新体制palet、ツアーラストで赤坂BLITZ単独公演を発表

paletが9月13日に東京・TSUTAYA O-EASTにて「palet SUMMER LIVE TOUR 2015～All for One～」と銘打ったツアーのファイナル公演を開催した。

新メンバー・渡邊真由が加入し、新体制初となるツアーを8月23日に神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH!!を皮切りに開幕させたpalet。福岡、大阪、愛知、宮城、埼玉と6カ所を短期間で巡ってきた彼女たちは、ツアーファイナルとなるTSUTAYA O-EASTで全19曲を熱唱し、集まった大勢のファンを大いに沸かせた。

6人は「Celebration」「いつだってI LOVE YOU!!!」「Shake My Soul」といった人気ナンバーを序盤から畳みかけライブをスタート。渡邊は最初のMCで「ツアー自体が初めての経験だったし新しい出会いもあって楽しかったです」とここまでの感想を語る。「今日のライブも楽しんでいきましょう！」とファンに挨拶した6人は、ライブ中盤に8曲ノンストップで熱気あふれるパフォーマンスを繰り広げた。さらにこのツアー中に行ってきたダンスユニットによる激しいダンスが藤本結衣、平口みゆき、渡邊によって披露される。振り付けを担当した渡邊は「女性っぽさと男性っぽさの両方を表現した振り付けを考えてみました」と語り、平口は「普段paletはアイドルらしいダンスばかりだったので、今回のダンスができてうれしかったです。まゆち、ありがとう！」と感謝の言葉を述べた。

そして6人は9月23日にリリースされるニューシングル「All for One」をライブ本編のラストに熱唱。するとファンは9月12日に誕生日を迎えた渡邊のために彼女の担当カラーである赤色のペンライトを一斉に灯し、会場を一面の赤色に染め上げる。歌唱後、渡邊は「私、まだまだ子供で。やっぱり大人になるからもうちょっと落ち着いてちゃんと考えて行動できるようになりたい。サンミニとpaletの懸け橋になれるようにがんばります。ありがとうございました！」と涙ぐみながらファンに気持ちを打ち明けた。

アンコールでは12月28日に東京・赤坂BLITZにて単独ライブを開催することが発表される。藤本は単独ライブに向けて「今年はすごく成長できた年でもありました。この年の締めくくりをたくさんの人と過ごしたいです！」と意気込みを語った。そして10月16日より12月11日までの隔週金曜日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場でpaletの定期公演が行われる。この公演のオープニングアクトには渡邊も所属するサンミニの出演がアナウンスされた。さらに10月27日には東京・TSUTAYA O-WESTで乙女新党とのツーマンライブを実施。年内もまだまだ勢いを止めずに駆け抜けることを約束した6人は、ラストに「Believe in Yourself」を歌い上げファンを大いに盛り上げた。

最後の挨拶でリーダーの平口は「このメンバーと皆さんとで、これからも上を目指して素敵な思い出を作っていきたいです。だから皆さん付いてきてくれますか？ もっともっとパワーアップしていけるようにがんばります！」と意気込みを述べ、ツアーファイナルを大団円で締めくくった。