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DJ&ライブで大盛り上がり!「ピエールフェス」でアイドル、V系入り乱れる

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ピエール中野のDJの様子。(撮影:西槇太一)

ピエール中野のDJの様子。(撮影:西槇太一)

凛として時雨のピエール中野(Dr)が7月16日に東京・LIQUIDROOMで主催イベント「ピエールフェス 2017」を開催した。

例年ピエール中野とゆかりのあるアーティストが参加している「ピエールフェス」。今年はにゃんごすたー、sora tob sakanaNoGoDMaison book girl、大森靖子、カオティック・スピードキングが出演し、アーティスト同士のコラボレーションを含むパフォーマンスを展開した。まず開場と同時に中野がDJブースで観客をお出迎え。NoGoDの団長(Vo)も加わってB'z「ultra soul」などをプレイしたあとに、DJブースには大森靖子とMaison book girlのコショージメグミが飛び入り参加するなど、冒頭から大きく観客を盛り上げた。

メインステージでは、にゃんごすたーはかわいらしい出で立ちでテクニカルなドラムプレイを披露。団長をゲストボーカルに迎えてX JAPAN「紅」でコラボしたり、中野をゲストに迎えたダブルドラムという編成で凛として時雨「Telecastic fake show」を演奏したりして観客を沸かせた。続くDJタイムでは団長が持ち時間の大半をトークに費やして観客を大いに笑わせる。モーニング娘。の熱狂的ファンである団長はモー娘。への思いを述べつつ、次のアクトであるsora tob sakanaへとバトンを渡した。

sora tob sakanaはこの日、バンドメンバーにプロデューサーの照井順政(G / ハイスイノナサsiraph)を始め、松川真也(G / aquarifa)、星優太(Key, Manipulate / WOZNIAK、DALLJUB STEP CLUB、OUTATBERO)、森谷一貴(Key / ハイスイノナサ)、照井淳政(B / ハイスイノナサ)、リンタロウ(Dr / aquarifa)を迎えて登場。彼女たちはこの編成で初披露となる「Moon Swimming Weekender」などエレクトロニカとポストロックの要素を含むバンドサウンドと共にまっすぐな歌声で観客を魅了し、ラストの「夜間飛行」まで高揚感のあるパフォーマンスを見せた。その後、DJブースでは中野がthe telephones「Monkey Discooooooo」などダンスチューンを連投。キュウソネコカミ「良いDJ」では中野がスクラッチをする場面も見られた。

続いてメインステージではNoGoDのライブがスタート。重厚なバンドサウンドの「Missing」やダークなメタルチューン「現世ホラーショー」などが次々に届けられた。またMCで団長は夏のロックフェスに呼ばれる機会がないことを話しながら「どいつもこいつもアイドルは出すくせに白塗りは出さないの。でもピエール中野は違う、彼は『面白ければなんでもいい』と思っている!」と声を上げる。「球根」のあとには「こういうイベントがもっと増えたらと思っています。『ピエールフェス』を大きくしていただいて、いつか我々のサンクチュアリ、埼玉スタジアム(2002)で……無理だったら(HEAVEN'S ROCK さいたま新都心)VJ-3でもいい!」と埼玉愛がにじむMCを展開した。

イベントの後半、DJブースの前はピンク色のペンライトを持つ観客でいっぱいに。大森は「絶対絶望絶好調」を1コーラス流したあと、「こんばんは大森靖子です!」と挨拶をしてフロアに身を乗り出し、浜崎あゆみ「evolution」やglobe「wanderin' destiny」を熱唱。欅坂46「サイレントマジョリティー」では、フロアに降りて観客に肩車されながら歌い踊るといったDJの域を飛び越えたパフォーマンスを繰り出し、ラストにはモーニング娘。「シャボン玉」をエモーショナルに歌い上げた。

「以上、大森靖子でした!」と叫んだ大森はメインステージにも登場し、カオティック・スピードキングの演奏で「ミッドナイト清純異性交遊」を歌ってファンを喜ばせた。その後カオティックの面々が轟音を鳴らす中、Maison book girlが登場。彼女たちは真っ赤なライトが怪しくステージを照らす中、「bed」でライブの口火を切った。終盤には彼女たちのプロデューサーであるサクライケンタ(G)が和田輪、矢川葵、井上唯、コショージメグミを順に紹介し、「4人でMaison book girlです」とメンバーに代わって挨拶。そして中野が「最後はバッキバキで行こうか!」と告げて、コショージが「謙虚、優しさ、絆! キラキラ輝け『ピエールフェス』!」と欅坂46の掛け声をもじって叫び、全員で激しいバンドアレンジの「karma」を披露した。

イベントの締めくくりにDJとして再び登場した中野は、「時雨は水面下でがんばってるんですが、表立って出る機会が少ないのでこうやってみんなの前で新曲を披露できてうれしいです」とコメント。さらに「TRFでいう『BOY MEETS GIRL』みたいな。欅坂46の志田愛佳がSuchmosが好きって言っていたのでSuchmosみたいなドラムになっています」と本気とも冗談とも取れる発言をしてから、8月23日にシングルリリースされる凛として時雨の新曲「DIE meets HARD」をフル尺でスピン。自身の所属するバンドの新曲を披露し、盛りだくさんな内容の「ピエールフェス」を締めくくった。

「ピエールフェス 2017」
7月16日 LIQUIDROOM セットリスト

にゃんごすたー

01. Just Awake / Fear, and Loathing in Las Vegas
02. アンパンマンのマーチ / 橋本潮
03. 紅 / X JAPAN(※団長[NoGoD]コラボ)
04. Telecastic Fake Show / 凛として時雨(※ピエール中野[凛として時雨]コラボ)

sora tob sakana

01. 夜空を全部
02. Summer Plan
03. Moon Swimming Weekender
04. 夏の扉
05. 広告の街
06. ribbon
07. 夜間飛行

NoGoD

01. Missing
02. 現世ホラーショー
03. 球根
04. イピカイエ
05. Passion Play
06. 神風

大森靖子 with カオティック・スピードキング

01. ミッドナイト清純異性交遊

Maison book girl with カオティック・スピードキング

01. bed
02. lost AGE
03. rooms
04. cloudyirony
05. end of Summer dream
06. sin morning
07. blue light
08. karma

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