彪我完全復活！さくらしめじ、夕暮れの豊洲に響いた2人のハーモニー

2017年3月22日 21:39 954 1 音楽ナタリー編集部

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さくらしめじが本日3月22日に1stミニアルバム「さくら〆じ」をリリース。これを記念したイベントを東京・ららぽーと豊洲にて実施した。

さくらしめじ（撮影：ハヤシサトル）

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田中雅功（撮影：ハヤシサトル）［拡大］

夕暮れの野外ステージには2人の歌声を聴こうと多くのファンが集まった。ミニライブは田中雅功の「今日はリリース日。盛り上がっていきましょう！」という呼びかけと共にスタート。2人は1曲目に「おたまじゃくし」を演奏し、朗らかな歌声を届ける。雅功が手を挙げて手拍子を求めると、会場にはファンによる軽快なクラップ音が響いた。

高田彪我（撮影：ハヤシサトル）［拡大］

自己紹介では雅功が「僕が中学を卒業します、田中雅功です！」と言えば、高田彪我は「僕が高校に入学する、高田彪我です！」と続く。雅功が「いや、同じことだから！（笑）」とすかさずツッコミを入れると、会場からは笑い声が漏れた。また、彪我は体調不良のため先週末に行われたリリース記念イベントを2日間欠席したことから「雅功さん、本当にすみませんでした！」とステージの上で雅功に伝える。雅功が1人でステージに立つ様子を映像で観たという彼は「本当に感動しました……！」と感謝し、これに雅功は「本当に感動した？」と笑いながら返していた。

ミニアルバムのリード曲「かぜいろのめろでぃー」を歌い終えると、2人はこの曲のMV撮影時の思い出話に花を咲かせ「わらしべ長者で物々交換をしていくんですけど、招き猫とやかんを交換するシーンだけ妙にドラマチックだから、注目して観てください！」とファンに呼びかけた。このあとに届けられたのは、新曲の「ゆめがさめたら」。卒業をテーマにしたナンバーで、雅功は「みんなに共感してもらえる内容の曲だと思うので、みんなに共感してもらえるように僕たちは歌いたいと思います」と語った。楽曲のタイトルコールをすると、2人は目を合わせてカウントを取り、優しいタッチでギターを奏でる。会場には雅功と彪我の柔らかなハーモニーが響きわたり、雅功はステージを取り囲むオーディエンスにくまなく目を遣りながら微笑みを浮かべた。

さくらしめじ（撮影：ハヤシサトル）［拡大］

最後の楽曲を前に、2人は観客へ向け、4月23日に東京・TOKYO DOME CITY HALLでワンマンライブを行うことを伝える。彪我はこの公演へ向け、2人が作詞作曲をしていることを明かし「（自作曲を）披露したり、しなかったり？」といたずらっぽく笑みを浮かべた。また、雅功は「盛りだくさんな内容になると思うので、楽しみにしていてください！」とコメント。大きな歓声が送られると、2人はラストナンバーとして「みちくさこうしんきょく」をプレイする。ファンが手拍子で楽曲を彩る中、雅功と彪我はステージを歩き回りながら軽快にギターをかき鳴らし、晴れやかな表情でこの曲を歌い上げた。