イトヲカシ、熱狂のツアーファイナル終幕「メジャーに行っても何も変わらないからな！」

伊東歌詞太郎（Vo）と宮田“レフティ”リョウ（B, G, Key）による2人組ユニット、イトヲカシが初の全国ツアー「イトヲカシ first one-man tour『捲土重来』」の最終公演を6月11日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催。会場を埋めた650人のファンの前でパフォーマンスを披露した。

この日のライブは、5月11日にリリースされた初の全国流通盤ミニアルバム「捲土重来」のリード曲「堂々巡リ」からスタート。沸き上がる会場に向けて、彼らはその後も「Re;MilkyWay」「Life drive」「ハートビート」といったナンバーを次々と披露していく。

MCでは伊東が「よく来てくれた東京ファイナル！ みんなの笑顔が見られるとうれしいなと思ってやってきました。変わらない笑顔を見せてくれてありがとうございます！」と精一杯の笑顔で来場者に感謝。宮田は「すべてが人生の通過点なんですよ！ 最高の通過点にしようぜ、よろしく！」と叫んで観客を煽った。

終盤に彼らは、「Share，We are」の軽快なイントロに乗せて「イトヲカシ、メジャーデビュー決まりました！」と発表。会場はこの日一番の大きな歓声に包まれた。その後も2人は「Never say Never」「ブルースプリングティーン」「ホシアイ」を畳みかけるように歌い、ラストにファンへの感謝の気持ちを込めて「Thank you so much!!」を熱唱した。

アンコールで、この夏のロックフェスに向けて作られた新曲「Summer Lover」が披露されると、オーディエンスは初めてこの曲を聴くとは思えないほどの盛り上がりに。サビでは会場中でタオルが回り、大合唱になった。そして最後にバンドメンバーが去り、宮田のピアノ伴奏に乗せて伊東が、じっくりと感情を込めながら「You」を熱唱。「メジャーデビューは決まったけど俺たちは何も変わらないからな。ついて来いよ！」と力強く宣言した。