。

never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 東京・赤坂BLITZ公演の様子。(Photo by Yosuke Torii)

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ステージに登場したネバヤンは「みんな楽しんでいってちょうだい!」という安部勇磨(Vo, G)の声を合図に、2ndアルバム「fam fam」収録の「なんもない日」で演奏をスタート。心地よいビートに乗って観客は体を揺らし始める。それに続いてバンドは1stアルバム「YASHINOKI HOUSE」から「どんな感じ?」、「A GOOD TIME」から「CITY LIGHTS」と、これまでにリリースしてきたアルバムから各1曲ずつ披露。雨模様となったこの日にぴったりな「雨が降れば」で芳醇なバンドアンサンブルを響かせたと思えば、晴れた日の休日を彷彿とさせる「散歩日和に布団がぱたぱたと」を届けたりと、情景の浮かぶナンバーでフロアを魅了した。

never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 東京・赤坂BLITZ公演の様子。(Photo by Yosuke Torii)

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キャリア最大規模のワンマンライブとあって、メンバーはやや緊張気味。そんな中、安部はマイペースにツアーの道中を振り返り、ツアーファイナルを迎えたことについて「寂しいようで、うれしいようで、ちょっとよくわかんない感情になっちゃうよねえ」と笑った。そして安部は「ここからBLITZが赤坂から溜池山王くらいまでぶっ飛んでいっちゃうかも」と煽り、バンドは阿南智史(G)のスピーディなギターフレーズが演奏をリードする「Motel」を披露。勢いそのままに「気持ちいい風が吹いたんです」へ突入すると、フロアでクラップが弾ける。「自転車にのって」では松島皓(G)がステージ前方まで歩み出て、ギターソロを高らかに響かせた。続く「Pink Jungle House」では鈴木健人(Dr)のタイトなビートと、巽啓伍(B)が鳴らす骨太なベースラインに乗って観客が思い思いに踊った。

never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 東京・赤坂BLITZ公演の様子。(Photo by Yosuke Torii)

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「どうでもいいけど」では観客のジャンプでフロアが揺れ、「fam fam」では安部が「あいつは最高だって ジュースを飲みながら」という歌詞を「今日BLITZ最高に楽しかったって ジュースを飲みながら」に変えてシャウト。ライブではおなじみの初期ナンバー「あまり行かない喫茶店で」でも「調子はどう?って 最高だよ!」と歌に乗せて感情を爆発させていた。「A GOOD TIME」から「白い光」「SUNDAYS BEST」「海辺の町へ」とミディアムテンポでメロウなナンバーを3曲披露したあと、安部はツアーが終わってしまう寂しさを紛らわすかのように延々とトークを展開。北海道で鈴木が倒れたこと、ツアーを経て各メンバーが成長したことなどを20分以上話し続けたあと、メンバーを改めて紹介した。そしてバンドは「明るい未来」「SURELY」をツアーで培った盤石のアンサンブルで鳴らし、本編を締めくくった。

never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 東京・赤坂BLITZ公演の様子。(Photo by Yosuke Torii)

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アンコールに登場した安部は数日前にセンチメンタルな気持ちになったことを明かす。そんな彼の背中を押したという「なんかさ」をメンバーと演奏し、ライブ終盤で披露されることの多い「お別れの歌」でアンコールを終えた。ダブルアンコールでは、序盤で安部が気候的に「もうできない」と言っていたサマーチューン「夏のドキドキ」が届けられ、会場が夏の暑さを取り戻したところでライブはフィナーレを迎えた。

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never young beach 3rd album「A GOOD TIME」TOUR 2017年10月20日 赤坂BLITZ セットリスト

01. なんもない日
02. どんな感じ?
03. CITY LIGHTS
04. 雨が降れば
05. 散歩日和に布団がぱたぱたと
06. Motel
07. 気持ちいい風が吹いたんです
08. 自転車にのって
09. Pink Jungle House
10. どうでもいいけど
11. fam fam
12. あまり行かない喫茶店で
13. 白い光
14. SUNDAYS BEST
15. 海辺の町へ
16. 明るい未来
17. SURELY
<アンコール>
18. なんかさ
19. お別れの歌
<ダブルアンコール>
20. 夏のドキドキ

「A GOOD TIME」Release Tour"extra show !!"

2017年12月7日(木)東京都 新木場STUDIO COAST
<出演者>
never young beach / デヴェンドラ・バンハート

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ホタテ ギターズ @hotate_guitars

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