映画ナタリー Power Push - 「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」

宮藤官九郎×長瀬智也×神木隆之介 3人の戦友が語る、“地獄の軽音楽部”誕生秘話

CHARACTER

キラーK（長瀬智也）: 地獄のMOJA（亡者）たちから圧倒的人気を誇る地獄専属ロックバンド・地獄図（ヘルズ）のボーカル＆ギター。地獄農業高校の軽音楽部顧問でもある。興奮すると身体が巨大化する。生前は大助が行きつけの練習スタジオ「スタジオぱんだ」でバイトする、ミュージシャン志望の地味な青年・近藤だった。

大助（神木隆之介）: 高校3年生の17歳。同級生・ひろ美のことが大好きで、彼女の気を引くことばかり考えている。修学旅行中のバス事故で命を落とすが、Twitterで「死にたい」「テスト最悪もう死ぬ」とつぶやいたり、軽音楽部で「スーサイド」という曲を歌ったりしていたため、もっとも重い罪“自殺”とみなされ地獄行きに。

ひろ美（森川葵） / 20年後のひろ美（宮沢りえ）: 大助が思いを寄せる同級生。修学旅行では大助と同じバスに乗っていたが、生死不明。当時の思わせぶりな態度が、地獄に落ちた大助を悩ませ続ける。

なおみ（尾野真千子）: キラーKが近藤として生きていた頃の元恋人。怪しいルックスから、大助たちには陰で「死神」というあだ名を付けられていた。

COZY（桐谷健太）: 地獄図のドラマー。キラーKには従順で、邪子には優しい三枚目。生前は名古屋のチンピラで前科6犯。逃走中にバイクで転倒し、若くして死ぬ。

邪子（清野菜名）: 地獄図のベーシスト。生前は車上荒らしの常習犯で、彼氏に刺されて若くして死ぬ。普段は大助に優しいが、ひろ美の話になるとイライラする。

じゅんこ（皆川猿時）: 地獄図と敵対するガールズバンド・デビルハラスメントのギターボーカル兼ダンサー。超絶速弾きギターテクとそのビジュアルで大助たちを圧倒。

松浦（古舘寛治）: 生前大助とバンドを組み、キーボードを担当していた同級生。バス事故の生存者だったが、30年後に不倫の罪で地獄に落ちる。

えんま校長（古田新太）: 地獄で一番偉い閻魔大王。毎週金曜日に輪廻転生の試験で大助たちに裁きを与えるが、その基準はかなりテキトー。

CONTENTS INDEX

ABOUT THE MOVIE

「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」2016年6月25日より全国公開

ストーリー

普通の高校生・大助は、同級生のひろ美のことが大好き。しかし修学旅行中のある日、大助は不慮の事故で命を落としてしまう。彼が目を覚ますと、そこは真紅に染まった空が広がり、ドクロが転がる“地獄”だった。慌てる大助を待ち構えていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図（ヘルズ）のボーカル＆ギターを務める赤鬼のキラーK。彼によると、閻魔大王の裁きにより人間に転生するチャンスがあるという。「ひろ美ちゃんにもう一度会いたい！」と願う大助は、キラーKの“鬼特訓”のもと、生まれ変わりをかけた地獄めぐりをスタートさせるが……。

スタッフ

監督・脚本：宮藤官九郎

主題歌：地獄図「TOO YOUNG TO DIE!」

キャスト

キラーK：長瀬智也
大助：神木隆之介
なおみ：尾野真千子
ひろ美：森川葵、宮沢りえ
COZY：桐谷健太
邪子：清野菜名
松浦：古舘寛治
じゅんこ：皆川猿時
修羅：シシド・カフカ
鬼姫：清
えんま校長：古田新太
その他キャスト：坂井真紀、荒川良々、瑛蓮、みうらじゅん、Char、野村義男、ゴンゾー、マーティ・フリードマン、ROLLY、快速東京、木村充揮、関本大介、ジャスティス岩倉、烏丸せつこ、田口トモロヲ、片桐仁、平井理央、中村獅童ほか