六本木「@JAM」で女子流、TPD、夢アドらアイドル11組熱唱

11月24日に東京・六本木ブルーシアターにて「@JAM the Field vol.6」が開催された。

旬のアイドルたちによるライブパフォーマンスを存分に堪能することができる「@JAM the Field」。6回目の今回は、さんみゅ～、妄想キャリブレーション、プラニメ、Party Rockets、Dorothy Little Happy、DIANNA☆SWEET、夢みるアドレセンス、東京パフォーマンスドール、東京女子流に加えて、応援ゲストのからっと☆、サプライズゲストのMaison book girlを加えた計11組が出演し、熱狂的なライブを繰り広げた。

イベントは応援ゲストのからっと☆による元気いっぱいのパフォーマンスで幕開け。「@JAM」シリーズとしては初となる全席指定のライブのため、オーディエンスは彼女たちのパフォーマンスを座りながらじっくりと観賞した。フレッシュなからっと☆のライブのあと、いよいよライブ本編がスタート。前半にはさんみゅ～、妄想キャリブレーション、プラニメ、Party Rockets、Dorothy Little Happyの5組がそれぞれの持ち味を生かしたライブを披露した。さんみゅ～は11月19日にリリースされたばかりの新曲「初雪のシンフォニー」を含む5曲を歌唱。続いて「何故なら私、妄想少女ですの」で勢いよく登場した妄想キャリブレーションは、それまでの穏やかな会場の空気を一変させてファンも総立ち状態に。10月に加入したばかりの雨宮伊織、水城夢子は大舞台に緊張した表情を見せつつも、メンバーとともに新曲の「悲しみキャリブレーション」など5曲を熱唱した。

数々の対バンライブでフロアを熱狂させてきたプラニメは、1stシングル「Plastic 2 Mercy」を含む6曲を披露。カミヤサキとミズタマリの息の合ったパフォーマンスに触発されたオーディエンスはスタンディングで彼女たちにコールを送り、最後は惜しみない拍手で2人を称えた。そして先日ワンマンライブを成功させたばかりのParty Rocketsは、大舞台に怯むことなく3人の歌声を会場に響かせる。彼女たちは1stアルバム収録の「イマジンな愛のうた」や代表曲の「弾丸ハイジャンプ」でオーディエンスと一体感を生み出し、ラストは「RAINBOW!」を熱唱して大歓声に包まれたままドロシーにバトンタッチした。

「@JAM」シリーズ常連のドロシーは12月24日にリリースされるミニアルバムから「インマイライフ・フォーマイライフ」を投下し観客をドロシーワールドへと誘う。さらに同アルバム収録のバラード「それは小さな空だった」では高橋麻里の澄みきった歌声が会場を包み込み、ほかのグループのファンも魅了した。

前半戦と後半戦の間には、この日がお披露目となるMaison book girlがその姿を現す。コショージメグミ、宗本花音里、矢川葵、井上唯の4人からなるMaison book girlは、プロデューサーのサクライケンタが生み出した楽曲を挨拶代わりに歌い上げ、謎に包まれていたグループの全貌を明らかにした。彼女たちは1曲目が終わったところで謎の寸劇を開始。淡々としゃべるコショージのキャラクターに笑いが起きるも、何事もなかったかのように2曲目を歌い上げ、短時間の中でその存在感をオーディエンスに示した。

後半戦は新衣装を身にまとったDIANNA☆SWEETによるパフォーマンスからスタート。1曲目の「SPIDER LOVE」からエンジン全開で飛ばす彼女たちに、オーディエンスは全力のコールを送る。その応援にさらにヒートアップした彼女たちは「GO AHEAD!」や「Fight!」などでフロアの熱気を爆発させていった。今夏開催された「@JAM EXPO 2014」以来の登場となる夢みるドレセンスは1stアルバムより「ステルス部会25:00」を披露。さらに彼女たちはシングル曲「証明ティンエイジャー」「泣き虫スナイパ→」などキラーチューンを連投し、キレのあるパフォーマンスで観客を引き込んでいった。

Zeppツアーファイナルを2日後に控えていた東京パフォーマンスドールは、彼女たちの代名詞でもあるノンストップライブ“ダンスサミット”を全力でオーディエンスに見せつける。彼女たちは惜しみなく代表曲を次々と歌い上げ、終盤では1stシングル「BRAND NEW STORY」と2ndシングル「DREAM TRIGGER」を連投してファンのテンションを最高潮に引き上げた。そして大トリの東京女子流はほかのグループも2階から見守る中、ステージで堂々としたパフォーマンスを見せつけていく。5人はまず「Liar -RE:NDZ Remix-」「Limited addiction -Unlimited addiction Mirrorball Royal Mix-」といったダンサブルなナンバーをフロアに届け、続いて渾身のバラード曲「Say long goodbye」を投下。力強い歌声で観客を魅了したメンバーはアップテンポなナンバー「Count Three -TGS Version-」でライブを加速させ、ラストは代表曲「おんなじキモチ」ですべてのアイドルファンを1つにして、この日のイベントを大団円に導いた。

なお次回「@JAM the Field vol.7」は2月1日に東京・TSUTAYA O-EASTにて開催。第1弾出演アーティストとしてアップアップガールズ（仮）、ひめキュンフルーツ缶、GEM、GALETTe、ゆるめるモ！の5組の出演が決定している。