ドライブヘッドもノリノリ！さくらしめじ、新作リリイベで「夏色」歌う

さくらしめじが本日8月23日にニューシングル「あやまリズム」をリリース。これを記念したフリーライブイベントを東京・東京ドームシティラクーアガーデンステージにて実施した。

ニューシングルの表題曲は、TBS系で放送中のアニメ「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド～機動救急警察～」のエンディングテーマとしてオンエアされているナンバー。このつながりから、本日のライブには「ドライブヘッド」の登場キャラクターであるサイクロンインターセプターが応援に駆け付け、田中雅功と高田彪我の2人に熱いエールを送った。

サイクロンインターセプターが待つステージに姿を見せた雅功と彪我は、さわやかな「ひだりむね」でライブをスタートさせる。雅功が「今日はリリース日なので、最高の1日にしようと思います！」と言ってギターをかき鳴らすと、サイクロンインターセプターは2人の歌声に合わせてリズミカルに身体を揺らしたり、オリジナルのダンスを披露したりして冒頭から積極的にステージを盛り上げた。

2曲目に披露された新作のカップリング曲「ケセラセラララ」では雅功と彪我が観客のシンガロングを誘い、会場を1つにまとめあげていく。続けてデビュー曲の「いくじなし」が届けられると、ファンは息の合ったかけ声を飛ばして楽曲を彩った。

4月にTOKYO DOME CITY HALLでワンマンライブを行った2人は、MCで「（この場所は）懐かしいですね」と目を合わせ笑い合う。そしてステージの目の前にある東京ドームに目をやると、雅功は「実は僕ら、この間東京ドームで行われたゆずさんのライブにお勉強をしに行ったんです！」とうれしそうに切り出した。彼が「すごい広い場所にゆずさんの歌声が響き渡っていて、すごい感動して。それから僕ら、ライブの前にやるようになったことがあるんです」と言うと、彪我が「ゆずさんの『夏色』を熱唱して気合い入れて、ライブに挑むようになりました」と明かす。ファンが興奮気味に声を上げると、2人はステージ上でその様子を再現することに。ギターを置き、彪我が首にかけているタンバリンを借りた雅功は北川悠仁になりきって「それそれそれそれ！」と観客を煽ってみせる。2人は息ぴったりのハモリでワンフレーズ歌い上げ、「あとでしっかり怒られたいと思います（笑）」と照れ笑いを浮かべた。

4曲目にプレイされたEvery Little Thing「fragile」のカバーでは、リードボーカルを取る彪我のまっすぐな歌声が会場に響き、聴衆はじっくりと聴き入った。最後を飾ったのは新作のリード曲「あやまリズム」。ここまで2人の斜め後ろで盛り上げ役に徹していたサイクロンインターセプターは「あやまリズム」の軽快なリズムに合わせて一層パワフルにダンスを踊り、雅功がそばに駆け付けると彼の顔を覗き込むようにして楽しさをアピールする。さくらしめじの2人もサイクロンインターセプターに負けじとステージ前方に歩み出てファンと笑顔を交わし、晴れやかなムードの中でライブはフィニッシュ。雅功は東京ドームを見つめながら「いつか夢のステージに上がれるように、もっともっとがんばっていきます！」と語り、2人は「以上、さくらしめじでした。ありがとうございました！」と声を合わせてステージをあとにした。

さくらしめじ「5thシングル『あやまリズム』リリース記念イベント」
2017年8月23日 東京ドームシティラクーアガーデンステージ セットリスト

01. ひだりむね
02. ケセラセラララ
03. いくじなし
04. fragile
05. あやまリズム