吉田山田、47都道府県ツアー大阪で開幕「最高のスタートを切れた」

昨日4月24日に大阪・umeda AKASOで吉田山田の47都道府県ツアー「吉田山田47都道府県ツアー～二人また旅2016～」の初日公演が実施された。

ステージに登場するやいなや山田義孝（Vo）は「ハロー大阪！ 最後まで盛り上がっていきましょう」と挨拶し、ライブを勢いよくスタートさせる。この日のライブで2人は、最新アルバム「47【ヨンナナ】」の収録曲を中心にパフォーマンス。MCで山田が「初日で振りきっちゃうかもしれない」と興奮気味に話すと、すかさず吉田結威（G, Vo）が「よくない傾向だよ。喉やっちゃうよ」と冷静に相方をなだめ、2人はステージ上で和やかなトークを繰り広げる。曲中では山田が手に持っていたタンバリンを最前列のオーディエンスに手渡して「あと、よろしく！」と声をかけるなど、彼らはライブの節々でファンとの交流を楽しんでいた。

彼らの代表曲の1つ「日々」歌唱時には、吉田が「この曲が僕らといろんな方をつなげてくれました。今、この曲を携えて全国を回るのが楽しみです」と感慨深そうに語るワンシーンもあった。また山田が「大阪では『好きだよ』って言うときになんで言うの？」と質問したあとに繰り出された「好きだよ」では、歌詞の一部を「メッチャ メッチャ 好っきゃねん」に変えて歌唱。ツアー中はこの曲のサビを各地の方言に変えて歌うことを明かした。

アンコールでは47都道府県ツアーのファイナルとして8月20日に東京・日比谷野外大音楽堂でフリーライブを実施することがアナウンスされた。また8月20日と21日の2日間にわたり、日比谷野外大音楽堂と同じく日比谷公園内にある東京・千代田区立日比谷図書文化館 特別展示室で山田の個展が開催されることも告知され、オーディエンスは彼らを拍手と歓声で祝福した。アンコール歌唱後には吉田山田の「いってきます」の呼びかけにオーディエンスが「いってらっしゃい」と答え、この日のライブは幕を閉じた。終演後、吉田は「初日を終えてやっと、47都道府県ツアーの楽しみ方を見つけた気がします。これからのライブが楽しみです」とコメント。山田は「大阪の皆さんのパワーをもらって、最高のスタートを切れました」とツアー初日公演の成功を噛みしめながら話していた。