HARUHIパフォーマンスを佐藤健＆宮崎あおい絶賛「感動しました」

本日5月1日に東京・イイノホールにて映画「世界から猫が消えたなら」の試写会イベントが行われ、主題歌を担当するHARUHI、映画に出演している佐藤健と宮崎あおいが登壇した。

映画の余韻が残る中、バンドを従えたHARUHIが登場し主題歌「ひずみ」をたおやかな声で歌い上げる。オーディエンスは情感豊かな歌声に酔いしれ、彼女が歌い終えると大きな拍手を送った。無事パフォーマンスを終えたHARUHIは、司会者に主題歌を歌うことになったときの感想を聞かれ「びっくり、ドキドキでした」と本音を漏らす。「ひずみ」を歌うときの心境を尋ねられると「映画に海に向かって叫ぶシーンがあるんですけど、それを思い浮かべて歌いました」と述べた。

続いてサプライズゲストとして佐藤と宮崎が現れると、ホール内に大歓声が響き渡る。佐藤は登場するなり「本当に素敵なライブをありがとうございました。袖で聴いてて感動しました」とHARUHIの歌を絶賛。宮崎も「透き通るような声で、映画のシーンを思い出す場面もあって、素晴らしい体験をさせていただきました」と微笑んだ。2人の言葉にHARUHIは照れ笑いをしながら、「素晴らしい2人に感想をいただけて……」と緊張しきり。佐藤は「かわいいよね！ 歌ってるときは17歳とは思えない、堂々としたオーラが出てるのに」と目を細めた。

その後、話は佐藤と宮崎が17歳だった頃の話に。佐藤は17歳でデビューしたときのエピソードを語り、宮崎は「17歳のときは丸々としてましたね。見返したくないくらい。当時は自分のことは大人だと思ってたけど、今思うと全然大人じゃなかった」と振り返る。そして宮崎は「でも、HARUHIさんは歌ってるときは大人っぽくて、堂々として色っぽいのに、楽屋だと飛び跳ねてたりして。すごくチャーミングだなと思いました」とHARUHIについてコメントした。

舞台挨拶の終盤で改めて映画の感想を求められたHARUHIは、「映画と曲が一緒になっているのを観て感動しましたね。最初のブレスで曲が始まるんですけど、グッときました。普段は映画であまり泣けないんですけど、（『世界から猫が消えたなら』は）ウルっときました」と口にする。宮崎は「劇中の音楽も素晴らしいし、最後にHARUHIさんの声が聞こえた瞬間に気持ちよくて。最近舞台挨拶で曲が流れてきてから登壇することが多いんですけど、なんか気持ちがいいんですよね。私たちは癒されながら舞台に立ってます」と述べていた。

映画「世界から猫が消えたなら」は5月14日より全国ロードショー。

※宮崎あおいの崎は立つ崎（たつさき）が正式表記。