Cradle Orchestraがオランダ一番のおしゃれ歌手と共作、Shing02も

Cradle Orchestraと“オランダで最もファッショナブルなシンガー”ことジョヴァンカによるコラボアルバム「Wherever To」が本日11月19日に発売された。

ジョヴァンカはオランダを代表する黒人モデルとして、10代から「ELLE」「COSMOPOLITAN」といったファッション誌で活躍。モデル仕事のかたわら、大学で科学を専攻しながらバッキングボーカルとして数多くのバンドに参加していた。その後、人気プロデューサーのベニー・シングスが彼女の才能に惚れ込んだことからオランダのDOX Recordsとの契約を獲得し、歌手としても活躍している。2010年には「ELLE」誌が主催する「エル・スタイル・アワード」にて、オランダで最もファッショナブルなシンガーに選ばれている。

2008年デビューのジョヴァンカ、2009年メジャーデビューのCradle Orchestraというほぼ同時期にシーンに登場した2組は、ジャンルは違えどその音楽スタイルに互いに惹かれ合い、過去にもCradle Orchestraの楽曲でコラボレートしてきた。その後、単発ではなくもっと大きな枠組みで作品を発表したいというモチベーションがそれぞれの中で膨らんだため、今回のコラボプロジェクトが決定。そうして完成した今回の作品は、Cradle Orchestraによるソウル、ジャズ、ヒップホップなどさまざまなジャンルの要素を持ったトラックと、ジョヴァンカの個性的なボーカルが絶妙な融合を果たしている。

今作には、The Durutti Columnの「Favorite Painting」を大胆にサンプリングした、藤原ヒロシがプロデュースした楽曲「On Fire」や、Shing02が参加した楽曲「Chasing Tadpoles feat. Shing02」などを収録。iTunes Storeで購入すると限定トラック「Heavenly So（Khrono Remix）」も聴くことができる。