Thinking Dogs、ファンの前で2ndシングル曲初披露

Thinking Dogsが初の自主企画イベント「DOG'S PARTY」を昨日10月2日に東京・morph-tokyoで開催。集まったファンの前で11月18日に2ndシングル（タイトル未定）をリリースすることを発表した。

「DOG'S PARTY」は、彼らが定期的に配信しているYouTube番組「Thinking Dogsチャンネル」でのメンバーの話し合いの中から生まれた企画イベント。そのオープニングではバンドロゴにも用いられているダルメシアンを引き連れてメンバーがステージに登場しファンを驚かせた。そして犬がステージを離れたあとで演奏がスタート。デビューシングル曲「世界は終わらない」や夏フェスのステージなどで披露された「CRAZY CRAZY」などアッパーチューンを繰り出す。ファンはその様子を眺めながら合唱したりタオルを回したりして盛り上がった。

数曲が披露されたのちにバンドはアコースティックセットにスイッチし、横一列に並んでEvery Little Thing「fragile」、サスケ「青いベンチ」などのカバー曲を演奏。パーカッションを叩く大輝（Dr）がボーカルを担当するという一幕も挟みながらバンドはオーディエンスに向けて丁寧に歌を届けた。

後半はトークコーナーに移行。Jun（G）と大輝が司会となって「メンバーの好きなところは？」「学生時代に所属していた部は？」などの質問をメンバーに投げかけ、リラックスムードのトークでファンを楽しませる。コーナーの後半にはメンバーそれぞれが気に入っている「Thinking Dogsチャンネル」のシーン紹介へ。わちゅ～（B）のおすすめシーンとして彼の不自然にボタニカルな作業場所とTSUBASA（Vo）の地味な作詞作業用のテーブルを対比した映像がステージ背面のスクリーンに映し出されると笑いが起こった。

一方、大輝はデビュー作のチャートアクションが目標に達しなかったことが発表された回の映像を紹介。「僕らのツメが甘かったと当時は落ち込んでるんですけど、今はこうやってイベントとかやってレベルアップしてる。それに今後ランキング入りするようになったら皆さん楽しみですよね？ これからみんなと一緒にがんばっていくのでよろしくお願いします！」と今後への意欲を示して大きな拍手を浴びる。TSUBASAも野外フェスティバルでのライブでどんどん人が集まってきた様子を紹介し「皆さんが5人目のメンバーだと思ってます！」と改めてファンとの連帯を呼びかけた。

イベント終盤には再びバンドのライブパフォーマンスに。彼らは「あと100マイル」「悲しみ以上」をプレイしてオーディエンスを盛り上げたのちにステージを降りるも、客席からのアンコールの声に招かれる形で再び舞台に。わちゅ～は、まずニューシングルのリリースと、収録曲の1つ「もしもあなたが…」が11月21日に公開される島崎遥香（AKB48）出演の映画「劇場霊」の主題歌であることを発表して楽曲を初披露した。そして彼らはラストナンバーとしてパンキッシュなアレンジが施された「世界は終わらない」をプレイし、フロアをさらに盛り上げてステージをあとにした。

※動画は現在非公開です。