音楽ナタリー

ビッケブランカ、デビュー作携えたツアーが終了「背中を押せる曲を永遠に作っていきたい」

757

ビッケブランカ「Slave of Love TOUR 2017」 WWW公演の様子。(撮影:星野健太)

ビッケブランカ「Slave of Love TOUR 2017」 WWW公演の様子。(撮影:星野健太)

ビッケブランカのツアー「Slave of Love TOUR 2017」が昨日1月22日に北海道・SOUND CRUEにて終了。この記事では1月20日に東京・WWWにて実施された東京公演の模様をレポートする。

このツアーはビッケブランカがメジャー移籍第1弾アルバム「Slave of Love」を携えて行ったもの。福岡で始まったこのツアーのチケットは全公演ソールドアウトを記録し、各会場には大勢のファンが集まった。

アルバムタイトルトラックの「Slave of Love」のミュージックビデオの世界観を彷彿とさせる檻や手錠などで飾り付けられたステージに、まずは生本直毅(G)、脇山広介(Dr)、にしのえみ(Key, Cho)、ビッケブランカの大学の後輩で旧知の仲の大澤DD拓海(B)からなる“ビッケブランカバンド”が登場。バンドメンバーと同様に囚人服をイメージさせるボーダー衣装でステージに飛び出したビッケブランカは「Slave of Love」の1曲目「ココラムウ」でライブを勢いよくスタートさせた。

ビッケブランカはバンドメンバーとグルーヴ感満点のサウンドを奏でながら、得意のファルセットボイスやファンキーなシャウトで観客を魅了。代表曲の1つ「追うBOY」ではマイク片手にステージ前方へ躍り出て、手を左右に振ったり、コール&レスポンスを巻き起こしたりと会場に一体感を作り上げた。その後、ビッケブランカは「Slave of Love」制作時に起きたマンションでの隣人とのトラブルを明かす。そのマンションに住んでから1年間、夜中に演奏をしようと一度も文句を言ってこなかった元ミュージシャンの隣人がアルバム完成間近のタイミングで突然部屋に乗り込んできたことや今は和解し「朝10時から夜10時までは自由に音を鳴らしていい」という約束をしたことなどを話すと、観客はそのエピソードに大爆笑していた。

トークで会場を沸かせたあとビッケブランカは、リリース時に多くのラジオパワープレイを獲得し、その名を世に広めたバラード「秋の香り」でライブを再開。「Slave of Love」収録の芳醇なバラードナンバー「Echo」では、ビッケブランカに続いて観客もシンガロングして会場が歌声で満たされる。メンバー紹介を挟み、ライブは終盤戦へ。「Natural Woman」で勢いを付け、ツアータイトルにもなった「Slave of Love」など人気曲を矢継ぎ早に披露し、そのままラストの「ファビュラス」まで駆け抜けた。

アンコールでビッケブランカは「自分が好きでやってるだけなのに、ファンの方に『ビッケさんの曲で救われた』とか言われることがあります。それは心からうれしいことだけれど、僕は皆さんを救うために音楽をやってるわけではない。皆さんは自分で壁を乗り越える力を持っています。僕はみんなの背中を押しただけ。だからまずは自分を褒めてあげてほしい。僕はみんなの背中をちょっとだけ押せる曲を永遠に作っていきたい」と思いを明かす。そして「Wake up sweetheart」を丁寧に歌い上げ、「ありがとうございました! 幸せになってください!」とファンにメッセージを送ってライブを締めくくった。

ビッケブランカ「Slave of Love TOUR 2017」 2017年1月20日 WWW セットリスト

01. ココラムウ
02. Alright!
03. 追うBOY
04. step in control
05. Bad Boy Love
06. SPEECH
07. Golden
08. 秋の香り
09. Your Days
10. Echo
11. Natural Woman
12. Take me Take out
13. アシカダンス
14. Slave of Love
15. ファビュラス
<アンコール>
16. Wake up sweetheart

音楽ナタリーをフォロー