ゆず、30万人動員の“懐か新しい”ツアー完走

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ゆずが昨日9月24日に神奈川・横浜アリーナにて全国ツアー「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界」の追加公演を行った。

ゆず「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界 追加公演」神奈川・横浜アリーナ公演の様子。

ゆず「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界 追加公演」神奈川・横浜アリーナ公演の様子。

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このツアーは2月にリリースされた最新アルバム「新世界」を携えて行われたもの。5月31日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナを皮切りに、追加公演含め計30公演が実施された。この日ゆずの2人は約1万3000人のゆずっこを前に、アルバムのコンセプト“懐か新しい”を具現化したようなステージを展開した。

北川悠仁

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岩沢厚治

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開演時間になると、アリーナに用意された舞台に獅子舞など和テイストの衣装に身を包んだパフォーマーが登場。恒例のラジオ体操を挟み、彼らはステージへと進む。ステージに到着すると幕が上がり、姿を現したゆずの2人はバンドとともに「ユートピア」でライブをスタートさせる。北川悠仁は最初のMCで「横浜ただいま!」とゆずっこに呼びかけ、「僕たちの“新世界”を1人ひとりの心に届けたいと思っています」と意気込みを語った。そして2人は初期曲「センチメンタル」、アコギのアルペジオとストリングスが絶妙に絡み合った「よろこびのうた」、岩沢厚治のハイトーンボイスが光る「ひだまり」と新旧織り交ぜた楽曲を次々と演奏した。

5曲が終わると北川が「追加公演なので本公演でやっていなかったことを……」と言い、2人はアリーナに用意された舞台へ。そして2人だけの弾き語りで「四時五分」「栄光の架橋」「陽はまた昇る」を披露。「栄光の架橋」では会場いっぱいに広がった合唱を聴き、北川が「ゆずのファンの人ってさ、歌うまくない?」と感激する様子も見せた。

場内が暗転すると「皆さんは覚えているだろうか?」というアナウンスとともにスクリーンに「恋の歌謡日~愛の真世界編~」と銘打たれた映像が映し出される。「恋の歌謡日~愛の真世界編~」は北川と岩沢が扮する仮装キャラクター・“歌唄い”北見川潤子と“ギター弾き”ムーチョ小岩沢を巡る物語で、2002年のシングル「恋の歌謡日」リリース時に披露されたもの。今回はその際のあらすじと、その10年後のストーリーが描かれた。そこで展開されるキャバレーでのショーのシーンはライブのステージ上で実演され、北見川潤子とムーチョ小岩沢は、演技を挟み「Ultra Lover Soul」「夜霧の伊勢佐木町」「恋の歌謡日」をパフォーマンス。昭和歌謡風の楽曲や2人のデュエットで会場を盛り上げた。

ゆず「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界 追加公演」神奈川・横浜アリーナ公演の様子。

ゆず「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界 追加公演」神奈川・横浜アリーナ公演の様子。[拡大]

ゆず「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界 追加公演」神奈川・横浜アリーナ公演の様子。

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異様な雰囲気から一転、ステージ上に“柑橘亭ポン酢”が登場。彼は落語家のように小話を披露し、会場を再び“懐か新しい”雰囲気にする。すると激しいドラムが鳴り始め、ライブは後半戦へ。「レトロフューチャー」では北川がライトセーバーのような光る棒を振り回すなどアグレッシブに熱唱。会場にはレーザーが飛び交い、ダイナミックな演出が観客を魅了した。2人はライブの定番曲を集めた「ええじゃないかメドレー」で観客を熱狂させると、本編ラストナンバー「ヒカレ」へ。スーツ姿の2人が立っていたステージの一部が突然動き、歌唱するゆずを乗せてアリーナの舞台へと移動する。また客席上部に鎮座していた、アルバムジャケットに描かれているクジラが、曲に合わせてゆるやかに場内を浮遊。明るく照らされた会場内からは大きなシンガロングが巻き起こり、ゆずの2人は拳を突き上げながら笑顔で壮大なナンバーを歌い上げた。

アンコールはキーボードの音色が印象的なミディアムナンバー「守ってあげたい」からスタート。北川の「5月後半から始まったこのツアーももう秋ですね」という前振りから始まった「夏色」では、北川がバンドのメンバーのもとへ駆け寄ったり、1人でアリーナの舞台へ進んだりと自由に動き回った。そして「ライブ最高だな」とこぼすとツアーを振り返り始め、スタッフや集まったファンへ感謝の気持ちを述べる。さらに「どんなときでも何があっても、僕たちの音楽が、僕たちの声がみんなを守り続ける」とゆずっこへメッセージを送り、「このツアーに関わったすべての人たちに素晴らしい“新世界”が訪れますように」と言ってから「雨のち晴レルヤ」をプレイ。2人はストリングスを含めたバンド、佐藤和哉による篠笛、秋山璃帆によるトランペットという編成で和テイストのナンバーを盛大に届けていく。曲の後半には金色の紙吹雪がステージを舞い、きらびやかなフィナーレを演出した。

メンバーが去り、ステージに残った北川と岩沢は11月26日にビデオクリップ集「録歌選 新世界」とライブ映像作品「LIVE FILMS 新世界」を同時リリースすること、2015年夏に神奈川・横浜スタジアムにて弾き語りライブを行うことを発表。「少なくともここにいるやつは来いよ」と冗談交じりにライブ開催の喜びを告げた。そしてツアー最終日にだけプレイする楽曲を弾き語りでしっとりと歌い上げ、のべ30万人を動員した全国ツアー「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界」を締めくくった。

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ゆず全国ツアー「YUZU ARENA TOUR 2014 新世界 追加公演」
2014年9月24日 横浜アリーナ セットリスト

01. ユートピア
02. アゲイン2
03. センチメンタル
04. よろこびのうた
05. ひだまり
06. 四時五分
07. 栄光の架橋
08. 陽はまた昇る
09. Ultra Lover Soul
10. 夜霧の伊勢佐木町
11. 恋の歌謡日
12. レトロフューチャー
13. 表裏一体
14. 友 ~旅立ちの時~
15. ええじゃないかメドレー(T.W.L~イロトリドリ~シシカバブー~超特急~少年~LOVE & PEACH~いちご~LOVE & PEACH~T.W.L)
16. ヒカレ
<アンコール>
17. 守ってあげたい
18. 夏色
19. 雨のち晴レルヤ

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読者の反応

himatsubushi_Z @himatsubushi_Z

前者はカラー4ページ。後者はまだ読んでない(今、寄った本屋さんになかった)。↓追加公演の記事はネットで読むことができるけど本公演の記事を読みたいなら前者オススメ。#yuzu

http://t.co/pXgMbEDDM7

http://t.co/Tm31rCTA1H

>RT

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