新生BiS単独公演でプー・ルイ宣言「BiSは誰にも負けません!」

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BiSが昨日11月20日に東京・下北沢SHELTERでワンマンライブ「Brand-new idol Society」を開催した。

BiSワンマンライブ「Brand-new idol Society」の様子。

BiSワンマンライブ「Brand-new idol Society」の様子。

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くちづけを交わすキカ・フロント・フロンタール、アヤ・エイトプリンス。

くちづけを交わすキカ・フロント・フロンタール、アヤ・エイトプリンス。[拡大]

9月に再始動してからおよそ2カ月という早さで単独公演を実施したBiS。お披露目ライブに続き、この日の公演もチケットはソールドアウトを記録し、超満員のフロアは開演前から熱気に満ちあふれた。開演定刻になるとゆっくりとメンバー5人がステージに登場し、キラーチューン「Nerve」をいきなり投下。曲のイントロを聴くや否や、待ってましたとばかりに研究員(BiSファンの総称)はテンションを上げてメンバーと共にフロアを盛り上げる。しかし曲が終わると再び「Nerve」が鳴り響き、5人は4連続で同曲を歌い上げて研究員を熱気の渦へと誘った。そして旧BiS時代のナンバー「パプリカ」では激しいヘドバンを行ったほか、アヤ・エイトプリンスとキカ・フロント・フロンタールがステージ上で熱いくちづけを交わすなど、刺激の強い演出が繰り広げられた。

最初のMCではそれぞれが自己紹介を行うも、研究員からの大歓声を受けて感激のあまりメンバーの中には涙を流す者も。そしてプー・ルイのかけ声とともに旧BiS時代の楽曲「Give me your love全部」「My Ixxx」が届けられた後、新生BiSのオリジナル曲「Human after all」「Not special」が披露され、ライブ中盤は旧BiSと新生BiSの楽曲を織り交ぜながら進行した。

ライブ終盤に入る前のMCでは各メンバーから今の心境が語られる。キカは「正直まだまだ自信を持ってBiSだって言えるような状況じゃないことは実感してて。でも私は一生プーちゃんと渡辺(淳之介)さんに付いていくって決めたんで、辞めろって言われても辞めないんで!」、アヤは「これからもっと皆さんを楽しませることのできるようなアヤ・エイトプリンスになります!」、ペリ・ウブは「たった2カ月でここに立てることは恵まれてると思います。皆さん、風邪を引かないように気を付けてください」、ゴ・ジーラは「期待されることが多いから怖くて怖くて。でもライブが始まったら楽しめたのでよかったです。今日から自信を持って『付いてこい』って言えるようにがんばります」と、それぞれが今日のライブを経ての思いを述べた。

プー・ルイ

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そして最後にプー・ルイは「2014年の7月9日にここで『元BiSなりのワンマンライブ』をして、メンバーやスタッフさん、研究員さんに『さよなら』って言って。そこでは泣かなかったけど、帰りの電車で1人でずっと泣いてました。あの日から、またBiSとしてここでライブができるなんて思ってもいなかったら本当にうれしいです。BiSを解散してからの2年間、こうやって満員のライブハウスでやることがどんなに大変か思い知りました。何もうまくいかなくて、どうしたらいいかわからなくて。そして新生BiSも始まったはいいけど、こんなに頼りないメンバーばかりで。本当に今日を迎えるのは不安だったんですけど、私がいるからBiSは大丈夫です! 皆さん、安心して私に付いて来てください!」と力強く意気込みを語った。続けてプー・ルイは「りなはむ(ヨコヤマリナ)、ユケ(ナカヤマユキコ)、ユフちゃん(テラシマユフ)、ワッキー(ワキサカユリカ)、ミッチェル(ミチバヤシリオ)、ジュンコちゃん(コシノジュンコ)、ウイぽん(ファーストサマーウイカ)、サキちゃん(カミヤサキ)、テンコ(テンテンコ)、コショージ(コショージメグミ)、のんちゃん(ヒラノノゾミ)……誰1人欠けても今ここにBiSはないと思います。だから昔からのBiSの曲も私たちがちゃんと魂を引き継いで歌っていくので、皆さんこれからも見守ってください!」と決意表明を行った。

BiSワンマンライブ「Brand-new idol Society」の様子。(写真提供:WACK)

BiSワンマンライブ「Brand-new idol Society」の様子。(写真提供:WACK)[拡大]

「それでは、本当のBiSの始まりの歌、聴いてください」とプー・ルイが曲振りを行い、5人で「BiS」を熱唱。さらに彼女たちは激しいシャウトで研究員のボルテージを上げ「IDOL」を歌唱する。メンバーも研究員も汗だくになったところでドロップされたエモーショナルなナンバー「primal.」では、サビで会場の全員が両腕を突き上げるポーズを決めて一体となった。そしてライブ本編ラストは「レリビ」で締めくくられ、ゴ・ジーラとペリ・ウブが研究員の頭上を歩きながら移動。ほかのメンバーもステージをグルグルと回りながらオーディエンスを煽った。

アンコール明けには日本テレビ系「バズリズム」の収録を挟み、5人は新生BiSのオリジナル曲「CHANGE the WORLD」を歌い上げる。その後メンバーは2ndフルアルバムを2月22日にリリースすること、全国ツアーを1月から行うことをアナウンス。この発表を受けてプー・ルイは「BiSは誰にも負けません! 突っ走っていくぞ!」と高らかに宣言し、「新生BiSの始まりの曲、聴いてください」と曲振りして「BiSBiS」をこの日のラストナンバーとしてフロアに届けた。歌唱後、5人は研究員に感謝の言葉を述べて、大歓声を受けながらこの日の単独公演を終えた。

なおBiSは11月16日に新体制初のフルアルバム「Brand-new idol Society 2」を発表。音楽ナタリーではこれを記念して現在、メンバーとマネージャー・渡辺淳之介の座談会を公開している。

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BiS「Brand-new idol Society」2016年11月20日 下北沢SHELTER セットリスト

01. Nerve
02. Nerve
03. Nerve
04. Nerve
05. パプリカ
06. Give me your love全部
07. My Ixxx
08. Human after all
09. Not special
10. Yell
11. Happy Birthday
12. 太陽のじゅもん
13. ONE DAY
14. BiS
15. IDOL
16. primal.
17. レリビ
<アンコール>
18. CHANGE the WORLD
19. BiSBiS

BiS Re:STUPiD TOUR

2017年1月21日(土)福岡県 DRUM SON
2017年1月22日(日)大阪府 クリエイティブセンター大阪 STUDIO PARTITA
2017年2月4日(土)愛知県 伏見JAMMIN'
2017年2月5日(日)宮城県 SENDAI CLUB JUNK BOX
2017年2月12日(日)北海道 KLUB COUNTER ACTION
2017年2月26日(日)東京都 WWW X

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※記事初出時、一部公演日時に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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ギュウゾウ🦂60/電撃ネットワーク/ギュウ農 @gyuzo_rock

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