flumpoolカウントダウンライブで新シングル、武道館2DAYS、全国ツアー発表

flumpoolが昨日12月31日に故郷である大阪の大阪城ホールにてカウントダウンライブ「flumpool COUNTDOWN LIVE 2016→2017 『FOR ROOTS』～シロテン・フィールズ・フォーエバー～」を開催した。

彼らが大阪城ホールで単独の年越し公演を行うのはこれが初めて。タイトルの「『FOR ROOTS』～シロテン・フィールズ・フォーエバー～」は、2015年に大阪・大泉緑地大芝生広場で初の単独ライブを行った際に「FOR ROOTS」と銘打ったこと、そして大阪城ホール前の城天（シロテン）でデビュー前にストリートライブを行っていたことから名付けられた。

flumpoolはおよそ1万人のファンの前でデジタルサウンドとエッジィなギターサウンドが印象的な「FREE YOUR MIND」でライブを開始し、会場のボルテージを引き上げる。さらに最新アルバム「EGG」からの楽曲も数曲披露しファンを喜ばせた。MCで山村隆太（Vo, G）が「大阪帰ってきたよ！」と叫ぶと、客席から「おかえり！」という声が上がり、アットホームな雰囲気が広がる。

その後デビュー前に行っていたストリートライブをイメージした「ストリートステージ」へと移動したメンバーは、既発曲をアレンジして届けていく。大型ビジョンと会場の天井に圧巻の星空が映されると、彼らは再びメインステージへと戻り、今回のライブのテーマソングである優しくも力強いバラード「ムーンライト・トリップ」を初披露。山村の歌声が会場を温かく包み込んだ。

今年3月に公開される映画「サクラダリセット」の主題歌「ラストコール」が演奏されたあとは、代表曲「星に願いを」で会場の熱気はピークに達し、いよいよ年越しの瞬間へ。メンバーのカウントダウンと後方のビジョンでのド派手な映像演出によって2017年を迎えると、毎年恒例の新春ビジュアルが映し出される。オーディエンスから歓声が上がる中、バンドは代表曲「君に届け」を披露した。

インディーズ時代に発表された楽曲「labo」で本編を終えると、ファンからは鳴り止まないアンコールの声が。アンコールでメンバーは客席に登場して「大切なものは君以外に見当たらなくて」を演奏し、ファンを驚かせる。実はライブ前日に城天でストリートライブを行ったというflumpool。彼らはその際の映像をバックに「MY HOME TOWN」をパフォーマンスしてカウントダウンライブを締めくくった。

なおこのライブにて山村の口から、flumpoolが2017年春に「ラストコール」を表題曲としたシングルをリリースすること、5月に東京・日本武道館で2日間にわたる単独公演を行うこと、秋には全国ツアーを実施することが発表された。