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COUNTRY YARD“ライブが強すぎるバンド”と熱演繰り広げた自主企画イベント

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COUNTRY YARD(撮影:半田安政[Showcase])

COUNTRY YARD(撮影:半田安政[Showcase])

COUNTRY YARDが自主企画イベント「BROTHERHOOD vol.31」を9月9日に東京・LIQUIDROOMにて開催した。

トップバッターのSTOMPIN' BIRDはロックンロールやロカビリーの要素を取り入れた軽快なパンクチューンを強固な演奏で届け、さっそく観客のテンションを引き上げていく。3人は息の合ったタイトなプレイを見せながらも、YASU(B, Vo)が何度もフロアにダイブしたり、ステージ横のスピーカーに登ったりと自由なステージングを展開。全11曲を一気に駆け抜けた。

続いてステージに登場したのはNUBO。tommy(Vo)は大きく息を吸い「Shadow and wall」の冒頭を歌い始めたのち、最初の間奏でさっそくCOUNTRY YARDとの出会いを回想する。彼は「それから6年間バンド仲間としてやってきて、6年後“兄弟愛”という意味のイベントに呼ばれましたよ!」と破顔した。「咲く花」では一成(Vo)が「ありきたりなライブには飽きてんだわ」と言い放ち、突然演奏を止めてコール&レスポンスを始めてみせるなど、ライブバンドならではの予測不能なライブを進行した。

この日がCOUNTRY YARDとの初競演だと言うAge Factoryのアクトは、しんと静まり返った場内で、清水エイスケ(Vo, G)が「どんな流れでも変えられる。俺たちの音楽でやる。見逃すな」と言い放ってスタート。3人は一斉に音を鳴らしてノイジーな空間を生み出すと、清水は時に叫ぶように歌いながら、「RIVER」「Puke」といったナンバーを激情的に届けていった。清水がCOUNTRY YARDとの初競演について「光栄」「うれしく思います」と言葉少ないながらも喜びを伝えたのち、バンドは一転、「SUNDAY」「ロードショー」と優しいナンバーを続けて、COUNTRY YARDへバトンを渡した。

COUNTRY YARDはKeisaku “Sit” Matsu-ura(Vo, B)が節を付けて「ハロー!」と声を上げたのを合図に「Quark」でライブを始める。オーディエンスはモッシュやダイブを繰り返したり、拳を突き上げてシンガロングしたりと、さっそく盛り上がりは最高潮に。さらに「恵比寿、目覚めてますか?」とSitが言葉を重ねてバンドがキラーチューン「Starry Night」を投下すると、場内は熱気に包まれた。

4曲を終えてバンドが一息つくと、フロアから「最高だよ!」という声が。それを聞いたメンバーはうれしそうに微笑み、Sitは「俺も最高です!」と胸を張る。続けて彼はバンドが来年結成10周年を迎えることに触れ「10年間でたくさんの人に出会えたことをうれしく思います」と真摯に語った。またSitはこの日の出演者について「ライブが強すぎるバンド」を集めたと言い、「そういうライブが刺激になる」と述べた。さらに話題は9月20日にリリースされるセルフタイトルアルバム「COUNTRY YARD」に。Yu-ki Miyamoto(G, Cho)が「COUNTRY YARDのよさを4人で引き出したいい作品」と自信をのぞかせると、Sitもうなずきながら「説明が必要ないくらい、聴いてもらえばすべてわかるくらい、自信のある作品ができた」と重ねた。

その後、4人はHayato Mochizuki(Vo, G)とMiyamotoのメロディアスなギターが印象的な「In Your Room」「Sorrow」、Masayuki Yamazaki(Dr)が次々と変わるリズムを器用に操る「Colors」といったナンバーをパワフルに続けていく。Sitは演奏前に一言ずつ楽曲に込めた思いを説明しながら、ライブを進行。次々と盛大なシンガロングやモッシュ、ステージダイブが起こるフロアを何度も見渡し「ありがとう」と感謝の言葉を述べ、場内には終始、温かなムードが広がっていた。

最後にSitが「みんなが身を委ねられる音を鳴らしてる自信が付きました。どうかCOUNTRY YARDっていう音楽をそばに置いてください」とファンにメッセージを送りバンドは「Don't Worry, We Can Recover」を演奏。歌い終えるとSitが「俺たちが東京のCOUNTRY YARDだ! よく覚えとけ!」と咆哮し、マイクスタンドを握りしめて「I'll Be With You」をエモーショナルに歌唱した。

アンコールで4人はこの日を振り返り、口々に「すごい楽しかった」と笑顔を見せる。そして強い光に照らされる中「Seven Years Made My Now」をプレイ。Sitはボーカルを取るMochizukiに近寄ってみたり、ダイバーに笑顔を見せたりと、はしゃぎながらラストナンバーを届けて、イベントの幕を下ろした。

なおCOUNTRY YARDは新作「COUNTRY YARD」を携えて9月29日よりライブツアー「THIS IS COUNTRY YARD」を実施する。

BROTHERHOOD vol.31
2017年9月9日 LIQUIDROOM セットリスト

STOMPIN' BIRD

01. Wild Ride
02. Brandnew World
03. Break The Basis
04. Now or Never
05. Ready to Rock?
06. I Love Me
07. High & Low
08. Rumor
09. Candle
10. Brave Song
11. Hurry Up

NUBO

01. Shadow and wall
02. Circle
03. Allie
04. RESHINE
05. 咲く花
06. インソムニア

Age Factory

01. RIVER
02. siren
03. CLEAN UP
04. Puke
05. SUNDAY
06. ロードショー

COUNTRY YARD

01. Quark
02. Starry Night
03. Just Take A Run Over
04. Lights Awake
05. In Your Room
06. Sorrow
07. Colors
08. Always Be Here
09. Don't Worry, We Can Recover
10. I'll Be With You
<アンコール>
11. Far Flower
12. Seven Years Made My Now

COUNTRY YARD presents TOUR 2017 -THIS IS COUNTRY YARD-

2017年9月29日(金)千葉県 千葉LOOK
<出演者>
COUNTRY YARD / DRADNATS / FOMARE

2017年9月30日(土)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
<出演者>
COUNTRY YARD / Survive Said The Prophet / FOR A REASON

2017年10月1日(日)栃木県 宇都宮HELLO DOLLY
<出演者>
COUNTRY YARD / Castaway / LEXT

2017年10月4日(水)青森県 八戸ROXX
<出演者>
COUNTRY YARD / ハルカミライ / S.P.N POWER

2017年10月6日(金)岩手県 盛岡club change
<出演者>
COUNTRY YARD / ハルカミライ

2017年10月7日(土)宮城県 SENDAI BIRDLAND
<出演者>
COUNTRY YARD / ハルカミライ / SABANNAMAN

2017年10月20日(金)石川県 vanvanV4
<出演者>
COUNTRY YARD / 39degrees / KICKASSRAY

2017年11月14日(火)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
<出演者>
COUNTRY YARD / SHADOWS / SIGHTS

2017年11月15日(水)岡山県 CRAZY MAMA 2nd Room
<出演者>
COUNTRY YARD / SHADOWS / HAIR MONEY KIDS

2017年11月17日(金)熊本県 Django
<出演者>
COUNTRY YARD / SHADOWS / NORVER

2017年11月18日(土)福岡県 Queblick
<出演者>
COUNTRY YARD / SHADOWS

2017年11月19日(日)香川県 高松TOONICE
<出演者>
COUNTRY YARD / SHADOWS

2017年12月1日(金)愛知県 APOLLO BASE
<出演者>
COUNTRY YARD / ONIONRING

2017年12月3日(日)大阪府 FANDANGO
<出演者>
COUNTRY YARD / PALM

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