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“幻の曲”の解禁も、リョウガ&タクヤが超特急への思い語ったソロトーク2日目

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タクヤ

タクヤ

超特急のリョウガとタクヤが昨日2月16日に、東京・HMV&BOOKS TOKYOにてトークイベント「Silent Discoでサイレントトークショー~君の耳までつながるボイス~」を開催した。

これは超特急が2月14日に発売したミックスCD「超特急 NON STOP MEGA MIX [fazerock Hyper Express Mix]」と3月2日に発表するニューシングル「Yell」のリリースを記念して2月15、16、18日の3日間、全7回の日程で行われているイベント。各回1人のメンバーと超特急のスタッフ4人が出演し、トークショーを行っている。ステージにはメンバーのみが登壇し、来場者はバックステージにいるスタッフ4人とメンバーとのトークを、デジタルワイヤレスヘッドホン「MOTO iD」を通して楽しむ仕組み。2日目の開催となったこの日は、3号車のリョウガと4号車のタクヤが登場した。

“イケボ(イケメンボイス)”の持ち主として知られるリョウガがステージに登場するなり、スタッフ陣は「このトークショーはリョウガさんがイケボだからこそ始まった企画ですから」と伝え、リョウガはこの言葉に「テンパるー!」と照れ笑いする。彼のトークショーは超特急結成前のエピソードからスタート。制作チーフスタッフが「リョウガはTR2Y2(トライ)っていうグループで活動してたんだよね」と切り出すと、リョウガは「そうですね。僕とユーキと、今はDISH//のTAKUMI、RYUJI、MASAKIの5人でグループ活動をしてたんです。僕は中1のときに事務所に入ったんですけど、その頃から一緒に遊んでいたようなみんなで組んだグループ」と説明した。するとEBiDANのTwitterを担当している通称ニゴォ氏がここで「“幻の曲”の音源があるんです」とTR2Y2のオリジナル曲を流すサプライズでファンを驚かせる。リョウガの「やめた方が……!(笑)」という制止もむなしく、彼やTAKUMI、MASAKIの若々しい歌声が来場者の耳に届けられ、リョウガははにかみながら懐かしの曲に耳を傾けた。

また、スタッフ陣は2013年の夏に超特急のリーダーがユーキからリョウガに代わったことを振り返り「どれくらいの時期から、自分がリーダーだという意識を持つようになった?」とリョウガに問いかける。リョウガはこれに「今も(リーダーだという気負いは)ないです」と即答し「僕は先頭に立ってみんなを引っ張っていくタイプじゃない。それなのにグループが成り立っているのは、僕以外のメンバーがそれぞれの役割を果たして、スタッフさんや8号車(ファンの総称)の支えがあるから」と自身の思いを語った。

イベント終盤にはニゴォ氏のリクエストで、ホワイトデーに女の子にお返しをするシチュエーションをリョウガがイケボで演じることに。「この間はチョコありがとう。あれ、手作りだったんだよね……」と深みのある声で語り出したリョウガだったが、熱演のあまり話の着地点が次第に見えなくなっていく。するとここで第2部での登場を控えるタクヤが演技に“乱入”。タクヤはバックステージからマイクを通して「リョウガ、長い!(笑)」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。

第2部のタクヤは、大きな声で「Yell」を歌いながらステージに姿を見せる。彼はマイクを握るなり「僕がなぜ超特急に入ったかを話していきましょうか」と話題を展開。超特急への加入が決まった際、タクヤと入れ替わる形でグループを抜けた友人に「タクヤなら大丈夫だよ、がんばれ」と声をかけられたという思い出を振り返り「電車から僕が先に降りる、その直前に言われたんです。そのことはすごく覚えている」と明かした。彼は「事務所には俳優として入って、それまで俳優1本でやってきていたから、超特急のメンバーとして音楽の仕事に関わるなんて思ってもいなかった。正直最初は嫌々だったし、本気で悩んだりもしたから、今がこうしてあることが奇跡だなって毎日思っています」と続けた。超特急担当のマネージャーは「タクヤが加入したてのときの映像を観たけど、全然踊れてなかったもんね」とコメント。タクヤは「ユーキが通しで踊ってくれた動画を観たり、カイに放課後に教えてもらったりしながら『No More Cry』を必死で覚えたり。懐かしいですね」と返し、「何事も、とにかくやってみたら楽しくできるっていうのは、すべての出来事に共通して言えることなのかな」とほほえんだ。

タクヤがセンターを担当している「Yell」のミュージックビデオの話題になると、彼は「ストーリー仕立てのMVになっています。出てくださっている役者さんも素晴らしくて、感動します。結婚っていいなって思える」と感想を8号車に伝えた。また来場者に向けてこの日先行解禁された超特急の春ツアーのテーマ曲「Synchronism」について、タクヤは「この曲を初めて聴いたとき、なぜか涙が出てきたんです。そんなの、自分の“超特急人生”の中で初めての出来事でした。理由はうまく説明できないけど、ビビっと来るものがあったんだと思う」と語った。その感動をボーカルのコーイチとタカシに伝えたところ、コーイチからは「せやろ?」と自信ありげなひと言が返ってきたそうで、タクヤは「確かにそうなんだけどさあ……もっと謙遜とかあるよね、普通(笑)」と腑に落ちない様子で笑う。阿部氏はタクヤの言葉に「去年の夏ツアーの中で、テーマ曲の『fanfare』が育っていったけど、この曲は『fanfare』を超えるような曲になるんじゃないかな」と続けていた。

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