E-girls、たまアリで迎えた大ボリュームのツアーファイナル

E-girlsが全国ツアー「E-girls LIVE TOUR 2015 "COLORFUL WORLD"」の最終公演を4月29日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて実施した。

割れんばかりの「E! G!」コールに迎えられ、会場中央の円形ステージに現れた20人。彼女たちは「E」「G」という型のパネルを持ったパフォーマーやLED内蔵の衣装に身を包んだSAMURIZE from EXILE TRIBEとともにはつらつと楽曲を披露した。また今回の公演ではメンバーのパフォーマンスに加え、多数の演出でもファンを魅了。「Mr.Snowman」の際には客席の上を小型の飛行船が浮遊し、雪をイメージした紙吹雪を上空から散布して参加者を楽しませた。

MCにてAmiは笑顔で「さいたまスーパーアリーナのみんなー！ 元気ですかー！」と過去最多となる2万4000人のオーディエンスに向けて挨拶する。フラッグを振って応える観客に鷲尾伶菜は「次はみんなも知ってるこの曲！」と言い「Follow Me」と「ごめんなさいのKissing You」へつなげる。円形ステージだけでなく、ステージから東西南北に伸びる花道にも移動しながら20人で鮮やかなダンスを披露した。

ライブの中盤にはE-girls内の3ユニットがそれぞれ楽曲を披露。Happinessは大人の雰囲気を漂わせて「JUICY LOVE」「Seek A Light」を、Flowerは映像を組み合わせた美麗な演出とともに切ない恋の歌「秋風のアンサー」「さよなら、アリス」「白雪姫」を届ける。そしてDreamは天井からブランコのように吊るされた4つのチェアに1人ずつ座り、ゆっくりと数メートル上昇。ドレスを風で揺らしながら「ダーリン」「こんなにも」を歌う。続いてステージに現れたのは“DJ Erie”ことErie。彼女はステージ中央でDJ機材を操作しながら「ツアー最終日楽しんでますか!? クラップユアハンズ！」とファンを煽った。しばらくして残りのE-girlsメンバーも再びステージに現れ、Erieと一緒に「I SHOULD BE SO LUCKY」などのナンバーをメドレーで披露した。

「未来へ」「Winter Love～愛の贈り物～」では白いドレス姿、続く「ロックンロール・ウィドウ」では黒ベースのロック風ファッションとさまざまな衣装で魅せるメンバーたち。そして終盤にはメンバー1人ひとりがデザインの異なるカラフルな衣装を身につけ、「CANDY SMILE」「うれしい！たのしい！大好き！」などのポップなナンバーを続けて披露した。

アンコールではまずAmiのソロデビューが伝えられ、続いてFlowerの新曲「Blue Sky Blue」の初披露が行われた。相次ぐサプライズの最後はShizukaのパフォーマンスユニットDANCE EARTH PARTYへの正式加入。アナウンス後すぐにShizuka、DANCE EARTH PARTYの企画者・EXILE USA、メンバーのEXILE TETSUYA、そしてゲストパフォーマーの小林直己（EXILE、三代目 J Soul Brothers）と関口メンディー（EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE）がステージに登場し、ファンから悲鳴のような大歓声が上がった。そして再度アンコールで登場したE-girlsは、Dreamを中心としたフォーメーションで「Move It! -Dream & E-girls TIME-」をパフォーマンスする。リーダーAyaの「元気残ってますかー？」という問いかけに大声で応える観客に彼女たちは新曲「Anniversary!!」を初披露。終盤にはパフォーマー1人ひとりが今日の感想を話し、山口乃々華は「埼玉出身なのでこの場所に立ててすごくうれしいです。この景色を決して忘れません！」と話して喝采を浴びた。そして彼女たちは、EXILE ATSUSHIがDreamに贈ったナンバー「希望の光 ～未来を信じて～」をしっとりと届けて公演を締めくくった。