ONIGAWARA、ツアー千秋楽はバックバンドやマジシャンも登場の愉快な夜に

7

255

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 99 150
  • 6 シェア

ONIGAWARAが昨日11月15日に東京・新代田FEVERにてツアー「ONIGAWARA 1stアルバム『エビバディOK?』リリースツアー2015~ウィーアーOK!!~」の千秋楽を迎えた。

ONIGAWARA(撮影:大橋祐希)

ONIGAWARA(撮影:大橋祐希)

大きなサイズで見る(全10件)

このツアーは9月に発表された最新アルバム「エビバディOK?」のリリースを記念したもの。ツアーファイナルにあたる東京公演は2部構成で行われ、1部では竹内サティフォ(Vo, G, Programming)と斉藤伸也(Vo, GAYA, Programming)の2名によるパフォーマンスが、2部ではバックバンドとして福井健太(B / People In The Box)、久野洋平(Dr / cinema staff)、SAKI(Tp / オレスカバンド)、HAYAMI(Tb / オレスカバンド)、コイチ(Key / Sawagi)、Add(Sax / SEVEN STEP)、大谷武史(G / he)、佐藤亮(G)、おかもとえみ(Cho / 科楽特奏隊)、三浦太郎(Cho / HOLIDAYS OF SEVENTEEN)という強力なサポートを迎えてのライブが展開された。

竹内サティフォ(Vo, G, Programming)(撮影:大橋祐希)

竹内サティフォ(Vo, G, Programming)(撮影:大橋祐希)[拡大]

ONIGAWARAは最新作の表題曲「エビバディOK?」からハイテンションにライブをスタートさせてフロアの熱気を一気に引き上げる。さらにレーザーを駆使した演出や観客のペンライトが場内をきらびやかに彩る中、「DIGITAL LOVE」「シークレット・コード」「ピーマン」「感情~Sensation~」をメドレー形式で届け、曲中には竹内と斉藤が歌唱中にキスをするようなパフォーマンスを見せた。斉藤は「30歳超えてるのにカラフルな棒を振ってもらえることなんてなかなかないぜ。今の自分に疑問を持っているヤツはいないな? もっと踊ろうぜ!」と煽ってから、アッパーチューン「Let's Dance」を投下。勢いを保ったまま2人は観客とともに踊りながら「ポップミュージックは僕のもの」を届けて、会場の空気を1つにまとめ上げた。

2部の前の転換時間にはドリンクカウンターにマジシャンが登場した。マジシャンは観客に選ばせたトランプのカードの絵柄と数字を当てるというマジックを試みるも失敗。このままマジックショーが終了するかと思いきや、会場の壁に楽屋にいるONIGAWARAの映像が。スクリーンの中の2人はおもむろにチョコレートを食べようとすると、その中に先ほど観客が選んだものと同じカードが入っており、マジシャンは無事にトランプマジックを成功させた。

「ONIGAWARA 1stアルバム『エビバディOK?』リリースツアー2015~ウィーアーOK!!~」新代田FEVER公演の様子。(撮影:大橋祐希)

「ONIGAWARA 1stアルバム『エビバディOK?』リリースツアー2015~ウィーアーOK!!~」新代田FEVER公演の様子。(撮影:大橋祐希)[拡大]

2部はサポートバンドメンバーもステージに上がり、斉藤が「俺たちがONIGAWARAバンドです!」と宣言。1曲目の「ONIGAWARA SUPER STAR」では竹内が「伸也、最高のラップを聴かせてやれよ!」とけしかけ、斉藤は「よっしゃ!」と叫んでからコール&レスポンスを盛り込んだライムを披露した。ファンキーなナンバー「Bye,Bye Baby」では女性メンバーからなるホーン隊がステージ前方に出て楽器を左右に振るなど、華やかなステージを展開。さらにビートロック風の疾走感あふれるナンバー「アリス」や、おかもとえみをメインボーカルとしてフィーチャーしたジャジーなナンバー「U.F.O」など幅広いジャンルの要素を取り入れた楽曲が届けられた。

斉藤伸也(Vo, GAYA, Programming)(撮影:大橋祐希)

斉藤伸也(Vo, GAYA, Programming)(撮影:大橋祐希)[拡大]

孤独な男性のクリスマスの過ごし方をコミカルに描いた「CHRISTMAS~ONIGAWARAの場合~」を挟み、竹内はMCで「暑いね! 暑いってことはみんなの体温が上がってすげえ盛り上がってるってことだ! 俺たちも暑いんだ!」と話してから、今回のツアーではどの会場も満員となり盛況だったことを回想。そして斉藤の「乗ってみるかい? 俺たちのメリーゴーランドに!」という言葉に続けて「恋のメリーゴーランド」へ。その後ジャパレゲ風の楽曲「西三乃風~WEST SIDE STORY~」では斉藤がドスの効いたライムと煽りで、タオルを振り回す観客のテンションをさらに高めていった。

「ONIGAWARA 1stアルバム『エビバディOK?』リリースツアー2015~ウィーアーOK!!~」新代田FEVER公演の様子。(撮影:大橋祐希)

「ONIGAWARA 1stアルバム『エビバディOK?』リリースツアー2015~ウィーアーOK!!~」新代田FEVER公演の様子。(撮影:大橋祐希)[拡大]

ライブ本編の終盤、「だいじょうぶ」の演奏前には竹内が最新作および同曲に込めた思いについてコメント。「目の前にいるみんなとか友達とかすべての人への応援歌になればいいと思って『エビバディOK?』を作りました。『だいじょうぶ』には全部うまくいくよっていうメッセージを込めています。俺たちはここからまた新しいスタートを切るんで、これからなんでもうまくいくって信じてます!」と宣言してから、心温まるメッセージソングである同曲を歌唱して本編を終えた。その後アンコールに応えて竹内と斉藤がステージに再登場。「お前らの顔、しっかり見えてるぜ。この景色、一生忘れねえから」と斉藤は普段のMCと異なるクールなキャラで話し、竹内は感謝の気持ちを素直にファンに伝えた。そして2人は12月16日に配信リリースすることが決定した新曲「チョコレイトをちょうだい」を初披露。ダブルアンコールではバンドメンバーもステージに上がり、ラストナンバー「Eじゃん」へ。「よーし! トップギアで行くぞ!」とメンバーの煽りも加わり、大盛り上がりの中でツアー千秋楽を無事に終えた。

なおONIGAWARAは新曲「チョコレイトをちょうだい」のリリース記念イベント「チョコレイト・ショック2016」を、バレンタインデーにあたる2016年2月14日に東京・渋谷TAKE OFF 7で開催。チケットはライブ会場限定販売となり、来場者にはチョコレートがプレゼントされる。

エビバディOK?

ONIGAWARA「エビバディOK?」
Amazon.co.jp

この記事の画像(全10件)

ONIGAWARA「ONIGAWARA 1stアルバム『エビバディOK?』リリースツアー2015~ウィーアーOK!!~」
11月15日 新代田FEVER セットリスト

01. エビバディOK?
02. Darlin'
03. メドレー(DIGITAL LOVE / シークレット・コード / ピーマン / 感情~Sensation~)
04. Let's Dance!!
05. ポップミュージックは僕のもの
~転換(マジックショー)~
06. ONIGAWARA SUPER STAR
07. Bye,Bye Baby
08. アリス
09. U.F.O
10. CHRISTMAS~ONIGAWARA の場合~
11. 恋のメリーゴーランド
12. 西三乃風~WEST SIDE STORY~
13. だいじょうぶ
<アンコール>
14. チョコレイトをちょうだい
15. Eじゃん

ONIGAWARA「チョコレイトをちょうだい」収録曲

01. チョコレイトをちょうだい
02. (タイトル未定)

ONIGAWARA「チョコレイト・ショック2016」

2016年2月14日(日)東京都 渋谷TAKE OFF 7
OPEN 17:30 / START 18:00
<出演者>
ONIGAWARA / and more
※チケットはONIGAWARAが出演するライブ会場のみで販売

全文を表示

読者の反応

  • 7

セーラーチェンソー @sailor_chainsaw

ONIGAWARA、ツアー千秋楽はバックバンドやマジシャンも登場の愉快な夜に - 音楽ナタリー https://t.co/tbOzl6S8pg

コメントを読む(7件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 竹内電気 / People In The Box / cinema staff / ORESKABAND / HOLIDAYS OF SEVENTEEN / Sawagi の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。