映画ナタリー Power Push - 「バクマン。」

番外編 佐藤健×神木隆之介 編集部へ“持ち込み”体験! “努力の日”キャンペーン

大場つぐみ、小畑健によるコミックを実写化した「バクマン。」は、2人の高校生がマンガを共作し、週刊少年ジャンプでの連載を目指して突っ走る文化系青春映画。「モテキ」の大根仁が監督を務め、佐藤健と神木隆之介が主人公の最高と秋人を抜群のコンビネーションで演じた。

ナタリーでは、キャストや原作、音楽などさまざまな角度から「バクマン。」の魅力を紐解く特集を展開する。今回は番外編として、主演の2人がナタリー編集部を訪問。本作の三大テーマである“友情・努力・勝利”のうち、“努力”を象徴する企画として、劇中でジャンプ編集部に原稿を持ち込む最高と秋人さながらに編集部へチラシや資料を持ち込むというキャンペーンを行った。

取材・文 / 浅見みなほ 撮影 / 清本千尋

弊社ナターシャのナタリー編集部に到着した神木隆之介(左)と佐藤健(右)。

“友情・努力・勝利”がテーマの映画「バクマン。」主演の佐藤健と神木隆之介。9月23日に行われた“友情イベント”(参照:「バクマン。」佐藤&神木が固い絆見せつける「今の僕たちは誰にも止められない」)に引き続き、この日は“努力キャンペーン”を実施した。その内容は、劇中で主人公の最高と秋人がジャンプ編集部に原稿を持ち込んだように、ニュースサイトの編集部に初日舞台挨拶のリリース(マスコミ向け資料)とチラシを持ち込むというものだ。すでに2つの編集部を回った2人は、最後にナタリー編集部へ到着した。

劇中で最高と秋人が使っている持ち込み用バッグを持ってきたと話す神木隆之介。

「失礼します! お邪魔します!」という元気な声とともに神木と佐藤が編集部に足を踏み入れると、大きな拍手が出迎える。神木は「はじめまして! 映画『バクマン。』という作品に出演させていただいております、神木と佐藤でございます。今日はよろしくお願いします!」と、佐藤は「誠に勝手ながら、チラシを配らせていただきます」と挨拶し、2人はさらに編集部の中へ進む。

編集部員にチラシを手渡す佐藤健。

「映画『バクマン。』ぜひ観てください!」「10月3日公開です!」と編集部の1人ひとりと握手を交わしながらチラシを配っていく2人。「もうチラシもらいました? まだもらってない方いませんか?」と、オフィス中くまなくキャンペーン活動を行った。しかし途中、編集部員のデスクに置かれたコミックを見て、神木が「あっ『サムライせんせい』だ!」と足を止めてしまうほほえましい場面も。

コミックナタリーのマンガ棚で記念撮影する佐藤健(左)と神木隆之介(右)。

コミックナタリー編集部の巨大なマンガ棚を見た佐藤は「すごくたくさんマンガがありますね。ジャンプ編集部みたい……」と唖然。「(棚を)めっちゃ見たい!」というマンガ好き・神木のリクエストに応えて奥に案内すると、2人も表紙に登場している9月28日発売のジャンプ44号を発見した神木が「あっ! そっか、今週のジャンプ早く買わなきゃ! オレ、先週のは2冊持ってるんだよね」とニッコリ。

デロリアンのフィギュアとジャン・クロード=ヴァン・ダムのフィギュア。

神木はその後も「あっデロリアンのフィギュアですね! 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の!」「(ジャン=クロード・ヴァン・ダムのフィギュアを見て)めっちゃ開脚してる!」と目に映るすべてのものに興味津々。そして大きく「童貞」と描かれた絵を見つけた佐藤は、「あっあの絵……俺らのテーマのやつじゃん(笑)」と、2人が高校生役を演じることについて監督・大根仁がこぼした「佐藤が童貞に見えるか心配だった」という言葉を振り返る(参照:「バクマン。」イベントで神木が“山田孝之式筋トレ”披露、佐藤は童貞演技に苦戦)。

映画ナタリー編集長に挨拶する佐藤健と神木隆之介。

そして2人は映画ナタリー編集長のデスクに到着した。「今日は突然お邪魔してすみません……」と恐縮しながら、佐藤がチラシを手渡し、神木は「今日はですね、リリースっていうんですかね? 僕も今日初めて見たんですけど、資料を持ってきました!」と売り込み開始。「あとはぜひポスターを! サインも入れました!」「……と、ですね! 非売品のプレス用資料です。中身もマンガみたいな形式で、凝った作りになっているので、よろしくお願いします!」と次々に手渡していく。編集長が「ありがとうございます。ポスターも貼らせていただきますね」とすべて受け取り、2人の本日の任務は無事終了した。

Contents Index

作品解説&キャラクター紹介
大根仁×佐藤健×神木隆之介
小畑健×大根仁
番外編 佐藤健×神木隆之介 “持ち込み”体験記
山口一郎(サカナクション)×大根仁
新井浩文、ジャンプ編集部へ

About the Movie

「バクマン。」

「バクマン。」2015年10月3日より全国東宝系にて公開

スタッフ

監督・脚本:大根仁
原作:大場つぐみ、小畑健
主題歌:サカナクション「新宝島」

キャスト

真城最高:佐藤健
高木秋人:神木隆之介
新妻エイジ:染谷将太
亜豆美保:小松菜奈
福田真太:桐谷健太
平丸一也:新井浩文
中井巧朗:皆川猿時
服部哲:山田孝之
川口たろう:宮藤官九郎
佐々木編集長:リリー・フランキー

Profile

佐藤健(サトウタケル)

1989年3月21日、埼玉県生まれ。2007年、特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で初主演を飾り、その後「Q10」「ビター・ブラッド」などのテレビドラマや、「リアル~完全なる首長竜の日~」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」などの映画に出演。緋村剣心を演じた「るろうに剣心」シリーズの3作目「るろうに剣心 伝説の最期編」で第9回アジア・フィルム・アワード主演男優賞にノミネートを果たす。2015年春に放送されたドラマ「天皇の料理番」でも主演を務めた。2016年には「世界から猫が消えたなら」の公開が控える。

神木隆之介(カミキリュウノスケ)

1993年5月19日、埼玉県生まれ。幼少期より俳優活動をスタートし、2005年に主演作「妖怪大戦争」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「11人もいる!」「家族ゲーム」などテレビドラマで活躍する一方、「劇場版 SPEC~天~」「桐島、部活やめるってよ」「るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編」「脳内ポイズンベリー」などに出演。待機作は2016年2月6日公開「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」、2016年公開「太陽」ほか。書籍「神木隆之介のMaster's Café 達人たちの夢の叶えかた」が発売中。

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2015年10月9日更新