音楽ナタリー

゚*☆姫乃☆*゚から僕とジョルジュまで!姫乃たまの集大成ワンマン

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姫乃たま(撮影:柳澤和美)

姫乃たま(撮影:柳澤和美)

姫乃たまのワンマンライブ「アイドルになりたい」が2月7日に東京・WWWで開催された。

昨年から今年にかけソロアルバム「First Order」、セルフプロデュースユニット・僕とジョルジュの2ndアルバム「僕とジョルジュ2」やシングル「僕とジョルジュ2.5」など数多くの作品を発表してきた姫乃。彼女にとってワンマンライブは2012年以来、およそ5年ぶりとなった。

この日は中村保夫(和ラダイスガラージ)によるDJが開場時間中に披露されたのち、僕とジョルジュが登場。オリジナルメンバーである姫乃、金子麻友美(Key)、佐藤優介(Key)に澤部渡(G)、清水瑶志郎(B)、シマダボーイ(Per)、佐久間裕太(Dr)を演奏メンバーに迎え、まずは「恋のすゝめ」から演奏はスタートした。

ユニットのライブは、この公演の翌日に発売を控えた新アルバム「僕とジョルジュ2」の収録曲「悲しくていいね」を交えつつ、1stアルバムの楽曲を中心に進行していく。「恋のジュジュカ」ではゲストとして、姫乃の祖母である有賀幼子氏が参加。彼女は佐藤のキーボードを借りて冒頭部を演奏したのち、姫乃に手を引かれるようにしてステージを後にした。さらに有賀氏と入れ替わる形で、今度は山崎春美(Vo)がステージへ。彼は軽快なステップを交えつつシャウトしたり、姫乃と息の合ったデュエットを見せたりして楽曲を彩っていく。最後の「かえせ!太陽を」ではファンとの「かえせ!」コールも飛び出し、僕とジョルジュは十分に会場を温めて出番を終えた。

ワンマンのチケットを各地で手売りした様子を収めたドキュメンタリー映像が上映されたのち、姫乃のライブがスタート。白いドレスに身を包んだ姫乃は「ねえ、王子」でアルプス一万尺の手遊びをモチーフにした振り付けや、キュートにステップを踏む“ペンギンダンス”などさまざまなパフォーマンスでオーディエンスを楽しませていった。「DSK019」披露後のMCでは、僕とジョルジュの1stアルバム制作時の話題に。彼女はレコーディングに参加した澤部やアートワークのデザイナー、ライブを観に来た父親など次々と関係者が倒れていったことを明かし、「僕とジョルジュは呪われているんですよ!」と波瀾万丈なバックグラウンドを振り返った。

その後は姫乃とファンが「たまちゃん!」「ハーイ!」という掛け合いを行った「たまちゃん!ハーイ」、VJによる演出が加わりさらにダイナミックなパフォーマンスとなった「静かに静かに」「愛はさかあがり」などが休みなく繰り出されていく。さらに「そういうこと」では藤井洋平(Vo, G)もステージに登場。姫乃が一旦退場した際にはグルーヴィな即興演奏をソロで披露し、赤いドレスに着替えた姫乃と披露した「おんぶにダッコちゃん」では、ソウルフルなボーカルで姫乃をリードしていった。そして藤井がステージから捌けると、ノスタルジックなムードあふれる「さよならのワルツ」「くれあいの花」で本編は締めくくられた。

アンコールではステージにワインとステーキが置かれたテーブルが用意され、姫乃は来場者と共に記念撮影を実施。さらに姫乃と親交のある人たちが「ねえ、王子」のダンスを披露するお祝い映像が上映され、彼女は目を潤ませつつ感謝の言葉を述べた。そしてSTX(B)、msys(G)、JOHN★MANJIRO-metal(G)を迎えて披露されたのは、姫乃の1stシングル曲「三両列車でにゃんだりあ」の新アレンジバージョン。ステージ後方には前名義「゚*☆姫乃☆*゚」時代のライブ映像が投影され、姫乃は「18歳のときに捨てるはずだったマイクを、23歳になった今もつかんでいます!」とうれしそうに語った。そして最後はスタッフロール映像を背に、「たまちゃん!ハーイ」でファンと仲よくコールを行いワンマンの幕を閉じた。

姫乃たま 3rdワンマンライブ「アイドルになりたい」
2017年2月7日 WWW セットリスト

僕とジョルジュ

01. 恋のすゝめ
02. 悲しくていいね
03. 巨大な遊園地
04. 恋のジュジュカ
05. 変な恋
06. かえせ!太陽を

姫乃たま

01. 来来ラブソング
02. ねえ、王子
03. マジで簡単なコネクション
04. DSK019
05. たまちゃん!ハーイ
06. 拝啓ジョーストラマー
07. おかえりのうた
08. 静かに静かに
09. 愛はさかあがり
10. 言いたいことがあるんだよ
11. そういうこと
12. 人間関係
13. おんぶにダッコちゃん
14. さよならのワルツ
15. くれあいの花
<アンコール>
16. 三両列車でにゃんだりあ2017
17. たまちゃん!ハーイ

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