黒木渚、復活!満員O-EASTで「ずっと会いたかった」

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黒木渚が9月24日に東京・TSUTAYA O-EASTにてワンマンライブ「音楽の乱」を開催した。

黒木渚(撮影:椋尾詩)

黒木渚(撮影:椋尾詩)

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黒木渚「音楽の乱」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(撮影:椋尾詩)

黒木渚「音楽の乱」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(撮影:椋尾詩)[拡大]

喉の不調のため昨年8月から活動を休止していた黒木にとって、この日はひさしぶりのライブ。MCで「1年間で得た、インプットのすべてを放出したい」と語っていた通り、彼女は宮川トモユキ(B / )、柏倉隆史(Dr / toethe HIATUS)、多畠幸良(Key)、井手上誠(G)というバンドメンバーと共に、ライブ演奏や以前からライブで披露していた朗読はもちろん、ダンサー・伊藤キムGERO)との共演など、多彩なステージングで復活をアピールした。

黒木渚(撮影:椋尾詩)

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登場時は緊張した面持ちだった彼女は、満員につめかけたオーディエンスから「オイ! オイ!」という掛け声や合唱が自然発生すると、「素晴らしい!」「みんなブランクがない!」と大喜びして顔をほころばせる。さらに「うちのお客さんは拍がしっかり取れるのが自慢」と胸を張っていた。またMCでは活動を休止していた1年間について、小説の執筆をしたり、陶芸や空手をしたりしていたと話し、「音楽家としては空白だったけど、一概に悪い1年ではなかった。今となっては大切な1年だった」と振り返った。終盤、スポットライトに照らされた彼女は「楽しいね。ずっと会いたかったですよ、皆さん」とファンへ呼びかけたのち「正直、このライブが開演するまでひどく恐怖していたと思います」と打ち明ける。続けて「皆さんが迎えてくれて、救われました。本当にカッコ悪い1年を過ごして、その間に自分の弱いところをどうしても無視することができなくて。そういう弱さを抱きしめてここに戻ってこれたことを本当にうれしく思っています。まだ声が安定しない日もあって、それでも自分の喉と相談しながら、ゆっくり付き合っていこうと思っているし、音楽業界に復帰してやっていこうと思っています」と宣言。「9月24日の夜をみんなと一緒に過ごせたことは少し、前に進んでいると言えるよね?」とファンに呼びかけると、フロアからは大きな拍手が送られ、その様子を見て彼女は涙を拭って「本当にうれしい」と笑顔を見せた。

「音楽の乱」は今後、10月7日に福岡・スカラエスパシオ、12月1日に大阪・BIGCAT、12月15日に愛知・DIAMOND HALLにて行われる。

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黒木渚 ONEMAN LIVE「音楽の乱」

2017年10月7日(土)福岡県 スカラエスパシオ
2017年12月1日(金)大阪府 BIGCAT 
2017年12月15日(金)愛知県 DIAMOND HALL

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佐々木ミー @SasakiMie

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