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主演映画の幕が上がる!ももクロ、公開初日挨拶で「走れ!」合唱

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「幕が上がる」フォトセッションの様子。

「幕が上がる」フォトセッションの様子。

ももいろクローバーZが本日2月28日に東京・新宿バルト9で行われた初主演映画「幕が上がる」の公開初日舞台挨拶に登場した。

この映画で演劇部に所属する女子高校生を演じた5人は、役衣装の制服姿で登壇。カメラを構える取材陣から無数のフラッシュを浴びた有安杏果は「すごいですね! こんなに撮っていただいて……本当に公開したんだなって思います。SNSとかにも観た方の反応がさっそくあったりして、去年の夏に撮影がんばってよかったな」と笑顔を見せる。玉井詩織は「私たちにとっての記念すべき初主演映画。先輩の役者さんの演技に対する姿勢からたくさんのことを学ばせていただいて、かけがえのない作品になったと思います」と挨拶した。

挨拶には5人に加えて本広克行監督、原作者の平田オリザ、共演の黒木華と志賀廣太郎も登壇した。演劇部の副顧問役の黒木は先日発表があった「第38回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞を獲得したとあり、登壇者と観客から祝福される。すると、今回の演技で来年度の日本アカデミー賞新人賞を狙っているという高城れにが「来年に向けて、いいバトンを渡していただいたなと思ってます」と自信に満ちた表情でコメント。続けて「5人で新人賞を獲るのが夢なんです。もし獲れたら、レッドカーペットを歩くときはメンバーカラーの5色のカーペットを自分たちで敷きながら歩きたい!」と想像を膨らませた。高城の夢を聞いた黒木は「授賞式の会場、けっこうな緊張感だよ!?」と心配顔を見せながらも「でも、みんな本当にまじめなんですよね。5人でいるとにぎやかだけど、個々人はいろいろ考えてる。私も現場で彼女たちから学ぶことがたくさんありました」とメンバーに語りかける。これに百田夏菜子は「もう、震えます。この言葉だけで満足です」と表情を緩ませた。

なおこの挨拶の中で、本作の撮影風景を追ったドキュメンタリー映画「幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦」が、3月11日より全国公開されることが司会のフジテレビの三宅正治アナウンサーから発表された。このドキュメンタリー映画公開決定のニュースはももクロの5人も舞台挨拶の直前に初めて知ったもの。スクリーンには映画の予告編映像が映し出され、大粒の涙を流す高城の表情が大写しになる。これに高城は「なんであそこ使ったのー!」と不服を唱え、百田も「私たちにもプライバシーがあるんですよー! 映像チェックしてない!」とコメント。本広監督は、映画のクランクイン前からドキュメンタリー映画の制作も並行して行うことが決まっていたことを明かし「彼女たちが真剣に打ち込んでいる姿に完全密着してますんで!」と太鼓判を押した。

挨拶が終盤に差し掛かり三宅アナが百田に締めのコメントを求めると、代わりに高城がマイクを握ってステージの中央に立つ。彼女は「今日は記念の日。いい思い出を作りたいなって思うし、作品ももっといい映画になったらいいなと思うので、ここで1曲歌いたいと思います!」と宣言した。「これは司会者も知らないです」と戸惑う三宅アナをよそに百田は登壇者に5色のペンライトを配りはじめ、5人は百田の歌い出しを合図に「走れ!」をオフマイクで歌った。途中からは観客も参加し、会場には大合唱の歌声が響く。百田は「こうやって、日本中がこの映画で1つになってくれることを願っています」と笑顔を見せた。

百田は最後に「最高の監督に最高の原作者さん、最高の女優、俳優さん……そして最高のアイドルが集まった最高のチームで作りました。こりゃもう最高の作品になっていると思います!」と作品への思いを口にする。そして「これで最高のお客さんが観てくれたらできあがりだと思うので、皆さん映画館に足を運んでいただけたらうれしいです!」と客席に呼びかけていた。

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