初の大阪「Tパレ感謝祭」ラストは「夢想花」

T-Palette Recordsによるレーベルイベント「T-Palette Records感謝祭2014」の大阪公演が10月4日に大阪・IMPホールにて開催された。

「T-Palette Records感謝祭」が大阪で行われるのは今回が初めて。レーベルに所属するグループ全9組が集結したこのイベントの前半には、プラニメ、amihime、キャラメル☆リボン、バニラビーンズが登場した。レーベルに加わったばかりのプラニメはデビュー曲「plastic 2 mercy」など3曲を熱唱し、トップバッターとして会場を大いに盛り上げる。2番手には、これまで素顔を隠してきたamihimeが仮面を脱ぎ捨ててステージに登場し「EMBRACE」や「アイイロ NEW WORLD」など4曲を歌い上げた。

そして地元・大阪を拠点に活動するキャラメル☆リボンは、ホームでの開催に意気込みを語り「食いしんぼ横丁」「七色の虹の向こうに」などを元気に歌い上げた。また歌唱後のトークコーナーでは今年もメンバーの上野天音扮する天太郎さんが登場し、MCを務めるタワーレコード代表取締役社長・嶺脇育夫と吉田豪とともに爆笑トークを繰り広げた。前半戦の最後にはバニラビーンズの2人が登場し、ほぼMCなしでじっくりと聴かせるライブを実施。終盤には「プリーズミーダーリン」「ジュエルメモリーズ」を投下し、2人はフロアをバニビワールドに染め上げてライブを終えた。

また前半戦の企画コーナーでは、Negiccoとアップアップガールズ（仮）によるコラボユニット「ネギネギガールズ（仮）」が早くも登場。メンバーはアプガの「リスペクトーキョー」を披露し、Negiccoの3人も普段見せないような激しいダンスでフロアを沸かせた。

後半戦はワンリルキスのライブからスタート。この日は古木のぞみが欠席したため、3人の彼女たちは伸びやかなパフォーマンスで「ダンシングセブンティーン」や「ワンリルキス」など4曲を歌い上げ大歓声に包まれた。続いて登場したしず風＆絆～KIZUNA～は“アイドルバージョン”とロックバージョン”の2つの顔をセットリストに凝縮。最新曲「WONDER PARADE」や「トキメイクライフ」ではフロアに笑顔を振りまきアイドル全開のパフォーマンスを見せつけ、「交-majiwari-」では一転してロック全開の激しいダンスを繰り広げた。

にぎやかなコラボレーションのあとはNegiccoによるライブがスタート。彼女たちは最新曲「サンシャイン日本海」や「トリプル！WONDERLAND」「ネガティヴ・ガールズ！」「圧倒的なスタイル」「ときめきのヘッドライナー」と出し惜しみせず人気曲を連発し、フロアの熱気を爆発させる。続いて登場したアプガは、Negiccoの作り出した熱気をさらに熱くするために11月4日にリリースするニューシングルから「Beautiful Dreamer」を初披露した。

Tパレ感謝祭では初の大トリを任せられたリリスク。そのうれしさを爆発させるようにメンバーは「S.T.A.G.E」から怒涛のライブを展開していく。DJブースから流れる楽曲にあわせて絶え間なく歌唱していく彼女たちは「My かわいい日常たち」「リボンをきゅっと」「プチャヘンザ！」といったナンバーを連投し、オーディエンスをリリスクワールドへと誘っていった。6人の息の合ったパフォーマンスはさらに続き、終盤には10月28日リリースの新曲「PRIDE」も披露。そしてラストにはレーベルメイトも乱入して「FRESH!!!」を歌い上げて熱狂的なライブを終えた。

すべてのグループのパフォーマンスが終わると、出演グループが再びステージに登場。ここで大阪をテーマにした最後のコラボレーションとして「夢想花」が全メンバーによって歌唱され、大団円のまま大阪での初公演を終えた。なお本イベントの東京公演は12月13日に東京・品川ステラボールにて開催される。

※記事初出時、一部アーティスト名と曲名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。