映画ナタリー Power Push - DISH//×「ゴースト・イン・ザ・シェル」

攻殻機動隊の世界に初ダイブ! DISH//が虜になった“すぐそこにある近未来”

スカーレット・ヨハンソンの体の反り具合がすごかった(大智)

──主人公の少佐を演じたスカーレット・ヨハンソンの演技はいかがでしたか。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」より、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐。

匠海 歩き方とか振り向くスピードとか、人間とロボットが融合したキャラクターを細かく演じていて、驚きましたね。

柊生 本当にその間をいく演技だったね。特に芸者ロボのところに潜入するシーンは、横顔が人間にも見えるしロボットにも見えるし、引き込まれた。

──人間は意識していないと、つい楽な姿勢をとってしまうものらしいんですが、スカーレットはインタビューで「少佐は脳以外は全身機械だから、絶対に休むような姿勢を取らないようにした」とコメントしていました。

龍二 へえー、すごい! カッコいい!

匠海 手足ピーンと伸ばして、直立してましたもんね。

──彼女は「アベンジャーズ」のブラック・ウィドウ役などで知られていますけど、出演作は何かご覧になっていますか?

匠海 僕は「LUCY/ルーシー」が好きです。

橘柊生

柊生 俺も超好きだよ。アクション映画で何が好きか聞かれたら「LUCY/ルーシー」って答える準備してたのに、忘れてた! 人間は普段5%ぐらいしか脳を使ってないけど、100%の潜在能力を引き出す、みたいな話だったよね。

匠海 最後、力を出しすぎたルーシーが思いもよらない姿になるっていうね。

昌暉 それを見事に演じてた。難しい役をやるよね、スカーレット・ヨハンソンは。

──「ゴースト・イン・ザ・シェル」で彼女が演じた少佐のような“戦う女性”って、皆さんの目にはどう映りますか?

一同 カッコいいですねえ。

柊生 女性のアクションってスマートだし、キレイだからいいよね。僕、ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションとかもすごい好きなんですよ。

──スカーレットの演技で引き込まれたところはありますか?

匠海 僕はラスト近くで、桃井かおりさんと言葉を交わすシーンがすごく印象的でした。少佐の人間味がようやく出たなという感じで。

泉大智

大智 僕はあの(体を反らしながら)ビッ! ビビビビッ!ってなるシーン。体の反り具合がすごかった(笑)。

匠海昌暉龍二柊生 あははは!

匠海 あれはエグかったよね。

大智 怖くなるぐらい反ってたんで(笑)。

昌暉 アクションシーンを見てると、身体能力が半端ないなって思います。

──彼女は撮影に入る1年以上前からアクションのトレーニングを積んでいたらしいですよ。

昌暉 そういえば薄着になったときに背筋が見えたんですけど、もう筋肉がゴリッゴリで。やっぱり体作りに対する気合いが違うんですね。

大塚明夫さんの「少佐」が完全にスネークでカッコよかった(匠海)

──皆さんに観ていただいた「ゴースト・イン・ザ・シェル」吹替版では、押井守監督版の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などに参加したキャストが、同じ役を担当されています。田中敦子さんが少佐、大塚明夫さんがバトー、山寺宏一さんがトグサの吹替を演じられました。

昌暉 それって、アニメ版のファンにとっては絶対うれしいですよね。観てない僕からしても豪華な声優さんたちだなと。

北村匠海

匠海 僕は基本的に字幕派なので、久々に吹替で鑑賞したんですが、入り込みやすかったです。

──字幕を追わなくてもいいので、世界観にスッと入っていけますよね。山寺さんの声には気付かれました?

一同 気付きました!

柊生 山ちゃんだ!って思って、ちょっとフフってなっちゃいました。

匠海 バトー役の大塚さんは「メタルギアソリッド」のスネークですよね。(渋い声で)「少佐」っていうのが完全にスネークだった! カッコよかったです。

ビートたけしさんと桃井かおりさんの存在感が半端ない(匠海)

匠海 この映画にはビートたけしさんと桃井かおりさん、2人の日本人が出てくるじゃないですか。普通、ハリウッド映画で日本人が出てきてもあまり目立たないけど、お二人は存在感が半端なくて。桃井さんが出てきたときは「キター!」って鳥肌が立ちました。桃井さんとスカーレット・ヨハンソンが出会うシーンは、やっと一息つける場面でもあるし、安心感があって。

柊生 あそこだけテイストが少し違ったよね。日本映画っぽくて、ハリウッドらしくない感じが逆によかった。

──公安9課を率いる荒巻大輔を演じた、たけしさんはいかがでしたか?

「ゴースト・イン・ザ・シェル」より、ビートたけし演じる荒巻大輔(右)。

一同 めちゃめちゃカッコよかった! すごかった!

匠海 終わった瞬間、メンバー5人で口をそろえて言ったのが、「キツネを殺すのにウサギを寄越すんじゃない」って荒巻のセリフ。あれはカッコいい!って。

柊生 あのセリフ、ヤバいでしょ。僕、つい先日まで「龍が如く」(※ゲーム「龍が如く6 命の詩。」)をやってたんですよ。

──あのゲームにも、たけしさんが出てらっしゃいますよね。

柊生 そうなんですよ。その流れでこの映画を観たから、もう「龍が如く」にしか見えなかった。銃の撃ち方とかセリフ回しとか。

昌暉 僕の好きな「アウトレイジ」の雰囲気もありました。

龍二 敵に対して情けのない、冷酷な感じが出てたもんね。

橘柊生

柊生 たけしさんがそのセリフを言ったあとに、倒した相手に薬莢をパラパラってかけるシーンが好き。カッコいいよ!

大智 ハリウッドで活躍してるスカーレット・ヨハンソンの上司役で出てきても、全然違和感がないし。どんと構えてる感じがあって、世界に誇れる日本人だなって改めて思いました。

龍二 あと髪型、めっちゃ特殊だよね? 「鉄拳」みたいだったよね(※ゲーム「鉄拳」のキャラクター・三島平八)。でも、違和感はなかった。

柊生 いろいろなキャラクターが出てきたけど、荒巻が一番印象に残りましたね。きちんとボス感が漂っていて、いるのといないのとでは全然違う作品になっていただろうなと。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」特集
映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」2017年4月7日全国公開
映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」
ストーリー

電脳技術が発達し、人々が義体(サイボーグ)化を選ぶようになった近未来。脳以外は全身義体の“少佐”が率いるエリート捜査部隊は、ハンカ・ロボティックス社の推し進めるサイバーテクノロジーを狙うテロ組織と対峙する。上司の荒巻大輔や片腕的存在のバトーと協力し、捜査を進めていく少佐。やがて事件は少佐の脳にわずかに残された過去の記憶へとつながり、彼女の存在を揺るがす事態に発展していく。

スタッフ / キャスト

監督:ルパート・サンダース

原作:士郎正宗「攻殻機動隊」

出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット、ピルウ・アスベック、桃井かおりほか

DISH//(ディッシュ)

楽器を演奏しながら歌って踊る5人組ダンスロックバンド。2011年12月に北村匠海、矢部昌暉、小林龍二、橘柊生の4人で結成され、2012年6月に1stシングル「It's alright!」でCDデビュー。2013年6月にシングル「I Can Hear」でソニー・ミュージックレコーズよりメジャーデビューを果たす。2015年から2017年にかけて毎年元日に東京・日本武道館で単独ライブを行い、2017年の公演にて元カスタマイZの泉大智が加入した。ニューシングル「JK//」が配信中。ドラマ「釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助」の主題歌「I'm FISH//」が6月7日にリリースされる。各メンバーは俳優としても活躍しており、「ディストラクション・ベイビーズ」やドラマ「仰げば尊し」などに出演した北村は、7月28日に「君の膵臓をたべたい」、秋に「恋と嘘」の公開を控えている。また橘はラジオ番組「Nutty Radio Show THE魂」の火曜日の放送に、小林はtvk「関内デビル」にレギュラー出演中。

DISH//「JK//」
DISH// ニューシングル「JK//」2017年3月29日発売 / Sony Music Records
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