1位に輝いた楽曲は何？アカシックがファン投票でセトリ決めるライブ敢行

アカシックが2月9日に東京・KINGSX TOKYOで、ファン投票を基にしたセットリストで構成された定員150人のスペシャルライブ「皆様の所望ちょうだい致します アカシック和歌御会始」を開催した。

この日に1曲目として披露されたのは、チームしゃちほこの咲良菜緒に楽曲提供した「ベイビーミソカツ」。観客のテンションが一気に上がる中、理姫（Vo）が「行けんのか！ 行けんのか！ ついてこいよ！」とフロアを煽る。2曲目には、近年のライブでは演奏されていない初期曲「有楽」が披露され、イントロのベースが鳴った瞬間にファンからどよめきの声が。演奏後に理姫は、当時タンバリンを持ってパフォーマンスしていたという懐かしいエピソードを語った。

その後も彼女たちはライブでの定番曲「アルカイックセンチメント」や「香港ママ」を演奏し、会場は大盛り上がりに。チケットと共に販売されたメンバープローデュースのイベント限定Tシャツを着た観客を見た理姫は「みんながおそろいでTシャツを着れくれているのがうれしくて、私も予定していた衣装をやめてみんなと同じTシャツにしました！ 今日のセットリストは本当にみんなのリクエスト上位の曲ばかりを選んでいるから本当に楽しんでいってね！」と語り、バンド自身がこの企画をファンとともに楽しんでいる様子をうかがわせた。

ライブ後半には、理姫が歌うの一番楽しみにしていたという「オールドミス」や、3月8日発売のシングル「愛×Happy×クレイジー」のカップリングに再録バージョンが収録されている「幸せじゃないから死ねない」、理姫と奥脇達也（G）によるツインボーカル曲「真夜中のクローンラベル」などを立て続けに披露。「これから今回リクエストが一番多かった曲を披露します！」というMCとともに「ピンク」を歌いあげ、最後に3月8日発売のシングル「愛×Happy×クレイジー」を演奏した。

アンコールでは理姫が観客に「今やってほしい曲何かある？」と問いかけ、「ヨコハマクール」という声が上がると彼女は「この曲は準備してなかったなー」と笑いつつ1コーラス歌唱。ラストに「8ミリフィルム」をパフォーマンスし、バンドはイベントを締めくくった。