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PUSHIM、ビルボードで年末ライブ盛況「戦前に戻さないように力強く唱えていきたい」

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PUSHIM「YEAR END PREMIUM LIVE 2015」の様子。(Photo by cherry chill will)

PUSHIM「YEAR END PREMIUM LIVE 2015」の様子。(Photo by cherry chill will)

PUSHIMが年末恒例のライブ「YEAR END PREMIUM LIVE 2015」を東名阪で開催。そのファイナルである東京・Billboard Live TOKYO公演が12月29日に行われた。この日は1日2公演実施され、1stステージ、2ndステージそれぞれで11曲ずつ披露。この記事では1stステージの様子をレポートする。

今回のライブは代表曲の1つ「FOREVER」でスタート。グルーヴィで心地いいビートに乗せて、彼女はリラックスした空気の中で「Dear」「I pray」と続けて歌唱した。最初のMCで彼女は「引っ越しをしました」という表現で、レーベルの移籍および自身のレーベル・Groovillageの設立を改めて報告。Groovillageの音楽を好きな人を“村民”と呼び、彼女が“村長”となって今後いい音楽を届けていくことを力強く約束した。

続く「Jamaica Jamaica」では、緊張感ある強いレゲエビートに乗って歌唱。都会でがんばる女性に向けたメッセージソング「Tokyo City」では、一転してシックな雰囲気に会場を塗り替えた。そして彼女はニューアルバム「F」を1月20日にリリースすることを初めてファンに直接報告。アルバムタイトルの「F」には「Fresh」「Free」「Fantastic」「Family」「Feel」などいろいろな意味を込めていると説明し、「ターニングポイント、折り返し地点に来たので、これからもまた新たな気持ちでがんばろうと思っています」と今後への意気込みを語った。

そして「ちょっと歌ってみたかった曲、いってみよう」と言った彼女は、山口百恵のカバー「プレイバックPart.2」を初披露。「Strong Woman」では「みなさんも年納めですけど、この1年一生懸命働いてきたと思います。皆さん、自分を褒めてあげてください。がんばった。そしてそれをやりこなした皆さんは美しい」と、女性ファンに向けリスペクトを込めたメッセージを歌った。

続く「Keep Peace Alive」では「時代が変化をしていって、もしかしたらこの日本、この平和であったと思っていた場所もどんどん変化して、住むのが困難になってくるのではないかとの恐ろしさを想像したりもします。この先の平和を考えていきたいと本当に実感した1年でした。今年は戦後70年です。また戦前に戻さないように力強く唱えていきたいと思います」と語り、平和への思いを込めて熱唱。そして「皆さんが生きる場所に陽が当たりますように」と願って、本編のラストはスティーヴィー・ワンダーのカバー「A Place In The Sun」をソウルフルに歌い上げた。

アンコールではニューアルバムのリード曲でもある、1980年代をオマージュしたディスコ調のレゲエ「Feel It」を披露。「踊る準備はできてますか?」とステージから煽るPUSHIMに、会場は一気にヒートアップする。ラストはピースフルなナンバー「夕陽」を熱唱。お馴染みの振り付けで、ステージと観客が一体になって大盛り上がりになった。

PUSHIM「YEAR END PREMIUM LIVE 2015」2015年12月29日 東京都 Billboard Live TOKYO セットリスト

01. FOREVER
02. Dear ~ I pray
03. MESSENGER
04. Jamaica Jamaica
05. Tokyo City
06. プレイバックPart.2
07. Strong Woman
08. Keep Peace Alive
09. A Place In The Sun
<アンコール>
10. Feel It
11. 夕陽

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