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「ゆふぃすとは私の誇り」寺嶋由芙、キャリア集大成見せた初ワンマン

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寺嶋由芙

寺嶋由芙

寺嶋由芙が昨日2月8日に東京・WWWにてワンマンライブ「Yufu Terashima 1st Solo Live #Yufu Flight」を開催した。

この日の公演は寺嶋にとって初めてのワンマンライブということもあり、全国各地からゆふぃすと(寺嶋由芙のファン)が集結。大勢の観客に見守られる中、彼女は全19曲をパフォーマンスした。

撮影フリーのイベントでファンが撮影した寺嶋の写真が次々と紹介される「ゆふぃすと写真館」なるオープニングムービーの上映を経て、幕が左右に開くとそこには岡愛子(G / BAND A、BimBamBoom)、なかむらしょーこ(B)、rionos(Key, Cho)、U(Dr / U sus U)からなるバックバンドが。寺嶋いわく「イケメンバンドだと(ファンの)みんなが病むから」という理由で、スタッフが揃えてくれたという女性4人編成のバンドの前に、白のビスチェ風ドレスをまとった寺嶋が登場すると、彼女は初めてソロでステージに立った際に披露したナンバー「好きがはじまる」でライブをスタートさせた。

この日の公演から販売開始したライブ会場限定CD「好きがはじまる II」収録の、1980年代歌謡を彷彿とさせる「恋人だったの」を情感たっぷりに寺嶋が歌唱すると、フロアから割れんばかりの歓声が湧き上がる。彼女は「ありがとう! ゆふぃすとの人、手挙げて!」と客席に呼び掛け、満場のハンズアップに思わず「なんというホーム感!」と感嘆の声をあげた。バンド編成でのステージはその後も続き、スピッツ「楓」のカバー、GOOD BYE APRILが手掛けた「初恋のシルエット」、ギターロックチューン「好きがこぼれる」と「好きがはじまる II」収録の楽曲を序盤から惜しみなく届け、寺嶋とバンドメンバーは一度ステージを去った。

彼女のソロ活動の軌跡を追ったヒストリームービーが上映されたあとは、寺嶋のソロステージへ。エクリュカラーのレースがふんだんにあしらわれたエメラルドグリーンのドレスに着替えた彼女は「猫になりたい!」でパフォーマンスを再開する。ゆふぃすとたちはハンドクラップしたり、フロアをくるくると回ったりと大盛り上がり。ライブを全力で楽しむファンの様子に寺嶋はうれしそうな笑顔を見せながら、次々と楽曲を届けていった。

10曲を歌い終えたところで寺嶋は、2月25日にふぇのたすと「ゆふぃたす」名義でコラボシングル「君が笑えば恋なのです」を東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店限定でリリースすることを発表。そして本作に収録されるふぇのたす「ヘッドホンガール」のカバーを、キレのあるダンスをしながらパワフルに歌い上げた。なお、寺嶋バージョンの同曲はふぇのたすのドラム・澤"sweets"ミキヒコがアレンジを手掛けており、本家「ヘッドホンガール」よりビートを効かせた、ソリッドなダンスチューンに生まれ変わっている。

終盤で寺嶋は「contrast」「ゆる恋」「ヒロインになりたい」といった初期ナンバーや、疾走感のあるポップチューン「ねらいうち」をパフォーマンスし、フロアのボルテージを急上昇させる。ラスト1曲を残したところで彼女はソロ活動を開始してから今日までの道のりを語り、4thシングル(タイトル未定)のリリースが決まったことを報告。鋭意準備中だという本作は“夏前”までに発売予定とのことで、寺嶋は「いっぱいリリースイベントとかできるんじゃないかなと思います。皆さん、どうぞ覚悟……じゃなくて、楽しみにしておいてください」とゆふぃすとへメッセージを送った。そしてゆふぃすとによって会場中に掲げられたブルーのサイリウムを前に、寺嶋は涙ぐみながら「#ゆーふらいと」を歌唱。「ここからの景色をみんなに見せてあげたい! 初めてのワンマンライブでこんなに素敵な経験をさせていただいて……本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えてステージを下りた。

アンコールに寺嶋は「#ゆーふらいと」の衣装に着替えて登場し、マドンナのカバー「ライク・ア・ヴァージン」を披露。同曲を歌い終えると彼女は「いろんなところで『由芙ちゃんのファンの人たちは本当にいい人たちだね』って言われるんですよ。皆さんは本当に私の誇りでございます。やっぱゆふぃすとだなー!」と顔をほころばせる。そして岡村靖幸「だいすき」のカバーをゆふぃすとに贈り、アンコールを終了させた。

ダブルアンコールでは会場に来ることができなかった全国のゆるキャラたちから届いたビデオメッセージが上映された。その後寺嶋は先ほどリリース決定をアナウンスした4thシングルでEMI RECORDSからメジャーデビューすることを発表し、「ここにいるみんながいてくれないと私は寂しいです。“推し増し”だったらちょっとは目をつぶるから、これからも寺嶋由芙と一緒にいろんな楽しいところに行きましょう」とはにかんだ。彼女は最後にバンド編成で「ぜんぜん」をパフォーマンス。初期ナンバーから最新楽曲まで余すところなく披露し、彼女のキャリアを総括した1stワンマンライブは鳴り止まない拍手の中、その幕を下ろした。

寺嶋は4月12日に大阪・ロフトプラスワン ウエストでもワンマンライブを開催。チケットの一般発売は2月21日10:00よりイープラスにてスタートする。

Yufu Terashima 1st Solo Live #Yufu Flight
2015年2月8日 WWW セットリスト

01. 好きがはじまる
02. 恋人だったの
03. 楓(スピッツカバー)
04. 初恋のシルエット
05. 好きがこぼれる
06. 猫になりたい!
07. お願いバッカス
08. ジュリエットのパラドックス
09. カンパニュラの憂鬱
10. 80デニールの恋
11. ヘッドホンガール (寺嶋由芙ver.)
12. contrast
13. ゆる恋
14. ヒロインになりたい
15. ねらいうち
16. #ゆーふらいと
<アンコール
17. ライク・ア・ヴァージン(マドンナカバー)
18. だいすき(岡村靖幸カバー)
19. ぜんぜん

Yufu Terashima 1st Solo Live「#Yufu Flight」at Osaka

2015年4月12日(日)大阪府 ロフトプラスワン ウエスト
OPEN 14:30 / START 15:00

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