10月28日に東京・新宿LOFTでライブイベント「スペースシャワー列伝100巻記念公演 ~第110巻 燕子花の宴~」が開催され、
スペースシャワーTVは9月下旬より、開局25周年と「スペースシャワー列伝」100巻を記念して計25公演にわたるライブシリーズを新宿LOFTを舞台に実施中。連日個性豊かなアーティストがライブバトルを繰り広げており、シリーズの折り返し公演となった「燕子花の宴」も熱い盛り上がりを見せた。
トップバッターは奈良出身の3ピースバンドAge Factoryが務め、まずはポエトリーリーディングのようなパフォーマンスで観客を自分たちの世界に誘う。そして12月3日に1stミニアルバム「手を振る」をリリースする彼らは、「グリーングリーン」「ロードショー」など同作からの楽曲を次々と披露。ときに繊細で、ときに激しいサウンドでオーディエンスに鮮烈な印象を残した。
続く八十八ヶ所巡礼はのっけから「赤い衝動-R.I.P-」「仏滅トリシュナー」「攻撃的国民的音楽」の3曲を連続投下し、攻撃性をあらわにする。「日本」ではマーガレット廣井(B, Vo)がフロアに飛び出し、照明をつかみながら「新宿、目覚めてるか?」とシャウト。白熱したパフォーマンスでフロアを揺らしていた。
アルカラは「列伝の100巻とスペースシャワーの25周年を祝って、アルカラはこう宣言したいと思います」という前振りから「チクショー」を皮切りにボルテージの高いナンバーをプレイ。また稲村太佑(Vo, G)は「100年後、200年後、300年後も続いていってほしい。そのとき、僕らもみんなも骨になってもうここにはいないけど、未来につないでいくその土台に今日があるんだ」という熱いMCで観客を熱狂させた。
トリは「スペースシャワー列伝」第1巻の出演者でもあるTHE BACK HORN。彼らは当時リリースしたメジャーデビューシングル「サニー」でライブをスタートさせ、「セレナーデ」「カラス」など妖艶なナンバーを披露していく。MCでは岡峰光舟(B)が新宿LOFTで働いていた頃のエピソードも飛び出し、ノスタルジックな空気が漂う一幕も。そして4人はイベントの締めくくりとして最新アルバム「暁のファンファーレ」から「ビリーバーズ」を届け、「燕子花の宴」に幕を下ろした。
この日のイベントの模様は、11月27日(木)深夜24:00よりスペースシャワーTVにてオンエアされる。なお「スペースシャワー列伝100巻記念公演」は11月28日まで行われる。
スペースシャワーTV「スペースシャワー列伝100 Vol.2」
2014年11月27日(木)24:00~25:30
スペースシャワー列伝100巻記念公演 ~第110巻 燕子花の宴~
2014年10月28日 新宿LOFT セットリスト
Age Factory
01. プールサイドガール
02. 夏尚早
03. Ginger
04. 真空から
05. ロードショー
06. グリーングリーン
アルカラ
01. チクショー
02. カラ騒ぎの彼女
03. アブノーマルが足りない
04. 愚痴ばっかりのローレロレロ
05. カキツバタ832
06. ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト
THE BACK HORN
01. サニー
02. セレナーデ
03. カラス
04. シンメトリー
05. コバルトブルー
06. シンフォニア
<アンコール>
07. ビリーバーズ
リンク
- スペースシャワー列伝100
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