「Ladyなしでは生きていけない！」LinQ Ladyツアー終幕

LinQ Ladyによるライブツアー「LinQ Lady Super Live Tour 2014」が11月21日から23日にかけて福岡、大阪、東京で開催された。

およそ1年ぶりの開催となったLinQ Ladyのライブツアー。このツアーで彼女たちはLinQのサウンドプロデューサー・SHiNTAが手がけたリミックス曲を中心とするセットリストを展開した。

「Urban Night in Fukuoka」と銘打たれた11月21日のツアー初日公演には、深瀬智聖、一ノ瀬みく、天野なつ、松村くるみ、大庭彩歌、原直子、桃咲まゆ、木村早希、杉本ゆさの9人がLinQの地元である福岡・PLUGのステージに登場。スペシャルゲストDJのtofubeatsとともに「Don't Stop The Music feat. 森高千里」など、アンコールを含む11曲を歌い上げた。

翌22日は「Disco Night in Osaka」と題し、大阪・CLUB PICCADILLYにて杉本を除く8人がライブに出演。メンバーは「ハジメマシテ」や「Wake up」などのリミックスバージョンでフロアを盛り上げていき、中盤にはスペシャルゲストDJのオカダダとのコラボで「Romanticが止まらない」を披露した。「Disco Night」のタイトル通りメンバーはキレのあるダンスでファンを熱狂させ、ツアーファイナルの東京公演へ弾みをつけた。

そして23日に東京・VISIONにて開催された最終公演は「Club Night Tokyo」と題し、初日と同じく9人全員が勢ぞろい。またSHiNTAやLinQの振り付けを担当しているSoも駆けつけ、彼女たちのパフォーマンスにDJとダンスで華を添えた。

ライブ序盤、メンバーは「Going my way」「笑顔にLinQ」「手をつないで」のSHiNTAリミックスバージョンを披露。満杯のフロアを気合いの入ったパフォーマンスで盛り上げていき、中盤のDJタイムへと突入する。そしてスペシャルゲストDJとして登場したPandaBoYは、自身が手掛けたアップアップガールズ（仮）の「チョッパー☆チョッパー」をフロアに届け、オーディエンスを大いに盛り上げた。さらにPandaBoYはLinQの「祭りの夜～君を好きになった日～」と、同じくアプガの楽曲「アッパーカット！」をマッシュアップした「祭りのアッパーカットな夜」でLinQ Ladyとコラボし、フロアに熱気の渦を生み出す。歌唱後には、SHiNTAがPandaBoYの通っていた専門学校で講師を務めていたことが告げられ、まさかの師弟関係にフロアから驚きの声があがった。PandaBoYは「月日が経って、まさか一緒にステージに立てるとは思わなかった」と笑顔でSHiNTAに語りかけ、オーディエンスからの温かい拍手を受けた。

そして終盤では「Let's feel together」「Bye-bye baby love」「My Letter」が届けられ、オーディエンスの熱狂が冷めやらぬままライブ本編は終了。“Ladyコール”を受けて行われたアンコールでは、まず「カラフルデイズ」のリミックスが歌い上げられて再びファンのテンションに火が点く。そのまま間を置かず歌唱された「Shining Star」のリミックスでは、曲の最後でメンバーがオーディエンスに「ありがとう！ みんな大好き！」と打ち明けて絆を確かめ合った。

歌唱後、天野は「最高ですね。3日間ライブをやってきましたけどLinQ Ladyのことをもっと好きになった人ー!? Ladyなしじゃ生きていけない人ー!?」とファンに問い掛け、一斉に手が上がる光景を目の当たりにして満面の笑顔を見せた。そしてラストナンバー「No Lady, No Life」をフロアに投下し、大歓声に包まれたまま3日間にわたって行われたツアーを締めくくった。ライブ後はアフターパーティが行われ、メンバーもドリンクを片手にファンとひとときの宴を楽しんだ。

なお、昨日11月24日には福岡・天神ベストホールにてLinQ Qtyによるライブが開催。ナタリーではこちらの模様も追ってレポートする。