この5人が最高！マジボ、小学生DJジョー＆ミロがフロア揺らした新体制初ライブ

MAGiC BOYZが昨日6月26日に東京・2.5Dにて定期イベント「MAGiC BOYZの渋谷でD.D.T.～その（3）～ドキドキ！トーマ！～」を実施した。

3月にMCのフウトとユウトがグループを卒業し、5月には小学生DJのジョーとミロが加入することを発表していたMAGiC BOYZ。新体制のお披露目となったこの日の公演はMCトーマの誕生日とも重なり、会場には満員のファンが集まった。

開演時刻を迎えると、ボーイスカウト・カブスカウト風の新衣装に身を包んだマジボの5人がステージに登場。トーマは開口一番「こんにちは、みんなの大好きな5人組になったMAGiC BOYZです！」と挨拶する。5人は早速自己紹介を行い、ジョーが「ジョーです。今ハマっているものはプレイステーションです」、ミロが「今ハマっているものはドラえもんのマンガです」と話すとホーミー（マジボファンの総称）からは「かわいい……！」という声が漏れた。さらに、司会者に今の気分を聞かれたミロは「緊張し過ぎてテンション下がっちゃいました」と正直すぎる心境を明かし、オーディエンスの温かな声援を受けていた。

イベントにはゲストアクトとしてStereo Tokyoが登場。「NEXT」でライブをスタートさせた彼女たちはノンストップのEDMサウンドに乗ってパワフルなパフォーマンスを繰り広げた。「PARTY PEOPLE」ではMCの4人が艶やかなソロダンスで歓声を誘い、「Anthem」ではDJの三浦菜々子もDJブースを飛び出して歌声を響かせる。5人はステージから身を乗り出すようにしてマイクをフロアに向け、岸森ちはなは「歌えーーー!!」と絶叫。彼女たちの煽りにオーディエンスも大きな声を上げ、フロアの熱狂は最高潮に。5人は最後に「Another Dancing」を届け、マジボにバトンをつないだ。

マジボのステージに先陣を切って現れたのは新メンバーのジョーとミロ。2人は「こんにちは！ 僕たちが“ニューニューMAGiC BOYZ”のDJジョーとDJミロです！ 記念すべき初ライブ、一緒に盛り上がっていきましょう！」と呼びかけ、「マジボのテーマ」をスピンする。マヒロはラップに「イルな5人で俺らillson！」と盛り込み、グループを紹介した。リュウトの「全力で調子に乗ってくぞ！」という煽りと共にドロップされたのは「調子のってる↑」で、5人とホーミーはタオル回しで一体となる。続く「illson」ではジョーとミロがステージ前方に歩みを進め、以前はマヒロが担っていたMC紹介のパートを2人で元気いっぱいに担当。フックでは5人が「illの息子！ illの息子！」と声を合わせて大きな歓声を誘った。

リュウトの高速ラップが冴えわたった「ハミダス（仮）」で彼は「ニューニューマジボの初ライブ しっかりその目に焼き付けろ！」とオーディエンスを煽り、マヒロも「この5人が最高だってことわからせてやるよ！」と叫んだ。「俺に告白されたいんだろ？」とホーミーを挑発する「オレでしょ??」を歌い終えると、マヒロは「これで俺たち5人に夢中になったでしょ？ このあと新曲もやるから、もっと好きになっていいよ。俺たち5人が責任取るからさ」と言って悲鳴のような歓声を誘う。5人による振付指導を経て披露された新曲「Do The D-D-T!!」はジャングルテラーの要素を盛り込んだアッパーチューン。曲中には、ジョーとミロがサンバホイッスルを吹き鳴らしながら静止するMC3人の周りを駆け回るというDJ2人の見せ場もあり、お祭り騒ぎ状態のパフォーマンスに会場は熱狂。彼らは「全員ブチ上がれー！」と最後に「ドンマイ -Buddhist Bounce REMiX-」を披露して、新体制での初ライブを終えた。

このあとに用意されたマジボとStereo TokyoのコラボコーナーではStereo Tokyoの「NEMURENAI」が披露され、マジボの5人は「illの息子」コールで楽曲を盛り上げた。Stereo Tokyoメンバーがステージを去ると会場の壁には「Happy Birthday」という文字が投影され、マジボメンバーとオーディエンスはトーマの誕生日を祝福。ケーキをひと口ほおばったトーマは「この幸せをライブで返していきたいと思います！」と約束した。最後に初ライブの感想を問われたミロは「めちゃくちゃ楽しかったです！」とコメントし、ジョーも「最初の自己紹介から『ウオー！』と盛り上がってくれて、楽しかったです！」と続く。ぴょんぴょんと飛び跳ねながら充実感をにじませるDJ2人を、リュウト、トーマ、マヒロの3人は笑顔で見守っていた。