吉川晃司、ツアーファイナルで水球日本代表応援ソング初披露

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吉川晃司が8月28日に東京・東京体育館にて全国ツアー「KIKKAWA KOJI Live 2016 "WILD LIPS" TOUR」の最終公演を実施した。

吉川晃司「KIKKAWA KOJI Live 2016 "WILD LIPS" TOUR」東京・東京体育館公演の様子。(Photo by Shigeru Toyama)

吉川晃司「KIKKAWA KOJI Live 2016 "WILD LIPS" TOUR」東京・東京体育館公演の様子。(Photo by Shigeru Toyama)

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最新アルバム「WILD LIPS」を携えて、6月の神奈川・厚木市文化会館を皮切りに全15公演が行われた今回のツアー。吉川にとって初めての東京体育館でのライブとなった本公演には、ホッピー神山(Key)、菅原弘明(G, Key)、生形真一(G / Nothing's Carved In Stone)、ウエノコウジ(B / the HIATUSRadio Caroline)、湊雅史(Dr)の5人が参加した。

ライブは最新アルバム「WILD LIPS」の表題曲「Wild Lips」でスタート。曲に合わせて観客に配られたLEDリストバンドが赤と白に点滅し会場が2色に染まっていく。観客席を見た吉川は「何よりも笑顔の再会ができたことが最高です」と喜びの声を漏らした。その後は「Oh, Yes!!」をはじめとするアルバム「WILD LIPS」の収録曲を中心にステージを展開。ライブの中盤からは「Expendable」「ONE WORLD」「MODERN VISION」「スティングレイ」などライブの定番曲を次々に投下していく。「Juicy Jungle」では会場にカラフルな巨大バルーンが登場し観客を楽しませた。そして本編ラストの「BOY'S LIFE」で吉川がお馴染みのシンバルキックを鮮やかに決めると、会場の興奮はピークに達した。

アンコールで再びステージに登場した吉川は、リオデジャネイロオリンピックの水球日本代表チームから依頼されて制作した公式応援曲「Over The Rainbow」を初披露。高校時代に水球の世界ジュニア選手権大会の日本代表に選出された経験がある彼は、「オリンピックの水球の試合を観ていると、あんなとこからそんなとこまでうずきまして、もうできませんが、体が動いちゃいました。自分にとっては特別なオリンピックで。『水球の応援歌を』と言っていただいて、冥利に尽きるなと」とこの曲への思いを語った。

ライブには水球日本代表チームも来場しており、吉川が「最高に緊張しているんだよ。なんとポセイドンジャパン来てます」と客席の選手たちを紹介。「俺は挫折した身だから、世の中で一番尊敬するチームです」とチームにエールを送った。吉川はその後「せつなさを殺せない」で観客を魅了し、続けてアンコールのラストで夢をイメージした曲「Dream On」を歌唱。彼の歌声とバンドのサウンドによる強烈なグルーヴで会場を圧倒しライブを締めくくった。

本公演の模様は10月16日(日)21:00からWOWOWライブにて放送される。また12月29、30日に東京・国立代々木競技場第二体育館にて吉川の単独ライブが行われることも決定した。

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吉川晃司「年末公演」(仮)

2016年12月29日(木)東京都 国立代々木競技場第二体育館
2016年12月30日(金)東京都 国立代々木競技場第二体育館

WOWOWライブ「吉川晃司 Live 2016 “WILD LIPS” TOUR FINAL at 東京体育館」

2016年10月16日(日)21:00~22:45

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のぐぽん @nogu_pon

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