コブクロ「orange」ゆかりの松本でフリーライブ、高野苺と初対面

コブクロが本日6月14日、長野県松本市の国宝・松本城をバックにフリーライブを行った。

松本市はコブクロのヒット曲「未来」が主題歌に採用された映画「orange -オレンジ-」の舞台。コブクロの2人は高野苺による原作マンガ「orange」を読み込んで主題歌「未来」を書き、今年3月にリリースされたコブクロのシングル「未来 Spring Package」は高野がジャケットイラストを描き下ろした。

コブクロは「ぜひ松本に来てもらって、ライブをやってほしい」という高野の父たっての希望を受け、明日6月15日に発売されるニューアルバム「TIMELESS WORLD」のリリースイベントとしてフリーライブを開催。松本城の絶景をバックに作られたステージに登場した2人は、およそ3500名の観客に「奇跡」「hana」をアコースティックスタイルで披露した。小渕健太郎から「orange」が結んだ松本市との縁を明かされると、2人はここで「未来」をパフォーマンス。「この街の皆さんに愛される曲になったらいいなと思います」と思いを伝えた。さらに2人はもう1曲、ニューアルバム「TIMELESS WORLD」のラストを締めくくる「STAGE」を熱唱。この楽曲はスタッフやメンバーへの感謝を込めたナンバーで、黒田俊介は迫力のある歌声を松本の空に響かせた。

終演後には、コブクロの楽屋を高野が訪問し、初対面を果たした。高野は「ずっと大好きだったので今でも信じられないというか、まさか会える日が来るとは思っていなかったので、人生で一番幸せな日です。観ているときも夢の中みたいで、『未来』を作ってくださっただけでもうれしかったのに、それを松本で聴けたことが、奇跡だと思います」と喜びの声を上げた。

なお7月には「orange」がテレビアニメ化され、この主題歌にもコブクロの「未来」が採用された。