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MOTHBALL、地球人を褒めてつかわす

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MOTHBALL「Galactica Spectra : Episode 1」の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

MOTHBALL「Galactica Spectra : Episode 1」の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

MOTHBALLが自主企画イベント「Galactica Spectra : Episode 1」を2月26日に東京・Shibuya eggmanにて開催した。

MOTHBALLは“「Kフレア」「アイスG」という2体のエイリアンによる宇宙海賊チーム「MOTHBALL」が通りすがりの人間を利用して組んだバンド”として、昨年デビューしたピアノパンクバンド。「Galactica Spectra : Episode 1」と銘打たれたこの日、彼らはゲストのHUSKING BEEとFIVE NEW OLDとともに、会場に集まったロックス(MOTHBALLのファン)たちを楽しませた。

1番手は「宇宙にも音楽があることを知りました」「今日は宇宙人と仲よくなるためにここに来ました」と挨拶し、MOTHBALLとの競演を喜んだFIVE NEW OLD。彼らはレコーディングを終えたばかりだという新曲(タイトル未定)も披露しつつ、小気味いいナンバーでオーディエンスの体を揺らしていった。続くHUSKING BEEは新旧織り交ぜたセットリストで場内のテンションを引き上げる。MCを挟む間もなく次々と楽曲を繰り出すと、最後に磯部正文(G, Vo)が「MOTHBALLに新しい風を!」と言いバンドは「新利の風」をプレイ。MOTHBALLへとバトンをつないだ。

そして主役・MOTHBALLのアクトへ。KフレアとアイスGに操られた5人のバンドメンバーは、番号の書かれたマスクをかぶって登場。彼らは流れるようなキーボードの旋律から始まる「FlyAway」でライブの幕を開けると、Mask #1(Vo, Key)とMask#2(Vo, G)によるツインボーカルで一気に英語詞のナンバーを畳みかけていった。Mask#2がアコースティックギターに持ち変えると、バンドは3月16日にリリースされるミニアルバム「We Will Rock You」に収録されるメロディアスな新曲「SAKURA」や場内がピンク色の照明に染められた「ASAYAKE」といった日本語詞の楽曲をプレイ。跳ねるリズムが印象的な「Pianoman」ではMask #1がジャジーなキーボードを炸裂させた。また事前にアナウンスされていた通り、この日のライブでは新曲「Statement」のミュージックビデオの撮影も実施。疾走感あふれるサウンドに乗せて、ロックスたちはバンドの掲げる“ロックスサイン”を真似たり、激しく暴れ回ったりと思い思いの盛り上がりを見せていた。アンコールでは大いに沸いたロックスたちを見てメンバーが「褒めてつかわすぞ。ギギ」と喜びを語る。彼らはさらに楽曲を重ねると、集まった地球人の熱気に包まれるなか“生洗脳”(MOTHBALLのライブのこと)を締めくくった。

MOTHBALL「Galactica Spectra : Episode 1」
2016年2月26日 Shibuya eggman セットリスト

01. FlyAway
02. ROB
03. It'll be OK
04. Starting Over
05. SAKURA
06. ASAYAKE
07. Pianoman
08. Statement
09. Mayday
<アンコール>
10. Statement
11. FlyAway
12. Starting Over
13. WWW

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