井上雄彦「リアル」とコブクロ「時の足音」が合体

人気漫画家・井上雄彦とコブクロによる夢のタッグが実現。双方の新作発売を記念したスペシャルコラボ企画が実施されることになった。

これは井上雄彦の漫画「リアル」の担当編集者が、コブクロの音楽性に対し「ジャンルは違うとはいえ、考え方、台詞、歌詞、方向性、そして何よりもファンへの愛情など驚くほどの共通点がある」と考えたことからスタートしたコラボ企画。もともとはスタッフ側の提案ながら、井上とコブクロは互いにクリエイターとしての考え方や表現の仕方に共感し、親睦を深めている。

今回の企画は明日10月29日の「リアル」8巻とコブクロ「時の足音」の同日リリースにあわせて実施され、ダブル購入者の中から応募抽選で、12月28日に都内某所で開催予定の「リアル×コブクロスペシャルイベント」への招待もしくは特製オルゴールがプレゼントされる。

そのほか井上が「時の足音」からイメージし「リアル」の世界を描き下ろした特製ポスターや、街頭ビジョンでのスポット上映などが続々と展開される予定。詳細は特設サイトにて紹介されるので、今後の展開を楽しみにしておこう。

■井上雄彦コメント
今回のコラボの話を聞いてから、「とにかくコブクロを聴き倒すぞ！」と車の中でずっと聴いていたんです。正直言って、なぜ漫画と音楽がコラボするのだろうと不思議だったんですよ。担当編集から「共通点を感じるからです」と言われていたんだけど、その言葉の意味が聴き倒したことでわかってきたんです。今やコブクロが自分の中でかなりの部分を占めているほどです。会って話してみてからは、思い通りの人たちだな、と。普通の感覚の持ち主とでもいうんでしょうか？そんな風に感じました。あと…黒田君がでかくてビックリしました（笑）。

■コブクロコメント
□企画を行うことを聞いてどう思ったか？
井上さんの作品と、僕等の音楽のクロスする部分を感じてくださったスタッフの方のその想いをきいた時、とても嬉しかったです。「僕等にも、何か出来る事はないかな？」と考えた、いろんなアイデアが、一つずつ実現していき、びっくりしています。井上先生が「時の足音」を聴きながら描いて下さった、一枚の絵は、一生の宝物です。

□リアル、そして井上雄彦について
今を生きる事への教科書のように、井上先生の作品を読んでいる読者の方が、沢山いると思います。僕等もその一人です。大人になっても、誰かが教えてくれなきゃわからない事が「リアル」には詰まっています。モノ作りの大先輩として、心から尊敬している方です。