デビュー5周年のベイビーレイズJAPAN、東武動物公園揺らした野外ワンマン最終戦

ベイビーレイズJAPANが本日9月24日に埼玉・東武動物公園の新イベントステージでワンマンライブ「野外ワンマン3連戦“晴れも！雨も！大好き！！”【ファイナル】みんなでエモーショナルアドベンチャー！」を行った。

4月の東京・日比谷野外大音楽堂公演、6月の千葉・稲毛海浜公園 野外音楽堂公演に続く、“野外ワンマン3連戦”のファイナルとして行われた今回のライブ。9月26日にデビュー5周年を迎えるベビレは全21曲をバンドと共にパフォーマンスし、会場に集まった満員の観客を熱狂させた。

「虎虎タイガー!!」でライブをスタートさせたベビレは、2曲目に「栄光サンライズ」を歌唱。続く「勇気のうた」の曲中に元気よく自己紹介を披露した彼女たちは、攻撃的なナンバー「ベイビーレボリューション」と最新シングル曲「◯◯◯◯◯」を連投し、会場の温度を上昇させた。序盤のMCでは林愛夏が今回の公演のチケットがソールドアウトしたこと改めて観客に報告。大矢梨華子はミュージックビデオ撮影などで以前に東武動物公園を訪れたことに触れ、「リニューアルしたステージに立つことがうれしい」と喜びを露わにした。

渡邊璃生が「強くもカッコよくも美しくもない人たちのことを思って作った曲です」と語ってから、5人は9月20日にリリースされた初のミニアルバム「THE BRJ」より、渡邊が作詞に挑戦した「アンチヒーロー」を披露。「チャリンコアイドル」ではトロッコに乗って会場を移動しながら客席にボールを投げ、ファンを楽しませた。その後ミドルテンポのナンバー「涙の名前」「ビッグ☆スター！」を経て、ライブはハライチの岩井勇気のMCのもと、メンバーがベビレのこれまでの活動に関する質問に答える「デビュー5周年絆クイズ」のコーナーへ。彼女たちは「一番スタッフに怒られたことは？」「2014年の武道館公演の前にやったことは？」という問いに一斉に答えるも5人の回答はそろわず、大矢が「全然そろってなかったけど、気持ちは同じだった」ときれいにコーナーを締めくくった。

傳谷英里香の「デビュー当時の写真やデビューシングルのポスターを見るたびに、この5人でよかったと思います」という言葉から、2014年の東京・日本武道館公演で1曲目に披露された「2years」を投下したメンバーは、「新しい世界」や「シンデレラじゃいられない」を立て続けに歌唱。林は「みんな今日何しにきたの!? 私たちと魂をぶつけ合って熱くなるためだよね!?」と叫んでオーディエンスを煽った。さらに「ベイビーレイズ」「夜明けBrand New Days」などのライブの人気ナンバーを畳み掛けるようにパフォーマンスした彼女たちは、林の「5年かけて作った曲です。一緒に魂を震わせて、『今日最高だったな！』と思える最後の1曲にしましょう」という語りと共に「THE BRJ」の収録曲「僕らはここにいる」を届け、ライブ本編を終えた。

アンコールの声に応え、この日会場で販売されたTシャツを着て再び登場したベビレは、12月に3公演にわたるワンマンライブ「EMOTIONAL IDORCOK FES. 2017｣を行うことを発表。場内が歓声で満たされる中、バンドメンバーの紹介と共に「閃光Believer」を披露し、それぞれファンに挨拶を述べていく。大矢は「まだまだ上に行けると思うんですが、皆さんどうですか!?」とファンに呼びかけ、高見奈央は「これからの武道館を見据えて今回は演出やセトリを作りました。私たちを初めて観てくれた人も一緒に夢を追いかけてほしいです」と今回の公演に込めた思いを吐露した。そして傳谷が「この幸せのスパイラルがずっと続くように」「ありがとう以上の気持ちを込めて届けます」と話したあと、5人は新曲の「スパイラル」を初披露。ダブルアンコールで「Dreamer」を熱演した彼女たちは、生声で「これからもベイビーレイズJAPANをよろしくお願いします！ 今日はありがとうございました！」とファンに感謝の気持ちを伝え、“野外ワンマン3連戦”の幕を閉じた。