ソロデビュー20周年の杉本恭一、クリエイターとのコラボ経て生まれたフルアルバム

LA-PPISCHのギタリスト、杉本恭一が8枚目のフルアルバム「STEREO 8」を11月16日にリリースする。

1996年発表のアルバム「ピクチャーミュージック」でソロデビューして以来、今年で20周年を迎えた杉本。今回のアルバムは彼ならではのソリッドで疾走感にあふれた楽曲や、アーティスティックな雰囲気を感じさせるサイケデリックなナンバーなど、バラエティに富んだサウンドがパッケージされている。

また今作は、今年3月に行われた展覧会「STOWAWAY」で彼とコラボレートしたデザイナーのSKULLPOP、写真家の緒車寿一、ストリートアーティストのJELL-Oがアートワークをサポート。その「STOWAWAY」の会場限定で販売したカセットテープに収録されているインスト曲も収められ、1曲目の「Stowaway」はバンド編成でリテイクしたバージョンとなっている。また、杉本は6月から7月にかけて行った弾き語りツアーの各会場で、オーディエンスの歓声や歌声を録音しており、今作の収録曲「ラオラウ」ではその観客の声が使用されている。

このアルバムの発売を記念して、杉本は11月3日からライブツアー「Tail Peace Tour 2016」を実施する。バンドメンバーはwash?の奥村大（G, Cho）、VOLA & THE ORIENTAL MACHINEの有江嘉典（B, Cho）、syrup16gの中畑大樹（Dr, Cho）。高松公演のみ対バンを迎え、その他の公演はワンマンライブとなる。