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九龍ジョーのポップカルチャー本、店舗特典でどついたるねん新曲CD

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フリーライターの九龍ジョーによる著書「メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方」が2月に発売される。ディスクユニオンとココナッツディスクではこの書籍の購入者特典として、どついたるねんの新曲を収録したCDがプレゼントされる。

この本で、九龍ジョーはインディペンデントな手法で世界を切り拓くミュージシャンや映画監督、若者のリアリティを切り取る芸術家や演劇人たち、そしてお笑い、プロレス、 落語、歌舞伎などさまざまな事柄について執筆。ポップカルチャーを通じて社会の変容を描いている。

なお、どついたるねんの特典CDは、ディスクユニオンとココナッツディスクでそれぞれ別の新曲が収録される。

この本の刊行を記念し、2月10日には東京・下北沢B&Bでトークイベント「映像×音楽から見るポップカルチャー」を開催。イベントには九龍ジョーのほか、本の中で大きく取り上げられているドキュメンタリー作家の松江哲明と、同じくこの本に登場している映像作家の岩淵弘樹が出演する。また当日はトークのほか、岩渕が監督したドキュメンタリー作品「ライブテープ、2年後」も特別上映される。

九龍ジョー「メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方」目次

まえがき 半径五メートルの場所から

1章 音楽と映画のインディペンデント

あの映画館で待ち合わせ
『ライブテープ』について私が知っている2、3じゃすまない事柄
松江哲明の呼吸するテンポ
放り出されてしまった世界で、歌を
歌を選んだときのこと 前野健太インタビュー
空に溶けていった音楽の行方
もう旅に出なくてもいいんだと思った
コロがしコロがり続けろcero
MC.sirafuと〈踊る理由〉
あたらしい日本の音楽について 対談:松永良平
「どつ」という熱にうなされて
どついたるねんの終わらない青春
NATURE DANGER GANG のとびきり美しい瞬間
豊田道倫のネバーエンディングツアー
大森靖子のマイルストーン
あたしの見せ方は、あたしが一番よく知ってる
師走の低音と不随意な揺らぎ
ロロと倉内太のポップな反重力
山戸結希のキメラみたいな映画
韓国インディのいま

2章 非正規化する社会と身体

生き延びるための技術
一〇〇回目の三月の5日間
穴底に突き当たるまで
Kのこと
切断線に差し込む未来
野宿者/ネオリベ/フリーター
現実を夢見る言葉の位相
五反田から祈り続ける
五反田団の腰の重さ
ポツドールとマジックミラー
三浦と峯田の徒手空拳
このコントは笑えるのか
夢と幻のような現在
性と生が変容する場所
トランスするサンプル
「女装」のポテンシャル 座談会
鏡になってあげると大島薫は言った

3章 格闘する記憶をめぐって

新しいプロレスの味方
ロボットとレスラーの暗闇への跳躍
リングをとりまく叙事詩と抒情詩
「プロレスラーになること」と「プロレスラーであること」
女性は一度プロレスをやったほうがいい
「マッスル」とはなにか? マッスル坂井インタビュー
プロレスラーの言葉と身体
マッスルについて考えることは喜びである 座談会
プロレスブームを待ち受ける岐路
カウント二・九の青い空
まだまだ話したいことがいっぱい
談志が死んだ
江戸の風の羽ばたき、立川談志の成り行き 立川志らくインタビュー
『芝浜』の向こう側
最後の読書
シング・ア・ソング
終わるもの、始まるものと続いていくもの
つぎの歌の名前

初出一覧

あとがき

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