DISH//、皿野郎と男の約束交わした「激烈決起集会」

DISH//が本日2月13日に東京・LIQUIDROOMにてライブイベント「皿野郎 激烈決起集会 vol.2」を開催した。

この日、彼らは昼夜の2部にわたってイベントを開催。第1部として行われた「皿野郎 激烈決起集会 vol.2」は男性のDISH//ファン、通称「皿野郎」を集めた男性限定ライブで、4人はパワフルなパフォーマンスで男たちの熱狂を誘った。

ライブは女装をしたメンバーが皿野郎へ贈るチョコレートを手作りする様子を記録したVTRの上映からスタート。「田中さゑ子」と名乗るRYUJI、「サバンナ」と名乗るTo-iらが懸命にチョコを溶かし、型に入れて固める様子を皿野郎が見届けると、ステージに女装のメンバーが登場する。「城ヶ崎昌子」ことMASAKIは「私たち『スラッシャーズ』です！」と自己紹介し、重さ20Kg、直径1mのハート型チョコをお披露目。チョコ作りについて、「ジョンジョセフィーヌ匠美キボンヌ」ことTAKUMIは「女の子って大変なんだな」とひと言つぶやくと「4人ともブラジャーして、（ブラジャーの中に）靴下入れてきたんだからねっ！」とボディラインを強調して皿野郎を“悩殺”した。

4人はTシャツに着替えてステージに戻り、1曲目に「ギブミーチョコレート！」を披露。TAKUMIは「もっと行けんだろ！」と序盤からエンジン全開で、続く「俺たちルーキーズ」ではTo-iが「かかってこいや！」とフロアを挑発する。彼の煽りに、皿野郎はペンライトをぐるぐると回して曲を盛り上げた。4人はパワフルに舞台上を躍動し、4曲目の「晴れるYA！」では額に汗をにじませながら歌声を響かせる。この曲に続けて「FLAME」がドロップされると皿野郎は「オイ！ オイ！」とかけ声を飛ばし、会場の熱気はぐんぐんと高まっていった。

MCではMASAKIが「今は女の子がいないから、恥ずかしいことなんもないよ！」と皿野郎たちを煽り、「パンティー！」と絶叫。MASAKIと一緒に叫んだ皿野郎を見て、RYUJIは「ただの変態の集まりじゃねえか！」と大笑いする。またTo-iは「大好きです、男スラ（男性ファン）！」とオーディエンスに語りかけ「俺らの願望としては、男スラを増やしたいんだ。ここ（LIQUIDROOM）を男だけで埋められるくらいになりたいじゃん！」と続ける。TAKUMIはフロアを見つめて「来年はさ、ここを男スラで埋めたいね！ これからのDISH//は、男の人の盛り上がりも大事だと思ってる。だからみんなに任せたよ！」と語り、To-iも「男同士さ、がんばっていこうぜ！」と呼びかけた。

「女の子が嫉妬しちゃうくらい盛り上がっちゃおうじゃないの！ いくわよ！」というMASAKIの呼びかけからスタートしたライブ後半戦は、5曲がノンストップで届けられるパワフルな展開に。「Shall We Dance????」ではMASAKIがドスを利かせた声でキメ台詞の「Shall We Dance????」を言い放ち、「I Can Hear」では4人それぞれがアクロバティックなソロダンスでフロアを沸かせた。フロアに降りたTo-iが、オーディエンスの作りだしたサークルモッシュに突入した「東京バイブレーション」、皿野郎たちの大合唱が響いた「変顔でバイバイ!!」を経て、ラストには「サイショの恋～モテたくて～」が披露される。To-iの「Come on, RYUJI!」という声に応えたRYUJIは、フロアへ身を乗り出して力強いラップを届けた。曲を終えたTAKUMIは「最高かよって話ですよ！」と充実感をにじませる。4人は最後に「以上、DISH//のTo-iとRYUJIとTAKUMIとMASAKIと？」とオーディエンスに投げかけ、皿野郎はこれに「皿野郎でした！」と声を合わせてライブを締めくくった。