PASSPO☆、ツアー最終日にパッセンから誕生日の祝福も

PASSPO☆のツアー「『バチェロレッテは終わらない』リリース記念東名阪ツアー」の最終公演が7月23日に東京・TSUTAYA O-EASTにて実施された。

このツアーは本日7月27日にリリースされた最新シングル「バチェロレッテは終わらない」の発売を記念して実施されたもの。本稿では1日2会行われたフライト（ライブ）のうち、第1部の模様をレポートする。

開演前には「バチェロレッテレディオ」と題した企画コーナーがメンバーの影アナによって届けられたほか、オープニングアクトとしてはっちゃけ隊 from PASSPO☆が登場。彼女たちは新曲「祭を呼ぶ漢」を披露し、本編開始前のフロアを温めた。フライト本編はPASSPO☆の自己紹介的なナンバー「7's Up」でスタート。さらに彼女たちは「ViVi夏」「夏空ダッシュ」といった季節感のある楽曲を畳みかけ、パッセンジャー（ファン）のテンションを一気に引き上げた。

ユニットコーナーでは増井みおと玉井杏奈が「いたずらRock'n'Roll」を披露。玉井は歌唱後に「ツアーの中で一番上手に、みおちゃんと拳を合わせられた」と興奮気味に語り、パッセンジャーから盛大な拍手と歓声を浴びていた。根岸愛、安斉奈緒美、藤本有紀美の3人による「妄想のハワイ」では、安斉と藤本がギターを演奏するなど、多彩な演出でパッセンジャーを楽しませる。

森詩織が「Perfect Sky」をソロで歌い上げたあと、岩村捺未による「じゃあね...」のパフォーマンスへ。曲が始まるとフロアからは彼女のメンバーカラーであるオレンジの誘導灯（サイリウム）が多数上がり、パッセンジャーは7月29日に誕生日を迎える岩村をサプライズで祝福。彼女はフロアを見渡し「きれい。みんなありがとう」と感謝の気持ちを伝える。その後はクルー（メンバー）全員で「サンキュバースデイ」を歌唱し、会場内は祝福ムードに包まれた。

フライト後半には「マテリアルGirl」「WANTED!!」といったアップチューンが矢継ぎ早に披露されたほか、根岸の「PASSPO☆のかわいい曲を持ってきました」という曲紹介から、根岸も作詞に参加した「くちゃLOVE」を届け、オーディエンスを魅了した。本編の終盤に展開された長めのMCは森が担当。彼女は「楽しみすぎて、話したいことを忘れちゃった」と言いつつも、「私たちはもっと有名になりたいし、まだまだやりたいことがいっぱいあります。それを叶えていくためにはパッセンの力が本当に必要なんです」と呼びかけた。最後に7人は、最新シングルの表題曲「バチェロレッテは終わらない」を熱唱。会場内がお祭りムードに包まれる中、クルーはステージをあとにした。

アンコールに応えて、1人でステージに登場した岩村は、改めてパッセンジャーに感謝の気持ちを伝える。7人全員がステージにそろうと、岩村がリクエストした楽曲「ダムダムフリーダム」と「STEP&GO」の2曲が届けられ、フライトは熱狂のうちに幕を閉じた。なおこの日の第2部では、9月11日より全国ツアー「PASSPO☆の未来 左右ツアー～Road to 所沢航空公園～」を開催することが発表された。このツアーでは、11月19日に埼玉・所沢航空記念公園野外ステージで実施されるグループ史上最大の野外ワンマンフライトに向けて計9公演が行われる。